葉月の風景(「台風一過」) | かわせみ~四渓連~

かわせみ~四渓連~

四国の名山と渓谷と近郊の花鳥風月との語らい。
日記と日課の歩行管理も兼ねています。

 

 

 

 

 

 

遅い・大きい・強い。
招かざる客、三つの要件を備えた「大型で強い台風」もいず
こへか去った。
渓流の釣り人にとっては、残された期間は少ない。
あと40日ばかりで、「禁漁日」がやってくる。
▲濁流が収まるのを待って、馴染みのホームリバーの岸辺に立
った。
いつもはさらさらと静かに流れる清流は、豪雨による増水が
あると一気に変貌する。
濁流が渦巻き、周囲の砂岩を一挙に押し流す。
▲その結果、流れのルートを変えたり、土砂が堆積したりして
渓相を変える。
今回もそうだった。
だが、美々しく装った「アマゴ」の住むポイントは経験則に
よって分かる。
▲人が好む住宅環境があるように、彼ら、彼女らも好む棲息地
がある。
いつものように、渓流の神様に一礼し遡行を始めた。
足音を忍ばせ、姿を隠し釣り糸を垂れる。
全てを忘れさせてくれる自然界での憩いのひととき。
今日の歩行数 8,161 歩。キロ数にして約 5.4 。