文月の風景(第46番札所「浄瑠璃寺」) | かわせみ~四渓連~

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四国の名山と渓谷と近郊の花鳥風月との語らい。
日記と日課の歩行管理も兼ねています。

 

 

 

 

 

 

   「永き日や 衛門三郎 浄瑠理(璃)寺」<正岡 子規>
同行二人。
弘法大師が開いた祈りの道。
四国霊場八十八カ所。
そのうちの一つ、第46番札所「浄瑠璃寺」。
▲機会があって、その入り口に立った。
この寺には寺門がなく、代わって「四国霊場第四十六番札所
 医王山 浄瑠璃寺」の文字を刻んだ石碑と俳聖子規の句碑
が建つ。
ご夫婦と思われる白装束姿の二人が先を行く。
▲格別の信仰心があるわけではないが、境内内にある静寂の空
間と、祈りをささげる人々の読経の姿に惹かれる。
目の前の石段を登れば、右手に「鐘楼堂」が建ち、さらに進
めば、樹齢が千年を超えるという天然記念物の「息吹柏槙」
が聳え立つ。
▲さらに前に進めば、樹海に覆われた「本堂」が現れた。
焼失した伽藍が江戸時代中期の天明5年(1785)に再建
されたものであるという。
その右には「大師堂」が並び建ち、「経塚」も見えた。
そのあとは、蓮の花が咲く裏庭の弁天池へと向かう。
今日の歩行数 8,563 歩。キロ数にして約 5.7 。