ルーシー | 「ゴクラク映画感」                 こてこて大阪弁のお笑い映画評

「ゴクラク映画感」                 こてこて大阪弁のお笑い映画評

ハッキリ言って、数ある映画評の中では一番笑えます!
こてこて大阪弁の本音で、映画をズバズバと こきおろし、ほめちぎる。
雲谷斎の☆採点、ボケとツッコミが爆発するお笑い映画評ですよ~。

 ∴‥∵‥∴‥∵‥∴☆ 雲谷斎のお笑い映画評 ☆∵‥∴‥∵‥∴‥∵

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ルーシー

                ★★☆☆☆☆☆☆☆☆

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【ストーリー】


ルーシーは、台北でマフィアに腹へ密輸のヤクを埋め込まれてまう。
そやけどヤクが漏れて頭がカキーンとなって、普通の人間やったら
10%しか使ぉてない脳が出力100%に進化していきよるんや。
ほたらこの姉ちゃん、どえらい超人になっていきよる。





【雲谷斎感想】


大昔に『ルーシー・ショー』っちゅうコメディドラマをテレビで
やっとって、めちゃくちゃオモロかったんや。
ルシール・ボール主演のやつで一世を風靡したもんや。


同じルーシーやけど、なんじゃいこの映画は。
監督がリュック・ベッソンやから多少は期待しとってんけど、
まぁスベりまくりの大こけ映画やないかい。


初めっからギャング役で、韓国か中国か知らんけど
安もんの役者がぞろぞろと出てきやがった時から、こらあかんと
わしゃ見放したね。


わしは見抜いたど! 監督、たぶんプロデューサーとでもモメ
よったんやろと思うぐらい、映像にやる気がない。
34回洗濯した古パンツのゴムみたいにダレまくりや。


おまけに、あれ、見たことあるぞのシーンがあちこちに満載や。
これ、やる気無くした監督が厭味でワザとやっとるんちゃうか。


まずはトップシーンの類人猿や。
見るからにちゃっちぃ猿は2001年宇宙の旅の出だしと一緒やんけ。
どうせやったらモラリスでも立たせといたらどや。


ルーシー姉ちゃんの脳が100%活用に近なっていく時の進化の
イメージもこれまった2001年宇宙の旅の時空突入とイッショ。
監督お得意のカーアクションは「TAXI」でお馴染みや。


極めつきはルーシー姉ちゃんと猿の人差し指ピコ~ンや。
おいおい、キミキミ、それはETの名シーンではござらぬか。

だいたいやなぁ、人間は脳の10%しか使ぉてへんはええけど、
それが30になり、50から90へと突撃進化した時の超能力
イメージは脳10%しか使ぉてへん監督には無理でっしゃろ。


もうとにかく一から十まですべてが陳腐でボロボロや。
脳100%超人ちゅうんやったら、見たこともない映像にせんかい。
人間タイムマシンにしてどないすんねん。


とにかくダルぅて、アホみたいで、何のインパクトもないわ。
それ以上に最初から最後まで安もんアジア系役者がうろちょろ
するのが目障りでしゃーなかった。


宣伝文句と予告編に騙されたらあきまへんでぇ。


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【2014年8月29日公開/アクション/製作:フランス/配給:東宝東和】
●監督:リュック・ベッソン 「ニキータ」「TAXI」
●出演:スカーレット・ヨハンソン/モーガン・フリーマン
■公式サイト http://lucymovie.jp/

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