【直前公開】マイルチャンピオンシップの統計データ分析予想 | ワインとREDSと競馬の日々★統計データ分析予想の世界!

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晴れ



【京都11Rマイルチャンピオンシップ】

◎15ダークシャドウ
○13ダノンシャーク
▲04ダイワマッジョーレ
☆17マイネルイサベル
△12クラレント
△02サダムパテック
△01コパノリチャード

*推奨馬券は、ワイド13-15を12000円+三連単◎○二頭軸ながし30点×100円になります。

 統計データ分析の3着以内条件をクリアしている馬は、上記の7頭に加えてドナウブルーの8頭になります。近年の日本におけるマイル部門のレベル低下を象徴するかのように、今年はかつてないほどの大混戦模様を呈しております。本来であれば中距離G1戦線で活躍できる馬の参戦もあり、このような統計データ分析結果の例外馬が飛んでくる可能性が通常の重賞よりも高いと判断しました。よって勝負馬券はワイド1点とします。
 現在の日本競馬におけいては、チャンピオンディスタンス(2000m~2400m)とスプリントディスタンス(1200m)では世界的にも通用するハイレベルな競走馬が存在しますが、マイル戦線には不在です。結果、安田記念では本来はスプリンターであるロードカナロアが、昨年のマイルCSでは2000m前後でベストパフォーマンスをあげてきたサダムパテックが優勝しています。さらに、スワンSではG3重賞を1勝していただけの三歳馬が楽勝の逃げ切りを決め、富士SではG3重賞で惨敗が続き終わったかと思われたリアルインパクトが2着に粘りこんでいます。まさに確固たる主役が不在のマイル戦線と言えるでしょう。
 マイル戦線における重賞ごとの着順比較からは、○ダノンシャークの安定感が見て取れます。ただ、今年に入ってからルメール→デムーロ→内田博と言った本当に追えるジョッキーで好成績を上げてきただけに、今回の福永への乗り替わりは少しマイナスになると考えられます。この秋のG1シリーズにおける福永の結果を考えればそれほどの心配はないかもしれませんが、ここは◎に近い二番手評価とします。
 一連のマイル戦線で○以上の成績を上げた馬は出走しませんので、必然的に◎は別路線組=毎日王冠・天皇賞秋から参戦してくる中距離タイプとなります。統計データ的にも、前走=天皇賞秋or毎日王冠だった馬がマイルCSに出走した時の成績は5-5-1-20と上々なものがあります。さらに、この3着以内に来た11頭のうち9頭には芝2000mのG1重賞(天皇賞秋or皐月賞or秋華賞)で連対実績がありました。ちなみに、残りの2頭は2005年優勝のハットトリックと2008年2着のスーパーホーネット(前年の2着馬)になります。
今年の出走馬でこの条件に該当する馬は、◎ダークシャドウ(2011年天皇賞秋2着)のみとなっています。◎に近い条件であるクラレントとトーセンラーは、1600m~2400mのG1重賞に対象を広げても連対実績がありません。人気はありませんがここは思い切ってこの馬から勝負します。鞍上をムーアに強化できたこと、レコード決着だった一昨年の秋天で僅差の勝負をしスピード競馬を克服したことも、マイル実績のないこの馬をプッシュする材料となっています。
 最後に一発があればと言うことで☆マイネルイサベルを取り上げます。ここ10年間で3着以内を確保した牝馬は、昨年のドナウブルーなど8頭を数えます。この8頭の共通点は、『1600m~2000mのG1重賞勝っていた』or『その年に重賞優勝+マイルG1重賞で3着以内実績があった』と言うことになります。今年、この条件に該当するのがマイネルイサベルになります。人気はありませんが、コパノリチャードの逃げをカレンブラックヒルが突く展開になれば、待機策に徹するこの馬のイン強襲があっても不思議ではありません。一方、ドナウブルーはこの条件に該当していないので、3着以内条件はクリアしているものの馬券対象から外しています。