斎藤一人さんによると、夫婦とは、一番嫌なことをする人、なのだそうである。

 

世界で一番相性が悪いもの同士が出会った瞬間、カチッとスイッチが入るそうで、斎藤さんはそのスイッチのことを「気の迷い」と呼んでおられる。

 

気の迷いスイッチが入ると、脳から特殊なホルモンが出るそうで、

このホルモンが出ると、脳が一時的に錯乱してしまうそうだ。

 

そしてさらに不思議というか厄介なことに、このホルモンは、相手が変な人であればあるほど分泌量が増えるそうな。

 

      

 

だから周りがあの人は変な人だと忠告するにも関わらず、結婚してしまったりする。

 

そして無制限一本勝負が始まる。

 

ウェディングベル🔔はゴングの開始。

 

なぜなら、結婚すると、このホルモンは少しずつ減りだすからだ。

 

すると目が覚めて、相性の悪い人と一緒になってしまったことに気がつく。

 

私が主人を好きになった時もちょうどそんな感じで、斎藤さんが「ヘナモン」と呼んでおられる特殊なホルモンが、恐らく大量に出たのでしょう。

 

結婚して少しずつ減りだすとはいっても、私の場合なかなか減りませんでした。

 

よっぽど大量に出たのでしょう。

 

私は主人が大好きでした。

 

3年前までは。

 

3年前に何があったのか、そう障がい者のグループホームを作ったのです。

 

あれを境に、私は主人が大嫌いになりました。

 

障害福祉の仕事がみんなのようにできなかったことを、次男嫁のせいにして、いまだに次男嫁を目の敵のようにして毛嫌いしている主人は大嫌いです。

 

障がいを持って生まれた次男が、宝物のように大切にしている嫁のことをそんな目でしか見られない主人には、軽蔑にも似た気持ちがあります。

 

おそらくいきなりこうなったのではなく、もともとそんな人だったのでしょう。

 

見抜けなかったのは、ヘナモンが大量に出過ぎたからなのかわかりません笑

 

本当なら離婚していてもおかしくないです。

 

しかし主人は私に、4人もの素晴らしい子供たちを授けてくれました。

 

みな明るく素直で仲良しで、親孝行な子たちです。

 

そして何より、私と学会とを結びつけてくれました。

 

この恩は何にも代え難いものがあります。

 

他の人と結婚していれば、私は一生信心できないまま毎日を過ごしていたでしょう。

 

なので、大嫌いではありますが、結婚したことを後悔したことは一度もありません。

 

それどころか大変感謝しています。

 

大嫌いと感謝という、相反する感情が同居しています笑

 

そしてまたこれが五分の試合ならともかく、感謝の方が圧倒的に強く、ほとんど一本勝ちの状態、、、

 

なので将来、たとえ介護することになっても、母の時と同じように最後までやり遂げようと思います。

 

私にとっては主人は大恩人ですから。