妹とケンカしてしまいました。

 

妹は、発達障害の一つ、たぶんアスペルガー。

 

診断を受けたわけではないが、特徴にことごとく当てはまっている。

 

行動がパターン化されており、応用がきかない。

 

どうしてこうなったのと聞かれると、その奥に相手が怒っているという行間が読めないので、○○だから○○しました、と説明する。

 

相手がいよいよ怒ると、逆に爆発される。

 

地雷を踏むのがこわいので、相手もあきらめて何も言わなくなる。

 

ますます、改善されたり学習する機会がなくなる。

 

いっしょに母の介護もしたかったが、もうあきらめた。

 

情報を共有し合うということがムリなので、いろいろ工夫もしたが、

機嫌をそこねるだけで、とうとうケンカになってしまった。

 

長男は、「あの人は介護に来ているわけではないから。

お客さんとしてきているだけだから、そういう目で見ると腹も立たないでしょ」と言う。

 

そう言われるとそうだが、腹が立つのは父で、妹が来ているときに母が食べ物をもどすと、うろたえてこっちに電話をしてくる。

 

「ちょっと早よ来てくれ!」

 

今、妹がいるんじゃないの、と言うと、「そやけど来てくれ、、、」

 

、、、、、はああああ、、、、、、

 

いっそ一人っ子の方がよかったよ、と思うこともある。

 

しかし、縁あって姉妹になったのだからと思うと、このまま人生の最後までこんな関係でいくのも複雑な思いだ。

 

 

長男は、自分が変われば相手も変わる、と信心もしていないのに偉そうなことを言う。

 

向こうから変わることは0%なんだから、あなたが変わる以外にない、と幹部みたいなことを言う。

 

そう言えば、帰っていく妹の後ろ姿を見ていると、とぼとぼと下を向いて歩いていて、なんだか一瞬哀れに思えた。

 

なんでわからないのだろう、と私はいつも妹に対していらだちを感じていて、それが表情にも出ていたと思うが、妹からしたら、なんで怒られているのかわからないのだと思う。

 

アスペルガーの人の頭の中には事実だけがあって、そこに感情やら気持ちやら思いやりなどが全くないか、あっても少ししかない。

 

相手がどんな思いでいるか、想像することが難しいのである。

 

 

知的障がいは、次男夫婦でだいぶん学ばせてもらった。

 

先月出ていってくれたAさんで、さらに痛いほど学ばせていただきました。

 

入れ替わりに入ってきた次男嫁の弟で、今度は精神障がいを学ばせていただいています。

 

母では認知症を、もうええってというほど学ばせていただきました。

 

そしてまだ、妹で発達障がいまで学ぶのですか、、、?

 

欲ばりすぎです。

 

こんなに勉強しなくてもよかったです、、、笑

 

妹のことは腹をくくるか、距離をとるか。

 

その日その日で心は揺らいでいる。

 

全部乗り越えてきたのだから、大丈夫だという確信はあるが、現実はしんどい。

 

しんどいが、母が癒してくれるのだから不思議だ。

 

 

昨晩、長男が母に昭和末期の頃のタイガーマスク🐯のプロレス動画を見せたら、なんと大興奮。

 

      

 

 

 

終わる頃には、やられた人がかわいそうだと、涙を流していたそう。

 

むちゃくちゃやわ〜‼️と。

 

感情豊かな認知症歴10年選手に癒されて、今度は発達障がいの山を克服しようか。

 

障がい関係のプロになります、どんな障がいもご相談に応じます、て誓ってきたのかなあ。

 

本音はいやなんですけど、いやをいやで終わらせるのも悔しいので、そのいやだという気持ちに向かって、どんな結果が出るか楽しみに、今からお題目をあげて挑戦します。