夢路。 | ciel-bleu

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自己満足のブログ

先週、来年の大劇場公演が一気に発表され
色んな感想であふれたけど私はどれも楽しみ

星組にぴったりのインド映画原作の「RRR」も
花組、月組のオリジナル作品も
宙組の和物ショーと「FF」という組み合わせも
そして、初観劇となる雪組「ベルばら」も

4年ぶりとなるタカスペが半年後にはまたあるし
10年に一度開催の大運動会も
来年こそすべての公演が完走できますように

まだ今年も下半期に入ったばかりで
年内の大劇場観劇や別箱等の配信もたくさん
何よりキキさくお披露目公演がこれからで
ホントずっとワクワクしてる

まずは、この連休中に花組観劇と
雪組千秋楽を配信で見ました。

花組れいまどになってからは4作品目にして
初日本物とレビューの2本立て
演目が発表されてからずっと日本物でも「鴛鴦歌合戦」は
花組が演るイメージではないなと思ってたけど
実際に観ても何で花組?っつーか、何で宝塚でこれを?
という気持ち、話は面白かったけど…

「GRAND MIRAGE!」はいい意味で裏切られとても楽しかった
紫陽花のモチーフやとても美しい色合いのお衣装での
華やかなプロローグは岡田先生のレビューという感じで
そこからバリエーション豊かな場面が続き
特に軍服柚香さんと砂漠の中のオアシスを感じさせる
オリエンタルなお腹だし衣装のまどかちゃんとの場面は
ストーリー性があって、曲もぴったりで素敵だった

ただ、希波らいとくんの休演が本当に残念
お芝居の三吉は代役の天城れいんくんが
とても可愛らしい丁稚を演じていて
高身長のらいとくんの三吉が想像できないくらい
星空美咲ちゃんのおとみとの掛け合いも楽しかったけど
ショーは4番手以下がいないのがにわかにも寂しく映るくらいで
特に翌日見た雪組配信で華世京くんがしっかりポジションを
固めていたのでらただただらいとくんの活躍を観たかったなという気持ち
(東京復帰しても大楽配信宙組と被って見れない…)

観たのは7/15(土)阪急貸切公演
久しぶりのセンブロで友達も喜んでくれて良かった
あと4年ぶりに達つかささんによる進行や
幕間のサイン色紙抽選会が復活
先月の星組は2階席でオケピの蓋が取り払われてるのが見えたし
改札内の飲食も解禁でこの懐かしい感じがうれしい

あとうれしかったのはショーでも紫門ゆりやさんの
ポジションをしっかり見れたこと
真風さんのサヨナラショーでもすっしーさん達が着られた
シトラスの衣装をゆりさん中心の場面でまた見られて
お芝居では渋い大老のお役だったけど
元々の雰囲気や柔らかい笑顔がこのショーにぴったりだなと
次期副組長になられる次作以降も楽しみ

最後は柚香さんのご挨拶
そして、恒例の幕が降りる中腰を折ってのお手振り
今まで見た中で一番長く振り振りする手が見えてて
サービス精神旺盛な柚香さんのおかげで楽しくムラを後に
大楽は見れないのでムラ楽配信を楽しみにしてます。

翌7/16(日)は雪組千秋楽をライブ配信で見ました。
全組ムラ観劇からの大楽配信が通常パターン
配信でしっかり表情も確認できることで
よりストーリーを理解できたりするけど
5/3以来の「Lilacの夢路」は珍しく集中できなかった

脚本についてはムラ初日から色々言われてて
観劇時、私も引っ掛かる部分はあったけど
オペラでたくさんの人を追うことに集中してて
でも、配信はそういうワケにはいかず

時代を作るスピード=鉄道と歌い
最後、下が詰まってるから結婚にもスピードが大事と
掛けるハッピーエンド過ぎる結末にする為に
すべて「強引に」力業で進めたのかな

どうしても気になるのは女性の社会での在り方も
問題定義してるのにエリーゼの変わり身の早さに
驚いたし←音楽家になる夢はどうした?才能がいくつもあるのはいいことだけど
ディートリンデの行動は安直すぎて
同じ女性として何かモヤモヤするというか
ハピエン良かった!とはならなかった

ショー「ジュエル・ド・パリ!!」は配信でも楽しかった
あーさ、そらくん他画家さん達による銀橋での幕開きから
大階段での女神な咲さんが紳士へと変身し
さぁ、プロローグかと思ったらロケットという変則始まり

ムラでは初舞台生のお披露目
そして、東宝は娘役さんばかりでしたよね?
センターは音彩唯ちゃん
お芝居の夢人から一転黄色の衣装がとっても可愛らしかったし
どの場面でも目を惹くし一番はエトワールで、もう圧巻!
2組連続で見たことで雪がこれぞエトというメロディだった分
花のメロディが少し盛り上がりに欠けた気がした

その後、夢白あやちゃんが男役を率いて出てきて
他にもあやちゃんセンターの場面が意外と多かった印象
軽快なあーさの場面ではお芝居と同じく
白峰ゆりちゃんと星加梨杏くんカップルが見られた
そらくんのお腹だし衣装の場面は全ツでは誰がするんだろ?
そして、宮廷衣装の咲あやは「ベルばら」が決まって見ると
フェルゼンとマリーアントワネットのよう

中詰め「すみれの花咲く頃」の最後でしたっけ?
銀橋の咲あさそらで「一、十、百、千、千秋楽!」
後半も縣千くん始め若手ピックアップ
黒ドレスの美穂圭子さんと退団者による荘厳な場面
一転ロック調になった黒白の場面
路線以外の男役も娘役の衣装で大カンカン
フィナーレは大階段に凱旋門のモチーフがあり
緩急ある構成で楽しかった

退団者は7名、下級生が半分
かりあんの薄紫に着色されたようなカラーと
ライラック?の横持ちスタイルの花束が素敵だった
ご挨拶はみなさま晴れやかに

咲さんのご挨拶で「お芝居では人の光と闇を
ショーでは光=お客様、幸せになっていただきたい」
「新たな夢路を紡いでいきたい」
「この空間が愛であり夢であり希望」
「少し強引に、少しスピードアップして、丁寧に」
とお芝居でのセリフを混ぜつつ話され
雪組恒例の「どっせい」はなく最後幕前に咲さんが出て来られて
「幸せだなぁ〜って…1日終わってました」

咲さんと柚香さんが伝えたいことって似てると感じてて
どのトップさんも観に来られる人に対しての感謝を口にされるけど
お二人は伝え方のニュアンスが同じというか
言葉にできないもどかしさも素直に表現されてて
いつも温かい気持ちにしてくれて好きです。

次の楽配信は星組の順番だけど
花組大楽が見られないので星組の前に花ムラ楽配信を
厳しい暑さの中、これ以上休演者が出ることなく完走できますように。