以前、ALSの事で妻と約束した事があります。
この約束は、24年経った今もお互いハッキリ覚えています。
そして、今も守られています!

当時、妻は「この介護生活は長くなる」と覚悟を決めて、僕にこう言いました。
「ねぇ、私は、これから病人を守るように優しくした方がいい? それとも今まで通りがいい?」と。

僕は即座に「今まで通りがいい」と返事をしました。
そしたら「わかった(^-^)」と、ニッコリ笑っていましたね。

妻は、僕がどんな返事をするのかを分かっていたと思います。
でも、一応確認したかったのでしょう!

僕が、そんな「やわな男」じゃない事は妻も知っていますし、そういう環境の中で育っていないことも知っています。

僕はその時から「妻と子供達に諦めない生き様を見せてやる」と、思っていました。

その頃の写真です。
すでに首から下は自由を奪われて全介助の状態でしたが、ヘラヘラ笑っています。


この時は、妻がキッカケを作ってくれましたが、このように「これからの生活スタイルをどうするのか?」と、決めると、目指す所がブレなくて良いですね!

 

自己紹介

ALS生活30年の会社経営者です。皆さんからゲンゾウさんと呼ばれています。
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