色々な思い入れがあります。「ここまでするか!」と、メーカーが驚くほど、僕に合わせた設定、連日、微調整を重ねて、僕好みになるまで3カ月掛かりました。

その結果、全く違和感がない異次元の人工呼吸器になったのです。つまり、命を維持する人工呼吸器ではなく、生活が出来る人工呼吸器へとガラリと様変わりしました。

社会復帰が出来たのは、この人工呼吸器と出会ったからです。ほかにも自発呼吸の機能が改善したのも、食事が楽に食べられるようになったのも、生活の中で、人工呼吸器をつけていることを忘れるくらい僕の体と一体化したのも、この人工呼吸器の良い所を最大限に引き出す設定にしたからです。

好きでしたが、製造中止になったので、お礼を言ってお返ししました。
長い間、お世話になりました。