25年前にALSを発症、現在は再起しています。

ALSは難しい病ですが、僕が応援している人は、呼吸器をつけて復帰を目指す患者と、その家族と支援者です。

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ALSになったからといって 病人になる必要はない! 

人工呼吸器をつけたからといって 寝たきりになる必要はない!と僕は考えている。 
 
そんな僕の所に 隣の市から現役の看護師さんが2人研修に来られた。 

2人が僕のことを知っている情報は『人工呼吸器をつけたALS患者』というだけだと 同行していた訪問看護師さんが話していた。ありのままを見て欲しいからって。
 
僕は2人に挨拶をして これからの2時間半 生活者としての暮らしを見てもらおうと思っていたら… この挨拶の所で 喋れない僕がPAの口を使って喋っている事に驚かれていた。
 
この時 超簡単な会話法を説明。その後も 足でパソコンを操作すること 仕事をしていること 病人顔していないこと 周りの人が病人扱いしていないこと 食べて飲んでいること PA達が僕の手足になって動いていること 動けなくても特に不自由していないこと 笑顔が溢れていることなどに驚かれていた。

 

 

 


 
最後に25年の経緯を25分にまとめたビデオを見てもらった。

やはり日頃ALS患者さんに関わっておられるだけあって涙される場面があった。 

その後『支援体制が整うと こんな生活ができるのですか?!と尋ねられた』と訪問看護師さんから報告を受けた。

 
確かに 人工呼吸器をつけて生活者として暮らしていくためには 支援体制は必要条件の1つです!

しかし それが絶対ではないです!と伝えた。

 
やはり生活者として暮らしていくためには 生活者としての考え方と環境を整えることが大切です。

今回の研修が 少しでも役に立つなら嬉しいです。 



 

 

 

 

 

多くの方達に読まれている書籍です。『バイブル』と言う方もいます

20年以上の実践経験を積み上げて来て、『ALSから再起する方法はこれしかない!』と結論を引き出した。

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