学生が実習に来ていたとき

 

突然の

なんと言えばいいのだろう?

 

呼吸器の故障ではない!

 

僕が悪いのではない!

 

このマイナーチェンジした呼吸器が

僕と全く同調しなくなった

 

 

丁度 これからご飯の食べ方を学生に見せようとしていた時だった

 

呼吸器は

とてもハイテクになっているらしいけど

 

感度が良くなっている分 僕と相性がよくない

 

 

先週に続き これで2回目だ

 

この時はメーカーに電話をかけて

メーカーが来るまでに同調した


 

しかし今度は違った

 

 

なかなか同調しない

 

 

こんな時に思う

「自発呼吸を毎日練習して良かった」と

 

この時

学生達は 何があったのだろう?

と直立不動で立っていた

 

そして学生を連れてきた看護師さんは

あれ?どうしたの? 

アラームが鳴りっぱなしだわ と言っていた

 

 

それで僕は

ヘルパーさんに こう言った

「呼吸器を外して」って

 

そしたらヘルパーさんは呼吸器を僕から外して

テストバッグに人工呼吸器を繋いだ

 

 

僕は呼吸器を外してもらったら

楽になった

 

普通は呼吸器を外して楽になるなんて

絶対にあり得ないけど

 

それほど呼吸器に違和感があった

 

それで呼吸器を外したわけ

 

もしこの時

僕に自発呼吸がなかったら

パニック状態になるかも知れない

 

こんな時は

アンビューバッグを使って

手動で肺に空気を送り込むのが正しい対処の仕方だろう

 

しかし僕は

そうしなかった