暇なんで小説かきます←
前かいたやつの修正版的な感じかも←
「アヤノの幸福理論」
「アヤノはお姉ちゃんだから、みんなのことよろしくね」
「・・・うん!!わかった!!お姉ちゃんだから、がんばる!!」
私がお姉ちゃん・・・!
ずっと妹や弟がほしくてほしくて、たまらなかった
だから、私が面倒をみなきゃ!!
「えーと・・・つぼみちゃんと、しゅうくんと、こうちゃん?でいい?」
「・・・・」
・・・・あれ?聞こえなかった?
まぁいいや!!みんなと遊ぼう!!
「みんな、なにして遊ぶ!?」
「・・・・」
あれぇ・・・?
私がテンション高すぎるのかな・・・?
よく見ると、みんなの目は真っ赤にそまっていた
「僕は・・・・化け物、だから・・・」
こうちゃんがボソボソと小さな声で言った
化け物?どうして?
「・・・そんなことないよ」
いつのまにか、私は考えるよりも先に体が動いていた
「真っ赤な色は、主人公の色だから、怯えていなくてもいいんだよ!!」
「・・・・!」
「ね?」
・・・うーん・・・まだダメかぁ・・・
仲良くなりたいなぁ・・・
そうだ!次は・・・
「見てみて!うさぎさん!!」
ものの15秒くらで描いたうさぎ
「・・・?」
あれ!?かわいくないかな!?
「うぅ~ん・・・」
よく見ると少しうさぎには見えないかな・・・?
ま、まぁしょうがない!!私絵下手だし!!
次は・・・
「みんな!積み木で遊ばない?」
「・・・」
うぅ・・・
みんなは何が好きなのかな・・・?
仕方なく私一人で積み木を積んでいく
「どう!?お城だよ~」
「・・・」
り、リアクション0・・・・
うーん・・・
そうだ!!!!
「みんな!!見てて!!」
「?」
ごそごそとタンスをあさる
・・・あった!!
私は赤いマフラーを首にまきつけ、ヒーローのポーズを決めた
「しゃっきーん!!」
どうだ!!効果音までつけたぞ!!
「・・・秘密組織みたい!」
!
やっとしゃべってくれた!!
「じゃあ、秘密組織つくろっか!」
「うん!作りたい!!」
「じゃあ、まずね・・・・」
楽しい毎日は、たんたんとすぎていって
こんな日々が、ずっとずーっと続くんだと思ってた
でも、続かなかった
「おかあ、さ、ん・・・」
お母さんが、事後で亡くなった
どうしてだろう
楽しかった毎日は、こうも簡単に崩れていく
『アヤノは、お姉ちゃんだから、みんなのことよろしくね』
・・・そうだ、私はお姉ちゃんだから。
「私が・・・お母さんのぶんまで頑張るから・・・泣かないで」
自分が泣きそうになるのを、必死にこらえて
「お姉ちゃん・・・」
3人を、ぎゅっと抱きしめた
私が、がんばらなきゃ
「あれ、ドアが開いてる・・・」
お母さんのお葬式から何か月かたったころ
文化祭や、色々終わって、ひと段落ついたころだった
お父さんの、部屋のドアが開いていた
「もう、こんなに散らかして・・・」
あまりにも机が汚かったので、掃除をすることにした
勝手に入っていいのかわからないけど・・・
机の上に置いてあった、やけに分厚い資料
そこには
「・・・・っ!!?」
貴音さんと、遥さんの写真がはってあった
「な、に、これ・・・」
8月15日?
カゲロウデイズ?
実験?
また、壊れていくの?
誰かの幸せを・・・奪うの?
「おとう、さん・・・・・どうして・・・・」
その場で泣き崩れた
どうしたらいいのかなぁ・・・
あれをふせぐには・・・
私には、わからない
こんな大事なときにさえ、頭は働かない
「アヤノ?」
隣の席の、シンタローが話しかけてきた
「え!?なに!?」
「いや・・・ぼーっとしてたから・・・あと、テスト直しやれよ」
あ・・・・
手には、56点のテストが握られていた
「うぅ・・・シンタロー教えて・・・」
「またかよ・・・」
私は、テストの問題も解けない
それなのに、あんな大きな問題を、解けるはずもない
「・・・・シンタローならわかるかな」
「え?なにが?」
ふと、口に出してしまった
「あ!ううん!なにもない!!」
「?」
だめだ、シンタローまで巻き込んだりしちゃ
私が、一人で考えなきゃ・・・
たどり着いた、答は
私が・・・・死ぬこと
8月15日に死ねば、「カゲロウデイズ」に行けるはず
「えへへ・・・やっぱ怖いなぁ・・・」
誰もいない学校の屋上で一人呟く
「カゲロウデイズ」に行って、お母さんを助ければ
お父さんだって、あんな実験やめてくれるはず
「私、こんなことしか思いつかなかったよ・・・シンタロー・・・」
「シンタローは、しっかり生きてね・・・・ごめんね」
100点満点の破れてしまった折鶴と、56点のへっぽこな折鶴をそっと置く
「・・・ばいばい」
「ちゃんと、お姉ちゃんになれたかなぁ・・・・」

