新日本プロレス・オフィシャルスマホ(WEB)サイトの

不定期連載である『‟GK”金沢克彦の新日本プロレス通信』は、

2017年5月からスタートしたのだが、

今回100回目にして初めて全文無料公開されている。

 

              ■写真提供/新日本プロレス

 

普段はビッグマッチの総括を書いているが、

今回は1・4東京ドーム大会の見どころを解説。

 

全10戦(プラス第0試合)のなかから、

注目カード6試合に関して触れてみた。

 

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●第3試合 スペシャルシングルマッチ30分1本勝負

 辻陽太vs上村優也

 

同期による凱旋後、初のシングルマッチ。

 

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●第4試合 スペシャルタッグマッチ30分1本勝負

 海野翔太&清宮海斗vsEVIL&成田蓮

 

H.O.Tと遺恨抗争を展開している海野と清宮がタッグ結成。

新日本の未来とノアの未来を担うヒーローズが、

最悪最凶のヒールユニットとの決着戦に臨む。

 

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●第7試合 IWGPジュニアヘビー級選手権60分1本勝負

 高橋ヒロムvsエル・デスペラード

 

永遠のライバル対決。

1年間、ベルトを守りぬいてきたヒロムからの指名試合。

ちなみに、2年前の1・4東京ドームでの同タイトルマッチでは、

デスぺラードが勝利を収め、王座初防衛に成功している。

 

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●第8試合 IWGP GLOBALヘビー級選手権 初代王者決定3WAYマッチ60分1本勝負

 ウィル・オスプレイvsジョン・モクスリーvsデビッド・フィンレー

 

IWGP US (UK)ヘビー級王者のオスプレイにモクスリーが挑戦表明。

そこに乱入してきたフィンレーがシレイリで両選手をノックアウトし、

さらにハンマーで2本のベルトを粉々に粉砕してのけた。

 

その遺恨から生まれた新設ベルトを懸けての初代王者決定戦。

注目は、2月からAEWをホームとすることが決定しているオスプレイ。

 

ベルトがAEWへと流出してしまのか?

また、今後もオスプレイの新日マット参戦はあるのか?

内容よりも結果に注目。

 

              ■写真提供/新日本プロレス

 

●第9試合 スペシャルシングルマッチ60分1本勝負

 オカダ・カズチカvsブライアン・ダニエルソン

 

AEW×新日本の合同興行である6・25トロント大会、

『禁断の扉』で初の一騎打ちを行なった両選手。

変型YESロックでブライアンが勝利を収めたものの、

試合中に右腕を骨折するアクシデントに見舞われている。

 

また、10・25『AEW DYNAMITE』ではタッグで対戦。

結果はブライアン組の勝利に終わったものの、

終盤、オカダのレインメーカーを食らったブライアンはKO状態。

この一撃で左眼窩底骨折まで負ってしまった。

 

2連勝しながらも、大ダメージを被ったのはブライアン。

そのリベンジを誓ったブライアンからの対戦要求である。

 

新日本プロレスの旧ロス道場でプロレスの基本を学び、

当時、中邑真輔と寝食をともにしていたブライアン。

 

新日本マットではアメリカン・ドラゴンの名でジュニア戦線で活躍し、

その後、ノアマットを経てNXT→WWEへと進出。

WWEの頂点を極めるスーパースターとなったのは周知の通り。

 

新日本育ちのスーパースターによる凱旋試合という見かたもできる。

 

              ■写真提供/新日本プロレス

 

●第10試合 IWGP世界ヘビー級選手権60分1本勝負

 SANADAvs内藤哲也

 

メインイベントは、元ロス・インゴ対決。

過去のシングル対戦成績は、SANADAの2勝1敗となっている。

前哨戦というか舌戦に関しては無口なSANADAに対し、

完璧な論陣を張った内藤の圧勝という感じ。

 

ただし、リングに上がってしまえば言葉は関係ない。

遡れば、2005年11月、後楽園ホールで行なわれた

新日本プロレス公開入門テストで2人は初めて同じリングに上がった。

 

唯一合格したのは内藤で、真田聖也は不合格。

あの日から18年越しの因縁関係も持って

2人は1・4東京ドームのファイナルステージで頂点を争うことになる。

 

内容は、すでに保証付き。

試合後、東京ドームに「デ・ハポーン!」の大合唱が響きわたるか、

あるいは暗転したドームでギフトが見られるのか?

 

壮大なドラマの集大成に期待したい。

 

というわけで、新日本プロレス・オフィシャルスマホ(WEB)サイトにて、

会員ではないかたも全文読めますのでご一読くださいね。

 

なお、最後に『‟GK”金沢克彦が選出する2023新日本プロレス大賞』

を発表していますが、こちらは有料会員の方のみがご覧になれます。

 

あしからず……(笑)。

 

WEBで無料公開!】いったいどうなる?“18年越しの因縁関係”SANADAvs内藤の行方!?

 1.4東京ドーム決戦をコラムで徹底展望!

『“GK”金沢克彦の新日本プロレス通信』