2019年8月に開催された「大人の夏合宿2019@下呂温泉」以来、
4年ぶりに青山学院大学 体育会AGHCの仲間が集合した。
体育会AGHCはひらたく言えばワンダーフォーゲル部なのだが、
来年には創部100周年を迎えるという、長き歴史を誇る。
OBには、ことし7月に亡くなった作家の森村誠一さんがいる。
今回の対象は、1981~1986年度卒部生のメンバー。
私は1983年卒部(卒業は翌84年)となる。
私からみて、この上下6学年はなぜか仲がよいというか、
いまも特別な関係を保ちながら交流が続いている。
おそらくこの時代、もっとも規律が厳しかったであろうこと。
それに反比例するかのように、合宿やトレーニングを離れると、
やりたい放題の青春を謳歌していたからではないのかな?
みんなアラカン世代となって、間違いなくトシをとった。
トシはとったけど、集まればあの頃のテンションが戻ってくるのだ。
ここ4年はコロナ禍の影響から、大人数で温泉地集合とはいかなかった。
そんな状況下、私のひとつ下の代が幹事となって大人の夏合宿を模索するなか、
母校に隣接するアイビーホール青学会館にて日帰り合宿が決定。
9月9日の午後、参加15名と少な目ながら旧交を温めることと相成った。
そのイベント名が、また長いったらありゃしない(笑)。
「大人の個人山行2023@青山キャンパス
~Ya Ya あの時代(ころ)を忘れない~」
もちろん、サザンオールスターズの名曲を文字っている。
この曲が世に出たのは1983年だから、
ちょうど私が大学4年のころだった。
青学出身の桑田圭祐さんらサザンのメンバーが、
青春時代の甘酸っぱいキャンパスライフをしっとりと歌い上げた
いまも色褪せるこのない名曲なのであーる。
やっぱり、時代がもろに被るわけなのだねえ。
当日のプログラムは、まず午後3時から青山キャンパスを出発し、
神宮外苑、絵画館など当時のトレーニングコースを散策する。
当日、私は昼のスターダム後楽園ホール大会に出向いていたから
参加していないのだが、先輩があとから送ってくれた写真を見て唸った。
神宮外苑の並木道は、映画、ドラマで嫌というほど出てくる絶景スポット。
この恋人たちが集うロマンチックストリートを
80年代の私らは汗と泥に塗れながらダッシュしていたのだよなあ。
その先に見えてくるのが、絵画館。
昔から皇居の外周と並ぶ人気ジョギングコースだった。
やっぱりウチらは汗と泥に塗れ、集団で「ファイット~!」と叫びつつ、
集団から遅れると先輩陣から愛のビンタ(!?)をもらいながら走りつづけた。
ここをトレーニングコースとしていたのが、
当時の日本を代表する世界的ランナーである
瀬古利彦さんと増田明美さん。
お2人とも驚くほど速かったよなあ。
と同時に、うるさいウチらの存在は迷惑だったろうなあ(笑)。
で、ワタクシ金沢は午後5時半から開始の一次会から参加。
5年ぶりに会う先輩や、2~3ヵ月前に会ったばかりの仲間などと対面。
だけど、懐かしいとかいうよりもすぐに打ち解けてしまう。
よけいな言葉はいらないのかもしれない。
下の代から順番に近況報告を兼ねて挨拶。
ウチらの代は特殊で男子部員がわずか2名で、女子は4名。
私にとって唯一の男子同期部員の勝木敦志クンは、
現アサヒホールディングス代表取締役社長兼CEOを務めており、
多忙のため不参加なのであった。
だいたい、宴会での盛り上げ役はつねに勝木クンと私が担っている。
だけど、彼が不在だからひとりでやらなきゃいけない。
で、83年卒部組の祥子さん、由賀子さんと並んで挨拶。
完全にトリオ漫才。
ふつうに話しているつもりでも漫才。
適当に打ち切ろうとしたら、
「もっとイケー!」と言われる始末。
ノリ、ツッコミ、完璧だな。
さすが俺の同期だぜ(笑)。
5年ぶりに再会した梅田恵一先輩ともツーショット。
2学年上で一番厳しかったけど、一番可愛がってくれた先輩。
梅田先輩との関係も生涯不変だろう。
締めは、運動部恒例のカレッジソング(※通称カレソン)の大合唱。
そういえば、後輩にあたる中邑真輔もこのカレソンはよく歌っていたという。
二次会は、渋谷駅近くのカラオケ館で、
学年別対抗カラオケ大会。
AI判定で得点が決まる。
オイらの歌、2回連続打ち切りにされた。
血も涙もないAI判定に怒り心頭(笑)。
だけど、なぜかウチらの代が優勝し賞金ゲット。
意味不明なのだ。
まだちょいと時間があるということで、
一学年下でふだんから交流のある2人と、
渋谷のんべえ横丁で軽く飲んでから分かれた。
うーむ、これが今思えば余計だったか。
久しぶりに利用する電車ということで、
副都心線と間違えて田園都市線に乗ってしまった。
慌てて、神保町駅で降車したのだが、
どうやらその際にスマホを落としてしまったようなのだ。
帰宅してから翌日が大変!
スマホ探しで気が気じゃない。
だいたい仕事からプライベートまで、
パソコン以上にスマホのほうに情報がビッシリなのだから。
10日、スマホは行方不明……。
11日早朝、docomoサービスセンターに二度目のスマホGPS検索を依頼。
おおっ、見つかった!
電波の発信源は、三軒茶屋駅の住所で間違いないという。
かなり強い電波で、誤差は50メートル以内とのこと。
始発電車が動きはじめたころ、
三茶駅に電話して預かってもらっていることを確認。
当日夕方、返却してもらうためクルマで行って来たのだ。
他の会社のサービス形態は知らないけど、
GPS検索サービスって凄いんだねえ!
紛失し半ば諦めかけていたものが発見された。
今後もdocomoひと筋でいかせてもらうからねー。
ありがとう!docomoさん。
(↑変なオチだな)。
以上でも以下でもなく、
以上!