12月14日、仙台サンプラザホールで開催された

新日本プロレス『WORLD TAG LEAGUE2022&

『SUPER Jr. TAG LEAGUE2022』最終戦(優勝決定戦)。

 

大会前から、「今いる鈴木軍、俺たちにはヤバイ、デカイ話がある。

仙台ですべて明かしてやろう」と爆弾投入を示唆していた鈴木みのる。

 

鈴木軍vsハウス・オブ・トーチャーの8人タッグ戦終了後、

ひとりリングに残った鈴木の口から放たれたセリフは、

なんと今年度をもっての鈴木軍、解散宣言だった。

 

 

              ■写真提供/新日本プロレス

 

鈴木軍のメンバー、いや構成員のひとりひとりに向けてのメッセージ。

さらに、鈴木の口からファンに向けて、「ありがとう」のひとこと。

 

しかも、あの鈴木が清々しいほどの笑みを浮かべ語りかけた。

まさかの発言、超サプライズにファンもマスコミもぶっ飛んだ。

 

バックヤードでは多くを語らなかった鈴木だが、

ここでも笑顔で報道陣に接していた。

 

11年半もつづいた鈴木軍の活動にピリオド。

「鈴木軍とはなんだったのか?」と問われた鈴木は、

「鈴木軍とは……スズキ・グン!なんだよ」と

すこし抑揚をつけて発音を変え答えている。

 

そこに、ヒントがあるのかもしれない。

ボスの鈴木みのるはもちろんのこと、

構成員たちもとっくに独り立ちしている。

私には、そういう意味に聞こえてきた。

 

ダブルメインⅠのジュニアタッグリーグ優勝決定戦では、

YOH&リオ・ラッシュvsエース・オースティン&クリス・ベイが対戦。

目が追い付かないようなハイスピードの攻防を制したのはYOH組。

 

 

              ■写真提供/新日本プロレス

 

これでYOHは同ジュニアタッグリーグで3連覇、4度目の優勝。

パートナーのラッシュはさすが元NXTクルーザー級王者という

ポテンシャルの高さを存分に見せつけた。

 

また、ラッシュの魅力は愛されキャラであること。

この先、新日ジュニア戦線でブレイク必至の男だろう。

 

ダブルメインⅡでは、ワールドタッグリーグ優勝戦として、

オージー・オープン(マーク・デイビス&カイル・フレッチャー)vs

毘沙門(後藤洋央紀&YOSHIーHASHI)が相まみえた。

 

体格とパワーに勝るオージー・オープンが優勢に進めるなか、

後藤がとんでもない荒技を決めて事実上、勝負を決めた。

 

オージー・オープンが場外に設置した本部席の机に向かって、

フレッチャーを断崖式GTRで叩きつけたのだ。

机は真っ二つ、首にダメージを抱えるフレッチャーは半ばKO状態。

 

              ■写真提供/新日本プロレス

 

最後は粘るフレッチャーを毘沙門が〝奈落”でマットに沈めた。

試合後には、YOH&ラッシュもリングに呼び込んで、

空前絶後の(?)ざんまいポーズを決めた。

 

まさに、CHAOS Dayといっていいハッピーエンドを演出してみせた。

めでたし、めでたし!

そんな空気に包まれた仙台サンプラザホール大会。

 

              ■写真提供/新日本プロレス

 

というわけで、新日本プロレス・オフィシャルスマホサイトにて

今回の12・14仙台サンプラザホール大会を大総括。

 

後半では、鈴木軍の解散に関して、

私なりの見解を記しているので読んでみてね。

『“GK”金沢克彦の新日本プロレス通信』!

今回は「こんな鈴木みのるは初めてみた」

晴れやかな鈴木軍“解散宣言”に何を思ったか?

 12.14仙台サンプラザを大総括!! | 新日本プロレスリング (njpw.co.jp)

 

 

◎追伸

18日深夜(日本時間)、24時にキックオフとなった

サッカーW杯カタール大会の決勝戦は素晴らしい名勝負となった。

36年ぶりの優勝を目指すアルゼンチンと連覇を狙うフランスが一歩も退かず。

 

延長戦でも決着つかず3対3のままPK戦へ。

4人連続でゴールを決めたアルゼンチンが頂点に立った。

 

ついに、メッシはマラドーナを超えた!

決着の瞬間、そんな思いが浮かんできた。

 

スポーツといえばプロ野球、メジャーリーグにしか興味のないワタシ。

私がW杯限定のにわかサッカーファンだと思っているでしょう?

 

ところがどっこいしょで(笑)、

小学生のころサッカーの実業団の試合を生観戦したことがある。

 

1968年のメキシコ五輪で日本は銅メダルを獲得しているが、

そのとき釜本邦茂さんとともに日本チームを牽引した

ストライカーである杉山隆一さんのプレイを観ているのだ。

 

あの足の速さにはホントにビックリしたのを憶えている。

 

まあ、それはさておき、

今回のW杯は「ブラボー!」のひとことでした。

 

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