昨日(12日)、今年の世相を漢字ひと文字で表す

「今年の漢字」が京都・清水寺で発表され、

「戦」の文字が選ばれた。

 

ロシアのウクライナへの軍事侵攻など戦争を意識させられ、

円安など生活のなかでの「戦い」を国民が体感。

 

さらに、サッカーワールドカップで日本代表が

ドイツ、スペインの強豪国を破るなど熱戦を繰り広げたこと。

 

そういった要素があって、「戦」が

一般募集のなかで最多票を集めたという。

 

昨晩、いつものようにテレ朝『報道ステーション』を観ていたのだが、

番組後半にその話題が取り上げられたとき、

キャスター3人が自分にとっての漢字ひと文字を色紙に書いて披露した。

 

真ん中の大越健介メインキャスターのひと文字は「闘」。

あれ、もしかしたら……と思っていたらキター。

 

「『闘い』は『戦い』より内面的なものをさす文字だと思うんです。

戦争により苦しんでいる人たちには心の闘いもある。

そして、もうひとつは、今年亡くなったあの方です」

 

「アントニオ猪木さんですか?」(小木アナウンサー)

 

「そうです。アントニオ猪木さんの代名詞でした」

 

 

いやあ、さすが大越さん!

 

元・東大野球部のエースで、

日米大学野球の日本選抜メンバーにも選出された人なのだ。

文武両道を地で行く、カッコイイおじさんなのであーる。

 

それにしても、年末になってまだ語られるアントニオ猪木。

しかも、日本を代表する人気報道番組でふつうに名前が出てくる。

 

やはり、アントニオ猪木は偉大なり!

そのひとことなのだ。

 

ところで、ちょこっと大越さんのプロフィールをチェックしてみたら、

1961年8月生まれで、私と同学年だった。

 

そんなことを書いているうちに日付は変わり、

本日は12月13日…つまり私の誕生日なのだ。

 

オレ、61歳かあ。

マジかよ。

マイッタなあ。

 

だけど、大越さんみたいに、

カッコいいおじさんを目指さないとね!

 

「闘」