6月26日(現地時間)米国イリノイ州シカゴ、ユナイテッドセンターで開催された

新日本プロレスと米国新興団体AEWの合同興行は凄まじい盛り上がりを見せた。

 

初の合同興行の大会名は『AEW×NJPW:FORBIDDEN DOOR』。

日本語に訳せば、AEW対新日本『禁断の扉』となる。

 

じつに会場は、1万6529人(札止め)の大観衆で埋め尽くされ、

ダークマッチ4試合を含む全13戦に米国ファンは大熱狂。

もはやコロナ禍であることなど忘れてしまうかのような、

総立ち状態となり、リング上の攻防を後押ししていた。

 

 

             ●写真提供/新日本プロレス、AEW

 

近年、新日本による海外進出といえば……

社会的ニュースにもなった2019年の4・6米国ニューヨーク州MSG大会、

同年の8・31英国ロンドン大会(ザ・カッパーボックス)の大成功が記憶に残る。

 

ところが、今回のシカゴ大会は、その2大会を超えたように思う。

やっぱり、アメリカ人はプロレス、エンターテインメントが大好きなのだなと再確認。 

 

             ●写真提供/新日本プロレス、AEW

 

その中でも出色だったのは、IWGP USヘビー級選手権。

日本では無名ながらインディー出身の超個性派レスラーである

オレンジ・キャシディが王者ウィル・オスプレイを相手に大暴れ。

 

ジーンズのポケットに両手を突っ込んだまま闘う無気力スタイルから一転、

天才オスプレイに匹敵する超身体能力を見せつけ観客のドギモを抜いた。

 

さらに試合後、UNITED EMPIREの襲撃を受けたキャシディを

なんと柴田勝頼が救出に入るというサプライズも飛び出した。

 

この無気力スタイル(笑)、ぜひ日本マットでも見てみたい!

 

セミファイナルのIWGP世界ヘビー級選手権4WAYマッチでは、

王者ジェイ・ホワイトが初防衛に成功しているが、入場時に注目。

今大会、ナンバー1の大歓声で迎えられたのがオカダ・カズチカだった。

 

             ●写真提供/新日本プロレス、AEW

 

メインのAEW暫定世界ヘビー戦もよかった。

CMパンクの負傷欠場により至宝を巡って激突したのは、

棚橋弘至とジョン・モクスリー。

 

日本のエースでありリビングレジェンドとして認知されている棚橋と

元WWE世界王者でバイオレンスの象徴でもあるモクスリーの初一騎打ち。

 

棚橋をこよなくリスペクトするモクスリーは大流血しながらも、

渾身のデスライダーを決め大逆転勝利で二度目の王座戴冠。

 

ついに、開かれた禁断の扉。

大爆発した新日本vsAEWシカゴ大会を

新日本プロレス・オフィシャルスマホサイトにて総括している。

『“GK”金沢克彦の新日本プロレス通信』!

今回は「この日、“禁断の扉”は開かれた。そこで観たものは…!?」

大爆発した6.26 『FORBIDDEN DOOR』をコラムで大総括!! 

| 新日本プロレスリング (njpw.co.jp)

 

 

             ●写真提供/新日本プロレス

 

また、今年4月にWWE(NXT)を退団し、

新日本プロレスへの電撃復帰を果たしたKUSHIDA。

 

3年ぶりに帰ってきた旅人が、因縁の石森太二への挑戦を表明した

6・21後楽園ホール大会のIWGPジュニアヘビー級選手権、

石森太二vs高橋ヒロム戦に関しても徹底検証しているのだ。

 

『“GK”金沢克彦の新日本プロレス通信』!

今回は「3年という長旅から帰還した男。

“シン”KUSHIDAを見せつけることができるか?」6.21後楽園ホール大会を大総括!! 

| 新日本プロレスリング (njpw.co.jp)

 

まあ、読んでみてちょうだ~い!!

                      (by財津一郎ふうに)