年に一度あるかないかの劇的シーン。
昨日の興奮をふたたび…ということで、
先ほど大川昇カメラマンから決定的な写真が送られてきた。
もしかしたら、昨日掲載の写真はその場面ではなかったから、
プロカメラマンのプライドもあって送ってくれたのかも?
日本とロサンゼルスの時差はサマータイムで16時間。
もちろん、日本が16時間進んでいる。
ということは、朝8時半ごろ起床して送ってくれたわけだな。
本人の許可をもらったので、
ワタクシ金沢のブログで完全版としてお届けしたい。
写真は、すべて大川カメラマン撮影。
ロスは午後7時過ぎになっても、まだ陽が落ちない。
さすが、カリフォルニア・ドリーミングの地なのだ。
エンゼル・スタジアム前でMLBのスーパースター、
最強スラッガーのマイク・トラウトがお出迎え。
試合開始から1時間半、徐々にナイトゲームらしくなってきた。
5回裏、1点ビハインドの1アウト、ランナー1塁で2番・大谷の打順。
高めのフォーシームを振り抜くと、
快音を発した打球は左中間スタンドへ飛び込んだ。
今季12号目となる逆転2ランホームラン。
ふだんは冷静な大谷が走りながら、
何度も拳を振ってのガッツポーズでダイヤモンドを一周。
花火が上がって観衆は総立ち。
インクレディブル!
自らのバットで流れを一変させた投手・大谷が躍動する。
ここ最近、イマイチだった宝刀スプリットも冴えわたる。
これは、おそらく6回表のシーンだろう。
2アウト、ランナー1、2塁のピンチで
コルデロをボテボテのショートゴロに打ち取って、
「ヨッシャー!」と雄叫び。
というわけで、7回、今シーズン最多の100球を投げて
奪三振6,被安打4、1失点でマウンドを後続に託した。
ホームラン後、ベンチでカウボーイハットでのお出迎えを
受けたときもまったく笑顔を見せなかった大谷。
それでも7回裏にライト前ヒットで出塁したときに、
ようやく大谷らしい笑顔をのぞかせた。
レッドソックスの1塁手が「お待ちしていました!」
という感じで大谷になにか話しかけると笑み浮かべて談笑。
大谷が2進すると、今度は2塁手と遊撃手が笑顔で話しかけてくる。
そうだよなあ、敵チームであっても大谷とコミュニケーションとりたいよねえ。
「ショーヘイと話したんだぜ」って、
家族や子どもたちに自慢できるもんなあ(笑)。
というわけで、昨日の劇的「SHO TIME」完全版。
本日はインターリーグ(交流戦)でナ・リーグの強豪
ニューヨーク・メッツと対戦するのであーる!