3月1日、新日本プロレスの日本武道館大会(旗揚げ記念日)で、

週刊ゴング時代の後輩たち3名から、意外すぎるものをプレゼントされた。

 

昨年12月、ワタクシ金沢が還暦を迎えるにあたり、

彼らから何かプレゼントしたいというような話は聞いていた。

 

そういう件も忘れかけていたころ、

突然に会場で渡されたのでビックリ。

 

 

ハッハッハハハ……面白いねえ。

賞状(感謝状)なんかもらうのは、

小学6年生の運動会以来かな?

 

思えば、まる16年在籍した週刊ゴングにおいて、

1999年1月~2004年10月中旬までの5年9カ月、

編集長を務めさせてもらった。

 

歴代編集長のなかでは、過去最長期間となるようだ。

それにしても、凄まじい時代のうねりのなかで生きていた。

 

SNSの台頭により世の出版不況はピークを迎えつつあり、

新日本プロレスが暗黒時代へと進んでいく過程でもあって、

専門誌の発行部数は週プロ、ゴングともに激減していった。

 

そこで生き残り、競合誌(紙)にも絶対に負けるわけにはいかない。

まさに冬の時代に毎週毎週、分厚い週刊誌を世に送り出していたのだ。

 

あの狂った時代に、苦楽を共にし、

家族よりも長い時間を一緒に過ごした仲間たち。

たとえ後輩であろうと、部下であろうと同志だった。

 

いまになって、そう思う。

 

いまとなっては信じられないかもしれないし、

自分自身がそうであったことにもピンとこないのだが、

あの当時の私は鬼クソ厳しい編集長だった。

 

よくもこんな男に、みんなついてきたものだと感心してしまう(笑)。

まあ、一旦仕事を離れるとイチバンふざけまくっていたのも私なのだが…。

 

そんなわけで、当時の仲間たちから思わぬカタチでの還暦祝い。

日付が3月6日となっているのは、新日本プロレスの

旗揚げ50周年記念日に合わせたからだという。

 

山本貴弘クン(元週刊ゴング/新日本プロレス担当)

山本浩二クン(元週刊ゴング/闘龍門、WWE等担当)

伊藤弘樹クン(元週刊ゴング/編集全般、会計、出前注文担当)

 

3人とも、いいオッサンになったけれど、

再会した空気感は昔と変わらず。

 

みんなの元気な顔を見られただけでも良かった。

心からありがとうね!