21日、都内で3年ぶりに例の忘年会が開催された。

例の……というのは、元・週刊ファイト系の忘年会。

といっても、元・週刊プロレス系や業界フロント関係者の人たちも集う。

 

最近のプロレスファン、業界関係者の人たちはご存知ないかもしれないが、

もともと週刊ファイトと週刊プロレスは良好な関係を築いていた。

というのは、元・週プロ編集長のターザン山本氏がファイト出身だから。

 

そんな縁もあって、1980年代前半~1990年代半ば頃まで、

両誌(紙)で情報を共有し合うこともたびたびあったのだ。

さらに、そこで両誌(紙)のスタッフの絆を強くしてくれたのが、

ファイトでフリーカメラマンとして活躍していた布浦一男さん。

 

両国国技館大会などのビッグマッチ終了後には、

布浦さんが自宅にスタッフを招待してくれて、

打ち上げの鉄板焼きパーティーを行なうのが恒例となっていた。

 

今回、ようやく3年ぶりの忘年会となったのは新型コロナの影響と、

その間に布浦さんが病気で体調を崩してしまったから。

 

不安視されていた布浦さんの体調も回復したので、

みんなで集まろうかとなったしだい。

 

布浦さん自身は「みなさんで集まるようなら参加したい」と極めて謙虚なお言葉。

でも実際のところ、みんなそれぞれ勝手な方向に人生を歩んでいるわけだから、

キッカケがないと中々その気になれない人たちばかり(笑)。

 

つまるところ、やっぱり「布浦さんを囲む会」であり、

布浦さんがいてこその忘年会開催となるわけなのだ。

 

お店探しのほうは、水道橋周辺事情にイチバン詳しい大川昇君にお任せ。

そこで確保してくれたのが、その界隈では知る人ぞ知る焼肉屋さん。

 

私は3度目の訪問となるが、美味いのなんのって…美味いんだよねえ!

だって、あの超有名人も数年前から御用達にしているくらいだから。

 

 

ホラ、これが証拠写真。

二刀流で世界に名を轟かせた大谷翔平のサイン。

左が日本ハム・ファイターズ時代のもので、

右がロサンゼルス・エンジェルスに入団してからのもの。

 

ちなみに大川君は一度、大谷選手と隣のテーブル席になったことがある。

羨ましいにもほどがあるよなあ。

 

やっぱり一次会はみんな絶品の焼肉を食すことに夢中だったから、

会話もすくなかったし、記念写真も撮っていない。

その代わり、大谷選手サイン入り皿を撮りまくっていたようだ(笑)。

 

で、思った通りというか、思った以上に活躍してくれたのが安西伸一さん。

スタートメニューでタン塩とレモンのくし切りが大量に出てきた。

 

「焼肉のタレがないよー」

 

「これは、レモン汁で食べるんですよ」

 

「なんて肉なの?」

 

「タン塩、知らないんですかー!?」

 

「だって俺、焼肉はロースしか食べないんだもん」

 

タン塩を平らげるころに、ロースが出てきた。

最高に美味い!

みんな、あっという間に皿を空けてしまう。

 

「今の肉はなんだったの?」

 

「今のがロースでしょうがぁー!」

 

「ああ、どうりで美味しかったねえ。

ロース、もう一枚追加していいかな?」

 

うーむ、さすが安西さん。

天然を超えて、オモシロすぎる。

 

和むなあ。

一家に一台(一人)、安西さんという感じ。

 

二次会は、3年前にも使わせてもらった

ダイニングバーYの広い個室を貸し切りに。

 

飲み放題、歌いたい放題のコース。

ここでも安西さんが躍動(?)する。

 

なんせ、歌の上手さはプロ級で、

カラオケコンテスト荒らしの美声の持ち主。

 

ひとり気分よく、次々と歌いまくっている。

 

「あのさぁ、悪いんだけどカラオケがうるさくて会話ができないんだよね」

 

そう宍倉清則さんが言うと、みんな「賛成!」の目で頷く。

安西さん、しぶしぶマイクを手放した。

和むなあ、いちいちオモシロイ!

 

二次会は、余裕があったので記念撮影もしておいた。

 


 

ちょいと暗いけど、雰囲気はあるでしょ?

右から、伊藤雅奈子さん(ファイト、ゴング、フリー)、安西さん(週プロ、格闘技通信、フリー)、

宍倉さん(元・週プロ編集次長)、大川君(ファイト、ゴング、フリー)、布浦さん(ファイト)、

佐藤直樹さん(レジャーニューズ、ファイト)、ロッシー小川さん(全女、アルシオン、スターダムEP)、

ワタクシ金沢(ファイト、ゴング、フリー)と8名。

 

じつは、焼肉大好きでイチバン張りきっていたターザン山本さんが、

3日前に急な仕事が入ったため無念の不参加。

 

卒業記念アルバムの集合写真を撮る日に病欠した生徒のように、

一応下のほうに3年前に参加したときのターザン氏も掲載しておいた(笑)。

 

伊藤さんを除けばそうとうに平均年齢高めとなるのだが、

みんな相変わらず元気だった。

 

来年、また会えたらいいよね!

 

【追記】

17日には大宮の居酒屋で青学大運動部の後輩たちが、

私の還暦祝いパーティーなるものを催してくれた。

 

卒業してから37年以上も経つのに、

運動部の先輩後輩の関係はいまも健在。

 

 

持つべきものは、よき後輩と一応書いておこう。

 

ただし、最後列で小さく写っているH君は2学年下にあたるけど、

じつは二浪組だから私と同い年で、しかも私より誕生日が早い。

というわけで、H君の還暦祝いも同時に行なったしだい。

 

彼らから、こんなプレゼントもいただいた。

 

 

やっぱり、オイラに向けてはお酒しか思い浮かばなかったようだな。

ありがた~く、一晩で飲んでしまいました(笑)。

 

めでたし。