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昨日更新分にターザン山本氏が2回目の登場。

 

話題は、1990年代半ば~2000年代半ばの混乱期へ。

1996年3月、新日本プロレスは

週刊プロレス(以下、週プロ)への取材拒否を通達。

 

それに伴い、当時の編集長であったターザン氏は

7月に編集長辞任、さらに退社という結果に追い込まれた。

 

同時に勃発したのが、週刊プロレスvs週刊ゴングの雑誌戦争。

もともと取材拒否の引き金を引いたのが、

私による長州力インタビューだったことから、

それまで均衡状態を保っていた両誌の感情が

一気に爆発した格好でもあった。

 

それから5年後、週刊ゴング編集長となった私は、

ターザン氏をゴング誌面に招聘するカタチで連載コラム

『反・ゴング主義~アンチ・ゴングイズム~』をスタートさせる。

ちなみに、このタイトルは私が勝手に命名したもの(笑)。

 

 

ゴングにおけるターザンコラムは5年以上続いたが、

その集大成ともいうべき本がこの一冊。

2005年1月4日、新日本プロレス・東京ドーム大会増刊号。

 

当時、プロデューサーを務めていた私は、

ターザン氏をゴング‟1日編集長”に任命。

 

ゴング主力勢、スポーツ紙の第一線記者2名、ターザン編集長、

さらに吉田豪氏にも執筆依頼を行ない誌面を飾ってもらった。

 

また、この表紙に関しては写真も見出し&オビもすべてターザン氏に一任している。

この奇抜すぎるうえに、わずか30ページ(定価400円)の薄い本が予想以上に売れた。

 

今回、ターザン山本氏はその印象がイチバン強かったようなので、

本、雑誌等が山と積まれた仕事部屋からこの1冊を探し出したしだい。

 

 

団体とマスコミ、またマスコミ同士の因縁・ライバル関係、

こんなに熱く、ぶつかり合った時代があったことを再確認できると思う。

 

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