新日本プロレス・オフィシャルスマホサイトで連載中の
『‟シン・新日本プロレス”が生まれた時代』第4回がアップされた。
今回は、2006年7月、棚橋弘至が初のIWGPヘビー級王者に輝き4度の防衛に成功。
その間、半年間にわたるロス道場修行で肉体改造を終え帰国した中邑真輔と対戦。
そのIWGPヘビー級選手権で棚橋が勝利した経緯から始まる――。
●写真提供/新日本プロレス
そして、2007年、またもそびえ立つ永田裕志の厚い壁。
棚橋は5度目の防衛戦で永田に敗れ去り、王座陥落。
一方の中邑は『G1』決勝トーナメント準決勝で、
永田の雪崩式エクスプロイダーを食らって左肩鎖関節脱臼、靭帯断裂の重傷。
『G1』優勝戦で永田を破りながら笑顔無き初優勝を飾った棚橋は、
その後、永田から王座奪還。しかし、またも笑顔無き2度目の戴冠。
結果を残しながらもファンがついてこない試練に直面した棚橋。
一方、はるか先を走る棚橋を追いつづけ、
2008年の1・4東京ドームで棚橋から最高峰を奪回した中邑。
ライバル闘争はリング上の闘いだけではなく、
感情のほとばしる数々の言葉となってぶつかり合っていく。
●写真提供/新日本プロレス
「一番スゲェーのはプロレスなんだよ!」
「イッツ・マイ・タイム!」
「イノキ―!! 旧IWGP王座はオレが取り返す」
「完全にストロングスタイルの呪いにかかっている」
「過去と闘ってなにが悪い、昔を超えようとしてなにが悪い。
未来はオレが創る! 生きたいように生きる!」
ファンから認められ、新日本の二大エースに成り上がってきた棚橋と中邑。
そこに出現したのが、2010年フリーとなって古巣・新日本マットにカムバックしてきた小島聡。
豪腕を振り回し狂い咲く小島は、『G1』優勝戦で棚橋を破り外敵初の優勝を達成。
さらに時の王者・真壁刀義からIWGPヘビー級王座を奪取。
満を持して挑んできた中邑の挑戦も退けた。
最強の外敵と化した小島をストップさせるべく、
2011年の1・4東京ドームで新日本を背負って棚橋が挑む――。
ここまでの大河ドラマを今回は駆け足ながらも追いかけてみた。
新日本プロレス大復活の前夜……ぜひ、読んでみてみてください!
【金沢克彦の集中連載!】
『“シン・新日本プロレス”が生まれた時代』!
第4回「生まれ育ったリングでブーイングを浴び続けた棚橋、
“ストロングスタイル”という言葉を復権させた中邑」