宝島社より恒例の証言本シリーズとして新刊が発売された。
証言 新日本プロレス「ジュニア黄金期」の真実
内容は、以下の通り。
獣神、引退!“レジェンド”の知られざる素顔と生き様
ジュニアヘビー級というジャンルを長年にわたり牽引してきた獣神サンダー・ライガーが、
2020年1月4日、5日に行われる東京ドーム大会で引退する。
新日本プロレスの若手人気選手だった男が、プロレス界初の東京ドーム大会である
新日本プロレスの『格闘衛星☆闘強導夢』大会でマスクマンに変身、
獣神ライガーとしてデビュー。
以後30年間、平成という時代のすべてでジュニアの象徴として君臨した。
1990年代、“世界最高峰”といわれた新日本ジュニア戦線の舞台裏を、
最大の功労者であるライガーを中心に関係者の証言から紐解いていく。
証言者はライガーをよく知る先輩レスラー、
新日ジュニア第4期黄金時代とも称される1990年代の
ジュニア戦線をともに戦ったライバル、後輩など。
証言者 藤原喜明/前田日明/小杉俊二/鈴木みのる/船木誠勝/佐野巧真/
保永昇男/エル・サムライ/大谷晋二郎/金本浩二/高岩竜一/
ザ・グレート・サスケ/南条隼人/斎藤文彦(ペガサス・キッド&2代目ブラック・タイガー)
今回、ワタクシ金沢は”証言者”ではなく、主役であるライガーを中心に
1990年代の新日本ジュニアの軌跡を総括というカタチで記している。
週刊ファイト、週刊ゴング、復刊ゴング、他の一般誌などにおいて
過去、素顔の時代から30年以上もライガーを取材してきたなかから、
私自身が生で聞いたライガーのコメントを引用しつつ、
『90年代・新日本ジュニア「世界最高峰」の闘いの真実』
というタイトルのもと、かなりの長文を寄稿させてもらった。
来年の1・4&5東京ドーム大会連戦での引退試合、
また1・6大田区総合体育館での引退セレモニーが決定しているライガー。
あらためて、ライガーの残してきた偉大な足跡と、
同時期に過激すぎるジュニアの闘いを展開してきた
男たちに触れてみてほしい。
- 単行本: 249ページ
- 出版社: 宝島社 (2019/10/28)
- 定価:1600円+税
【追記】
実は、本に目を通してみて早くも校正ミスを発見
私の寄稿文のラストで大谷晋二郎、TAKAみちのく、
ケンドー・カシンからのライガーへのメッセージを記載したのだが、
TAKAのコメント内にある一文に誤りがありました。
「初めてシングルマッチをやらせていただいた15年前に…」
↓
「初めてシングルマッチをやらせていただいた25年前に…」
そう、25年前の『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.』公式戦、
大宮スケートセンターでの一騎打ちが初シングル戦です。
ここにお詫びとともに、訂正させていただきます。
さらに、TAKAへのお詫びの意味も込めて、
この大会をパブリシティしておきましょう。
過去のシングル戦績=4戦して2勝2敗。
5回目の決着戦が最後の一騎打ち。
TAKA自身、「誰がなんと言おうとライガーさんこそ世界一」
という気持ちは25年前の初遭遇から変わっていない。
心して、みとどけてほしい!