久しぶりのプライベートネタ。
先週、遅すぎる夏休みということで(笑)、
群馬の草津温泉に二泊三日で家族旅行に行ってきた。
たまにはいいだろうと、ちょっと値段のはるリゾート温泉ホテルに二泊。
晩御飯、適度な量で豪華。
晩御飯のあとには、もらった無料券を持って梅酒専門のバーへ。
さらに、お休み処では無料で半ラーメンを好きなだけ食べられる。
こちらは、朝食。
うっ、朝から豪華版。
それに、大浴場の入口では午前中にはヤクルト飲み放題。
夕方からはアイスキャンディー食べ放題。
当然のように、2、5㎏太ってしまった。
2日目、観光へ繰り出す。
まず、向かったのは宿から送迎バスで10分ほどのところにある草津熱帯圏。
ずうっと”熱帯園”だと思い込んでいたら、熱帯圏だった。
正直、すまん。
ワタシ舐めていました。
観光地に行くと、ついでのようによくあるよね?
動物園もどきとか、水族館もどきが……。
ところがどっこい、メチャクチャ楽しかった。
ここは、大当たり!
まず、定番のサル山があった。
懸命にノミ取りに熱中してるゼア。
つづいて、アルパカ。
つぶらな瞳でカメラ目線をくれる。
そして、メインイベントの熱帯圏へ。
大ドームの屋根が継ぎ接ぎだらけ。
年季を感じる。
この段階ではまだ半信半疑。
でも、いざ入ってみると想像以上に広い。
しかも熱帯園…もとい、熱帯圏だから当然暑い。
ヒートテックを着てこなきゃよかったなあ。
これはあとで知ったことなのだが、
爬虫類の飼育数では日本一の動物園なのだという。
デカイ亀たち。
結構よく動く。
いろんな種類のワニがいっぱい。
カイマンなんとかとか、なんとかワニとか。
ほとんど、じっとしていて動かず。
食欲旺盛なミニブタくん。
観光客が近づくと餌をねだりまくる。
大人気のカピバラ。
餌のキャベツをやってみた。
そのあと、撫でてみたけど本当におとなしい。
ただし、説明のネームプレートによると、
最近、家族関係がよくないので敷居を作って別居中とのこと。
カピバラ一家にも反抗期とか、夫婦間の諍いとかあるようだ(笑)。
こちらは、ヨザル。
大きな目。
カワイイ。
バナナが好物のようだ。
ずいぶんと動きが緩慢だなあと思っていたら、
人間に換算するとお婆ちゃんらしい。
こっちは元気なピグミーマーモセット。
その他、ガラス越しながら多種多様なヘビやトカゲが「これでもか!」といた。
ウチのカミさんは、爬虫類が大の苦手なはずのに、
なぜか、一匹ずつしっかりと観ている。
珍しいなと思っていると、
それぞれの説明書きネームプレートを読んでいた。
これが、また最高におもしろい。
もちろん、動物園には必ずある説明書き…
正式名称、科・属・種、生息域など書かれた一般的なプレートもある。
それとはまた別に、手書きで書かれたネームプレートがあった。
その内容がクダけていて、じつにおもしろいのだ。
こちらは実習にきている埼玉動物海洋専門学校の生徒さんたちが作成したもの。
爬虫類の性格がよくわかる。
例えば、性格=温和、性格=どう猛、性格=超どう猛とか。
さらに、トカゲ、ヘビの一匹一匹に関して、
詳しいネタがこれでもか!と書かれている。
「ペットとして飼うことも可能だが、飼育というより結婚する覚悟で
一部屋を与えなければいけないだろう」
「神経質でブチ切れやすい。
世話をしようとする飼育員に逆ギレすることもたびたび」
そう書かれていたトカゲはたしかに神経質そうで、
つねにソワソワと動きまわっていた。
名前は忘れたけど、某トカゲの説明書きは傑作だった。
「あまり動きまわることもなく、おとなしい性質」で終わっていた説明の下に
新たに付け足したプレートが貼ってあった。
「…と思いきや、2017年●月に突然、性格が一変!
キレやすく、飼育員の顔をズタズタにする勢いとなった」
いや、もう爆笑!
これは、ナイスアイディアだなあ。
その説明プレート読みながら、トカゲやヘビを観察していると、
想像力が膨らむもんなあ。
1時間以上も存分に楽しめた。
ここ草津熱帯圏は、超穴場です!
◎ホームページhttp://nettaiken.com/
その後、草津名物の草津温泉 湯畑へ。
つまり、温泉の源泉を集めた場所。
湯畑を囲んだ欄干に、何やら名前が刻まれていた。
おお、歴代の首相だな。
なるほど、「草津に歩みし百人」の著名人か。
ここらは、有名俳優の人たち。
おお、発見!
やはり偉大なり、力道山。
3日目、チェックアウトしてから向かったのは高崎方面。
長野原草津口から特急草津2号に乗って約1時間。
途中、車内販売で発見。
鶏めし弁当。
我が青春のトリメシ。
学生時代、万座・鹿沢口駅から万座温泉スキー場
の中間あたりの山林の中に、クラブ所有の山小屋があった。
だから少なくとも、1年に4~5回は山小屋を訪れ、
そこを足場に冬はスキーに明け暮れていた。
まだ新幹線など通っていなかったから、
上野駅から3時間を超える旅となる。
その行きかえりの行程で必ず鶏めし弁当を食べた。
当時の価格はたしか600円。
いまは、900円。
まあ、そんなものだろうなあ。
だけど、驚いたのは中身がほとんど変わっていないこと。
分厚い鶏肉に素朴な味付け。
ご飯の上には鶏そぼろのみ。
相変わらずシンプルそのもの。
この味だ……ちょいと感動もの。
さて、Jr高崎駅から2両編成の上信電鉄に乗り換え、
目指すは上州富岡の”世界遺産”富岡製糸場。
平日だけど、やはり観光客がけっこう多い。
明治5年(1872年)10月、操業開始。
昭和62年(1987年)3月、操業停止。
じつに、115年間操業しつづけた製糸工場。
製糸工場に対する勝手な思い込み、印象が一変した。
製糸工場といえば、どうしても「女工哀史」や「あゝ野麦峠」という
イメージばかりが先に立ってしまう。
ところが、フランスの文化と技術、日本の文化と技術が融合した
富岡製糸場は日本近代化の幕開けを象徴するものだった。
これが操糸場。
フランス流の柱のないレンガ仕様の建造物で圧巻の広さ。
ひさしぶりに、社会勉強しちまったゼア。
帰路も、もちろん上信電鉄。
群馬のマスコット、ぐんまちゃんも乗車。
あっという間の二泊三日、
濃~い夏休み(?)であったのだ。
それでは、アディオス!
【おまけ】
これも先週末、ある焼肉店に行ってきました。
Roppongi3kのYOHのアメブロを見たカミさんが発見したお店。
場所は朝霞駅から徒歩1分。
「なんか、美味しそうだよ」
そう言うので、YOHのブログを見てみると、
たしかに美味そう。
YOHの大学レスリング部(東洋大学)時代の後輩が店長を務めている。
ウチは隣駅だけど、自宅を出て電車に乗っても15分で行けてしまう。
はい、これが外観。
店名は「肉まる」。
YOHの言葉に偽りなし。
美味かった!
ふつうの焼肉屋さんではなくて、
”創作”焼肉レストランという感じかな。
オリジナルの肉料理を武藤店長がほどよく焼いてくれるし、
肉の種類、美味しい食べ方まで親切に教えてくれる。
YOHクン、いい後輩を持ったものだねえ。
武藤店長、絶品でした。
ご馳走様、あざぁーす!