情報が遅くなり申し訳ないっす!

 

新日本プロレスの広島サンプラザ大会が行われた

9月16日は、かなり画期的なドキドキハラハラものの1日となった。

 

試合開始は、午後6時。

折りからの台風18号の影響により、

九州、中国、四国、近畿地方はそろって雨模様。

 

そんな中、広島マツダスタジアムでは30分遅れの

午後2時30分から広島カープvsヤクルト・スワローズ戦が開催された。

その時点で、セリーグ・ペナントレースにおけるカープの優勝マジックは1

 

甲子園球場での阪神タイガースvs中日ドラゴンズは雨天中止のため、

カープが勝てば自力優勝決定!

 

まあ、広島の街全体は当然盛り上がり浮き足立つ。

我々、テレ朝報道陣も浮き足立つ。

もし、試合中に優勝が決まり、客席から万歳の声が起こったりしたら、

「さて、生放送中にどう対処しましょうか?」というわけである。

 

カープの試合状況を気にしながら放送が進んでいく中、

第1試合終了のころに5対4でヤクルト勝利の一報が舞い込んだ。

カープが敗れたら、いっさい野球の話には触れない。

事前の打ち合わせ通りに、実況は進行していった。

 

こういう状況は私も初体験だから、すこしドキドキしていた(笑)。

結局、広島カープは2日後の阪神戦で優勝を決めている。

 

さて、そんな状況下でも広島サンプラザは前売り、当日券も完売。

超満員札止め(3601人)の大観衆で埋まった。

 

 

第7試合のCHAOSvsロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの豪華10人タッグ戦。

IWGPヘビー級選手権(オカダvsEVIL)、IWGP挑戦権利証争奪戦(内藤vs石井)

の前哨戦ともなるが、ロス・インゴの圧勝に終わった。

 

 

セミフィナルで行なわれたIWGPジュニアヘビー級選手権。

満を持して3年ぶりに同王座へ挑んだエル・デスぺラードだったが、

経験値の差」(by真壁刀義)でKUSHIDAが堂々たるⅤ2に成功。

 

そこへ、挑戦の名乗りを上げたのがウィル・オスプレイと高橋ヒロム。

ところが、オスプレイのパンチ一発でヒロムは大の字に伸びてしまった。

オスプレイvsヒロムの挑戦権争い、このままでは終わらないだろう。

 

メインのIWGPインターコンチネンタル選手権は、

棚橋弘至vsザック・セイバーJr.の顔合わせ。

先のG1でザックに2度のタップ負けを喫している棚橋。

 

それでも、「ザックの土俵で闘う」と宣言した通り、

オールドスクール(伝統的、古典的)の攻防でも一歩もひかない棚橋。

じつに、30分13秒という長期戦ながら、放送席も観客もリング上にくぎ付け。

鈴木軍の介入もものともせず、最後は正調ハイフライフローで2度目の防衛に成功した。

 

 

現在のトレンドとは逆方向を目指す」と宣言した棚橋。

白いベルトをエースの色に染め上げる準備は整った。

 

さらに、自ら次期挑戦者に飯伏幸太を逆指名。

G1公式戦では飯伏のカミゴェに敗れているだけに、

だれもが望むゴールデンカードの再現となる。

 

 

もちろん、飯伏に異存なし。

本当のカミゴェ(神超え)を懸けて棚橋に挑むことになる。

 

 

これは、おまけ。

広島大会終了後の街中で見つけたポスター。

さすがに、地元のカープファンはすこし元気がなかったようだ。

 

というわけで、9・16広島サンプラザの大会総括レポートは、

新日本オフィシャル・スマホサイトでご覧ください。

 

『号外!“GK”金沢克彦の新日本プロレス通信』!

今回は「“じっくりと観るプロレス”とは何か?

 白いベルトを“棚橋カラー”に染める闘い」9.16広島大会を大総括!

http://www.njpw.co.jp/115143

 

 

また、鈴木みのるが問答無用の勝利でⅤ3に成功した

NEVER無差別級選手権、マイケル・エルガン戦に関しても、

鈴木みのる論をガッツリと書いているので、

是非ともチェックしてみてください!

 

『号外!“GK”金沢克彦の新日本プロレス通信』!

今回は「“天使と悪魔”を併せ持つ男、いったい鈴木みのるとは“何者”なのか?」
9.10福島のNEVER戦を大総括!!