愛知大会の翌日、またまた『新日本プロレスワールド』の解説のため、
JR東海道本線を使って岐阜へと移動。
タクシーに乗るため、岐阜駅の北口を出てビックリ。
えっ、岐阜駅ってこんな感じだったっけ?
去年のG1でも来たのに、この風景には見覚えがない。
そうか、北口から出るのは久しぶりなのかもしれない。
広々とした駅前広場。
さらに、ひと際目立つスゴイものを発見。
黄金の像。
近づいてみると、織田信長像だとわかった。
後方のビル群とのミスマッチ感がまたおもしろい。
その後、タクシーで岐阜産業会館へ。
この会場にもたぶん過去20回以上、取材に来ていると思う。
『G1 CLIMAX27』も折り返し点となる第10戦目。
7・30岐阜産業会館大会も、2452人と超満員札止めの盛況ぶり。
もちろん、大垣市出身の棚橋弘至の地元となるが、
公式戦が行われたのはBブロックで、
メインを飾ったのはオカダ・カズチカvsジュース・ロビンソン。
もう、すべてがオカダの独壇場。
ジュースも期待以上に頑張ったと思うのだが、
それを引き出しのもオカダのリードによるところが大きいだろう。
その日の会場の空気を読んで、
時にはヒールになるし、ベビーにもなるし、
その表情ひとつで観客をクギ付けにしてしまう。
もはや、止めようもない絶対王者・オカダが破竹の5連勝。
エンディングでは、地元のヒーロー・棚橋を意識して、
「最後に、岐阜のみなさ~ん……」と、愛してますポーズの途中まで披露してから、
「あとは、外道さんにしゃべってもらいます」とオチをつけた。
本当に強い。
完全無欠の王者・オカダ。
だれがオカダをストップさせるのか!?
それがG1後半戦で最大のテーマとなってきた。
【追伸】
Bブロックで現在、4勝1敗(8得点)のEVILが絶好調。
結果同様に試合内容もダントツで光っている。
ひょっとすると、ひょっとするかも?
8・5大阪大会のメインで実現するオカダvsEVIL戦。
また、8・2福岡大会のメインに組まれたケニー・オメガvsEVIL戦。
この2試合は再注目と言っていいだろう。