23日(木)、ひさしぶりに六本木の某スタジオへ向かった。

今週土曜深夜放送(関東地区)となる『ワールドプロレスリング』の

MA実況を行なうため。

 

あの1・4東京ドーム以来のテレビ朝日・ワープロ復帰戦でもある。

実況担当は、神宮寺一馬アナウンサー。

テレ朝の人気ドラマ『豆腐プロレス』でW.I.P(ワールド・アイドル・プロレスリング)の

実況を務める、あの神宮寺アナだ。

 

初対面にも関わらず、なぜか昔から知っているような懐かしい感覚で

息が合うし、掛け合いがはまっていく。

そのうえ初対面なのに、神宮寺アナは

私のワープロ復帰戦を心待ちにしてくれていたようだ。

 

今回のメニューは、NJC(NEW JAPAN CUP2017)の

1回戦~準決勝までを網羅したもの。

さらに、あの敏腕プロデューサーの冠五郎氏がふたたび登場。

例によって、1回戦を控えたYOSHIーHASHIを完全密着取材する。

 

本人は、あくまで冠五郎と称しているのに、

なぜか番組ナレーションでは敏腕プロデュサー「矢野通」と連呼。

そのギャップもまたおもしろい!

 

ところで、スタジオMAといえども、実況&解説に関しては

あくまで徹底的にリアルタイムを意識して臨む。

だから私の場合も、あえて事前に映像は観ない。

NJPWワールドで観られるものであってもあえて観ないようにしている。

 

試合展開など知らないほうが絶対的に臨場感が出るからだ。

1発勝負の生放送・現場中継には本物のリアル感があふれている。

 

ただし、MAだってライブ感を追求していくし、

さらに細かいカット割りに合わせた実況内容も必要となり、

ミスや事実誤認が許されないのは当たり前として、

ちょっとしたことでも不適切と感じた言い回しに関しては納得がいくまで録り直しをするから、

その難しさとなると、じつはMA実況のほうがはるかに気を遣う部分が多くなる。

 

そんな感じで、初対面の神宮寺アナ……もう、めんどくせえ!野上慎平アナと

久しぶりに短いながらも濃い時間を過ごさせてもらった。

 

個人的な話になるけれど…

私が脳腫瘍摘出手術のため入院することを知ったとき、

もっともショックを受けた様子だったのは野上アナだったし、

私が予定通りの日数で退院してこないときに、

居てもたってもいられないのか電話してきたのも野上アナだった。

 

これから現場で組んだときもよろしく頼むゼア!

ただし、飯塚高史が襲ってきたら、俺は一目散に逃げるからな(笑)。

 

 

というわけで、思ったとおりのジャスティス・ポーズを決める野上アナに対し、

私はもちろん、今が旬の”男の根性”ポーズで応えた。

 

オンエアは、25日(土)深夜の27:00から。

 

PS: あ、ここで絶対に聞き逃してもらいたくないのは、

    NJC公式戦・1回戦ダイジェスト放送となる

    矢野vsタマ・トンガ戦の際のワタクシ金沢のひとこと解説です。