7月は夏休みをもらった『ゴング』だけど、

ちゃんと生きてるよ~!!(笑)。


第16号は、明日(26日)発売。

もちろん、『G1 CLIMAX26』大特集号となるが、

その他のコンテンツも充実している。


今回、ワタシが担当した企画のなかで、

印象深かったのは、天山広吉&小島聡によるテンコジ対談。


例のG1出場権譲渡問題に関して、

その素直でありつつも複雑な胸中を語ってもらった。

コジの言葉などは本当にストレートに響いてきた。


2人のことは、デビュー前の新弟子時代から知っている。

25年以上も前から知っているのだから、

間近で話していると、「やっぱり、ちょっと老けたかな?」とも感じる。

だけど、彼らの心からの笑顔を見ると、新弟子時代となにも変わっていない気もする。


まあ、彼らから見れば、ワタシのほうがよっぽど老けて

見えているのかもしれないけれど…(笑)。

いずれにしろ、今もこうやって彼らの取材をできることに感謝。


そういえば、なにげにコジは”復刊”ゴングに初登場となるらしい。

そう言われればそうかも…やっぱりなにげに気にしてはいたんだろうなあ(笑)。





これが表紙。

ゴングが試合写真をふつうに表紙にもってくるのは、

極めて珍しいというか、復刊以来初の試みだろう。


それにしても、表紙の絵としてこれ以上は望めないようなベストショット。

いま、まさにケニーが片翼の天使を決めようとする瞬間…

そして後藤の顔もきっちりと写っている。


さすが、プロレスカメラマン・大川昇。

勝負どころは逃さない!


では、今月号のコンテンツ紹介。



激夏の祭典 G1 CLIMAX 26特集号

さまざまな想いを胸に秘め、
G1初出場にして史上初の外国人優勝
ケニー・オメガの激情!!


『ゴング』16号
発売日:2016年8月26日(金)
定価:900円(税抜き)
発行:アイビーレコード
発売:徳間書店

Cover Photo:Noboru Okawa,Kuniyoshi Taiko(ケニー・オメガ会見写真)

CONTENTS

Interview
ケニー・オメガ
「内藤戦が年間ベストバウトを獲ったと確信して満足した。
あとは優勝さえすればいいやって思った。
だけどもう限界をとっくに過ぎてるし、どうせもう壊れてるんだ、
もっとぶっ壊れてもいいやって気持ちで決勝に臨んだんだ(笑)」

天山広吉&小島聡
「譲渡なんて普通なら前代未聞だし、
一番批判されるようなこと。
でも、テンコジだったからこそ唯一できたことだったのかな
っていう気がしたんですよね」(小島)
「コジ、ホントにありがとうね(笑)」(天山)

黒潮“イケメン”二郎
「ボクがW-1の顔になって、W-1を大きくしていきたい。リングに上がって、
ジャケットを着た状態だったらできるっていう自信があります」

星野勘九郎
「とにかく精進ですね。この偉大な歴史に星野勘九郎という名前を刻みたいので、
もっともっと精進していきます!」

Eita
「いまは自分に自信があるのでなんでもこいっていう感じです。
Eitaっていう選手がいることを日本中、いや世界中に知ってもらいたいですね」

木村響子&花
「見せ場を作らせてあげるようじゃダメ。
地力をつけなきゃいけないときに
ハリボテになっちゃう。
そういう意味で『私は鬼でいい』って」(響子)
「今日は気持ちで圧倒されちゃいましたね」(花)

Focus

新日本プロレス『G1 CLIMAX 26』 総括
text by Katsuhiko Kanazawa

柳澤健ノンフィクション連載『棚橋弘至と中邑真輔の時代』 第8回
「総合格闘技全盛期、プロレスラーたちは『お前はホントは強いの?』と問われていた」

『HUMAN DOCUMENT STORY』Vol.17:竹下幸之介
「竹下が負ける試合が観たい!」と思わせるレスラーになりたい。
text by Hirokazu Hasegawa

『矢野通の“混沌”酔いどれ放談』 Vol.13ゲスト:紘毅
あの前川清の息子は熱狂的YTRファン!
偉大なる親父を持つ2人の苦悩とは!?

ゆでたまご・嶋田隆司『肉處 しま田』 第8回ゲスト:近藤修司
「ハリケーンミキサーを絶対に完成させます!」

三者三様
「ギラギラの夏。メラメラの闘い」に偽りなし!
『G1 CLIMAX 26』大総括!

金沢“GK”克彦選定『G1 CLIMAX 26』大賞
MVP/ベストバウト/殊勲賞/敢闘賞/技能賞

GONG Star Pro Wrestling Super Photo #27「RAWの頂点へ」
text&photo by Noboru Okawa

Column

金沢克彦『再演!GK劇場!!』
柴田勝頼『題名のないコラム』
KUSHIDA『バック・トゥ・ザ・プロレス少年』
男色ディーノ『男筆宣言』
三田佐代子『インディーズブルース』
斎藤文彦『Turnbuckles』
高木圭介『プロレスのつぼ 2016』
プチ鹿島『マンスリープロレス時評』
元井美貴『モッキーのときどき突撃! 隣のマスクマン!』
KENSO『KENSO哲学 明るい未来のために……』
ターザン山本!『ゴング・コンプレックス!!!』
Comic

河口仁『プロレスの光』
須田信太郎の『プロレス劇場』

というわけで、今号もてんこ盛りでおとどけ。
ぜひ、読み込んでみてくださいね!!