すっかり忘れていた。
新日本プロレスOFFICIAL WEBSITEのほうに、
今年の『G1 CLIMAX26』でG1初進出となる会場で実現する
好カードや、その見どころなどを紹介している。
本日(27日)、長野・長野ビッグハット大会の
Bブロック公式戦の見どころ、注目カードに関してはお知らせ済み。
ところが、つづいて初進出となる28日、埼玉・所沢市民体育館大会の
見どころ、注目カードに関しても寄稿していることを忘れてしまっていたのだ(スマン!)。
いや、これマジで注目カードどころか、名勝負さえ期待される
Aブロック公式戦のカードがズラリとラインナップされているのだ。
所沢で、両国国技館並み、大阪城府立並みのカードだゼア!
まあ、知っているとは思うけど、ちょいと紹介してみたい。
メインイベント=棚橋弘至vsバッドラック・ファレ
開幕から3連敗のエース棚橋。
すでにデッドラインに入った。
あと、ひとつ星を落とせば棚橋の夏は終わりだろう。
そこで迎えるのが、天敵ともいうべきファレ。
昨年度のG1覇者・棚橋は公式戦で2敗している。
1敗が内藤、もう1敗を喫した相手がファレ。
しかも、今年の『NEW JAPAN CUP2016』1回戦でも
ファレのバッドラックフォールに惨敗。
もはや天敵。
もし、今回もファレにイカれたら夏が終わるだけではない。
タナから”エース”の称号が消滅するかもしれない。
まさに、徳俵に足を乗せた状態でタナは所沢のメインへと向かうのだ。
セミファイナル=オカダ・カズチカvsタマ・トンガ
初戦で丸藤に完敗したものの、それ以降持ち直してきた王者。
死角なしと言いたいところだが、タマは棚橋を破り乗っている。
ここは、慎重に行きたいところだが……。
第7試合=石井智宏vs丸藤正道
正真正銘・初対決!
Aブロック屈指の好カード。
名勝負製造機vs名勝負製造機。
予測不能の闘いである。
打撃技のぶつかり合い、スピーディーな切り返しに次ぐ切り返しの応酬…。
その果てに、どういうカタチで勝負がつくのか?
一瞬たりとも目が離せない、
ワタクシ金沢イチオシの公式戦カードなのだ。
第6試合=後藤洋央紀vsSANADA
この『G1』Aブロックにおいて、
おそらくもっともコンディションがいいと思われる両雄のシングル初遭遇。
5㎏ウエートアップしながらスピードの落ちない後藤。
もちろん、パワーアップに成功している。
SANADAもベンチプレス220㎏を挙げる体幹の強さでパワー負けしない。
無論、空中戦となればSANADAワールドだろう。
この公式戦に勝ったほうが、V戦線に残るし、
優勝へ一歩近づくのではないだろうか?
大一番といっていいだろう。
第5試合=真壁刀義vs天山広吉
コンディションを不安視されながら、
3連勝と勢いに乗る真壁。
「最後のG1」を盟友・小島とともに走り抜けようとしている天山。
昨年に比べると、天山のコンディションも抜群にいい。
ともに、長州力の付人からスタートした男たち。
新日本流ブルファイトの源流を継ぐ両雄。
気持ちいいほどの真っ向勝負を展開することだろう。
というわけで、マジで所沢大会は好カード目白押しでしょう!?
そこいらあたりを、もっと詳細に分析しているので、
是非こちらのテキストにも目を通してみてね。
【7月28日(木)『G1』所沢大会を“GK”金沢氏が大展望!】“名勝負確実”丸藤vs石井戦! “ともに絶好調”後藤vsSANADA戦!【G126】
http://www.njpw.co.jp/news/detail.php?nid=17004
※おまけ
今回、ワタシがつねに追い続けている男がひとり。
この角度…もうおわかりですね?
身を削って、こけしを放ちつづける男。
髪を犠牲にして、こけしに賭ける男。
これもまた勲章だ!
頑張れ、本間朋晃。