新日本プロレス出身で、SWSでも活躍した
片山明選手からメールがとどいた。
去る7月17日、岡山県卸センター・オレンジホールで開催された
大仁田興行『FMW軍vsUWF軍 爆破決戦!』を観戦してきたという。
新日本時代、片山のデビュー戦の相手を務めてくれた
佐野巧真が出場するということで、いざ、オレンジホールへ。
佐野はいまでも付き合いのあるよき先輩。
また、数年前にノアの滞在先のホテルに佐野を訪ねていった際に、
片山を見かけて自ら挨拶にきてくれた”帝王”高山善廣とも再会できたという。
この日はのメインでは、「史上初!邪道ロケット&電流爆破デンジャラス鬼棒
6人タッグデスマッチ」が行なわれ、初トライしたロケットの威力があまりに凄まじく
考案者の大仁田自身がビックリ仰天であったらしい。
それでは片山が送ってくれた写真とともに、
片山レポートを原文ママで掲載してみたい。
皆さんこんにちは!
片山 明 です。
佐野選手から、FMW軍 VS UWF軍の岡山広島2連戦に参戦するという連絡があり、7月17日、岡山オレンジホールに大仁田厚興行の観戦に行ってきました。
佐野選手に最後に会ったのは、2011年3月18日。
私のカミさんも佐野選手に久々に会えるのを楽しみにしていたのですが、デスマッチ系の観戦は絶対に無理という事で、
いつもお世話になっている介護ヘルパーさんに同行していただきました。
ホールに到着すると佐野選手が入り口で待っていて迎え入れてくれました。
久々の再会です。
東京からマイクロバスの夜走りで直接会場入りとあって、
ちょっと疲れた様子です。
既にウォーミングアップを終えたという事で、
お客さんの開場時間まで少し馬鹿話に付き合ってくれました。
この日の試合は、4試合。
1STマッチ シングル 20分1本勝負
HASEGAWA VS 岡山きびだんごマシーン
きびだんごマシーン選手は、岡山ご当地キャラのレスラーですが、
岡山出身かどうかは全く不明の謎のマスクマンです。
2ndマッチ タッグマッチ 30分1本勝負
怨霊 アイガー VS しゃちほこマシーン 寧々
しゃちほこマシーン選手が見事なケブラーダを披露してくれました。
後から知ったのですが、オバチャン(失礼お姉さん)レスラーの寧々選手は、なんと女装!、オジサンでした(笑)。
細身で小柄な選手なので、普通に女性のレスラーだと思って見ていたお客さんが
きっと多いと思います。
アイガー選手はホンモノなら女子レスラーです。
3rdマッチ タッグマッチ 30分1本勝負
守部宣孝 ダイスケ VS W★ING金村 Hi69
守部選手は私と同じ岡山出身のレスラーなので、一度是非喋ってみたかったので
すが、残念ながら今回はチャンスがありませんでした。
メイン 6人タッグマッチ 無制限1本勝負
FMW軍対UWF軍~史上初!邪道ロケット&電流爆破デンジャラス鬼棒6人タッグデ
スマッチ
大仁田厚 雷神矢口 橋本友彦 VS 高山善廣 佐野巧真 池田大輔
私はこういう仕掛けモノの試合を生観戦するのは初めてなので、
準備から興味津々。
過去にTVで観た有刺鉄線電流爆破マッチと比較すると、かなりシンプルで、正直ちょっとチープなのかなって印象でした。
準備が完了しいよいよ佐野選手が登場するメインです。
両チーム入場後、試合開始。
試合はレスリング的な攻防は殆どなく、殴る蹴る、場外乱闘、凶器攻撃と
目茶苦茶な試合展開です。
最初にバット攻撃で火薬が破裂した時、正直ちょっとビビる程でした。
私はリングから数m程離れた場所で観戦していたのですが、けっこうな衝撃波を体感しました。
バットの打撃&有刺鉄線のトゲだけでもかなりのダメージを伴う事は十分想像が
つきますが、プラス爆破。
こんなのまともに食らったら大火傷です。
運が悪けりゃ病院直行即入院です。
この人達は、よく平気でしょっちゅうこんな試合こなせてるなあって驚きです。
恐るべし!。
残念ながら今回は池田選手が3カウントをとられ佐野選手達のチームが負けてし
まいました。
池田選手あの後大丈夫だったでしょうか。
試合後は大仁田ファンのお客さん達がリングを取り囲み、大仁田選手が口に含ん
だ水を噴きまくり、ペットボトルの水を飛ばしまくり、そして長々と熱いマイク
パフォーマンスで盛り上がってました。
これも生で見るのは初めての光景でした。
この岡山大会で熱い戦いを披露してくれた選手の皆様、お疲れ様です、どうもあ
りがとうございました。
なお、詳細な試合内容については、プロレス専門誌や携帯サイトなどをご覧になって下さい。
試合後は私のカミさんも合流し一緒に食事会。
久々の再会に、やっぱりまた馬鹿話で盛り上がりました。
後で知ったのですが、大仁田選手と矢口選手は昼の岡山大会終了直後に東京に向
かい、夜の興行に参戦してダブルヘッダーだったようです。
そして翌日は広島大会に出場。
なんてタフな方達なんでしょう、ホントに恐るべし。
PS:以上、片山選手からのレポートでしたが、
ここからは内緒話。じつは、この大仁田興行のあとの夜の部において、
スターダムが同会場で大会を開催しています。
当初、佐野巧真が出場することを知らなかった片山選手は、
スターダムを初観戦するつもりだったらしいのです(笑)。
次回は是非とも、スターダムの観戦レポートもよろしくお願いしますね