6月3日、奈良文化高等学校・衛生看護専攻科2年の生徒さん達の前で

講演を行なってから僅かに中8日となる6月12日、

片山明は倉敷鷲羽高校で3年連続3度目の公演会に臨んだ。


さて、今回はどんなトークが展開され、

片山選手にどのような発見があったのか?

以下、片山明から送られてきた講演会レポート。




金沢ブログをご愛読のファンの皆様へ。

こんにちは!、片山 明 です。


お待たせしました。

先日、6月12日に倉敷鷲羽高校にて行った講演の報告です。


テーマは、今回も「踏み出せ!」。

今回も、同校勤務の森浩先生と2人で、

セッションスタイルでのトークを行いました。


会場は、校内の武道場。

お客様は、同高校3年生・約270名の生徒さん達。

熱い視線と熱気が、近距離から突き刺さるように伝わって来ます。


私のお喋りはと言うと、相変わらずの噛み噛みでしたが(笑)、


お堅い講演のお喋りはたぶん私には向いていないので、

触れ合いトークショーとして、今の私を見て戴いて、

そして触れ合って、何か僅かでも感じてもらえたならそれでいいと思います。


彼ら彼女達一人一人が、きっとプラスになる何かを

掴んでくれたと確信しています!。


今回も、至らない私のお喋りに最後までお付き合いして下さった

倉敷鷲羽高校3年の生徒の皆さん、そして学校関係者の方々に、

この場をお借りして改めてお礼申し上げます。


どうもありがとうございました。

それから、高く評価して戴き、大変光栄に思います。


以下、

掲載日は未定ですが、

倉敷鷲羽高校HP

http://www.washu.okayama-c.ed.jp/index.html  

内のblog「わしづかみ」にも載ると森先生から聞いていますので、

金沢blogご愛読の皆様、是非とも時々チェックしてみて下さい。


それでは失礼いたします。






なんか、イマイチつまんないなあ(苦笑)。

本音はどこなんだよ!?トラさん(※片山選手の愛称)


プロレスラーが自分をさらけ出さずして何を表現できるんだい?

…と思っていたら、そのあとに本音レポートが

ちゃんとくっ付いていたのだ。


これはオモシロイ!

以下、片山レポート第2弾を原文ママで。




6月3日に奈良文化高等学校さんの講演を終え、翌日からは学校へのお礼文や、

学生さん達から戴いたメッセージを読んでお礼文を打ったり、

当日の画像を整理したり、もちろん鷲羽高校さんの準備も並行して。


6月3日の講演直後(正確にはトーク中の後半あたり)から気分が「High」になり、これならいくらでも喋っていられそうって思ったのですが・・・。


やはりというか、3日も経過すると完全にリセットされていました(笑)。


バタバタと気がつくと6月9日。

ヤバい!、まだカンニングペーパーが完成しない。


そして12日、出発のギリギリまで

カンニングペーパーの修正の繰り返し作業でした。


倉敷鷲羽高校さんには、2013年に初オファーを戴き、

連続で今年が3回目です。


6月3日の奈良文化高等学校さんの場合は、何から何まで初づくし、

自分で準備してお願いしておかないと、何も進みません。


それに比べれば今回の鷲羽高校さんは、

特に真新しい企画も話のネタも殆ど無いし、

極端に考えれば開始時間に自分が間に合いさえすればいいのかもしれません。


そんな事が出来る度胸とお喋りの実力があるんだったら、

苦労なんてしませんけど(笑)。


でも、いくら初めて会う生徒さんだからって全く同じ事はやりたくないし、

1回目よりは2回目、2回目よりは3回目とグレードを落としたくない、

失敗して悔いを残したくないっていう思いが沸いてきて、

プレッシャーがどんどんアップしていきました。


いよいよ当日、到着予定時間を少し過ぎて鷲羽高校に到着すると、

校門付近で森くんが待っていてくれました。


進行の打ち合わせのために控え室の体育教官室に入ると、

次々に用事で訪れる生徒さん達に接する姿は、

もういつもの知っている森くんではなく「偉大なる森大先生!」です。


そして、この学校の生徒さんは毎度毎度いいますけど、

お世辞抜きに皆んな挨拶が素晴らしい!。


それに直ぐさま鷲羽高校のお偉い先生方々も訪れて、ご挨拶と雑談。

開始時間がどんどん迫っているのに、進行の最終打ち合わせが中断ばかりです。


もう開始時間まで、20分もありません!。

森先生はというと、打ち合わせが中断するとすぐにプロレスの雑談に脱線(笑)。

「そういう話は終わった後で・・」と急かしながら、

何とかギリギリで打ち合わせ終了。


参加の3年生の生徒さん達が武道場に入場完了したのを確認し、

私達も武道場入り口に移動。


そしてホンバンへ。

森先生に車椅子を押してもらい武道場に入場すると、

生徒さん達が熱く私達を迎えてくれました。


森先生とのトークに、画像投影や森先生のスクワット実演、

私の携帯入力実演、等など。

あっという間の45分間でした。


それから、終了後の集合写真撮影。


今回も森先生はムタイガーのマスクを何枚も持ってきてましたねえ。

どのデザインのマスクを被ろうか?、

ギリギリまで迷っていたようです(笑)。

やはりいつもの森くんに戻ってました。


終了後、学校の先生方々には、「今回が今までで一番良かった」と

たいへん評価して戴けました。


ホッとしました。

そして、「来年度も是非・・・」っと声をかけて戴きました。

もちろん快くOK!です。


帰りの車中カミさんに「今回の点数は?」って尋ねたら、

「?私、前に何点って言ったかなあ」って返事。


私が「確か60点と言われたけど」って言うと、

「う~ん、じゃあ63点、いいでしょ前より上がったんだから!」と。


まあ少しは進歩でしょうか(笑)。


後日届いた参加した生徒さん達のアンケートをやっと読み終えましたが、

多くの生徒さんがとても高く私の話を評価してくださいました。


準備期間の日々高くなっていくプレッシャー、ホンバンの緊張、

終わった後の安堵感、充実感、イメージ通りに喋れなかった悔しさ、

そういう感情は毎回あるのですが、今年この2つ(講演)では

それらにプラスもう1つ別の感覚が沸きました。


「楽しい」って思えるような感覚。


ちょっと説明は難しいのですが、昔プロレスの試合やってる最中に、

ある時を境に気分が「High」になるんです。


そうなると、体が軽くなったり痛みを殆ど感じなくなったり、

まあいわゆるアドレナリンが多く分泌された時かな。


そんな状態の時にお客さんの拍手とか歓声が飛んでくると、

皮膚がゾクゾクってきて「気持ちイー!、楽しー!」って

感覚になる事がありました。


講演の入場の際にプロレスの入場曲使って戴いたり、選手コールして貰ったりと、プロレス的な要素に触れた事で無意識に錯覚したんじゃないかとも思います。


でも、忘れかけていたプロレスの試合中に味わったこの感覚に近いのは確かです。


以上です。


何か追加質問とかあれば言って下さい。

この私文は、金沢さんが抜粋でもイジッていただくなり好きにして下さい。

お任せいたします(^-^)






「好きにして下さい」と言うからには、

好きにさせてもらいます(笑)。


抜粋どころか、全文を紹介させてもらいました。


今回、片山選手が感じた「楽しい!」と、

あのとき味わったレスラーズ・ハイと同じ感覚。


片山明がそう言うからこそ、

レスラーがリングで味わう感覚というものが、

私たちにより身近なものとして伝わってくるような気がする。


彼の前に道はない。

彼の後に道はできる。

迷わず行けよ。

行けばわかるさ。


講演テーマ 「踏み出せ!」

出演 プロレスラー片山明