5月25日(月)発売、『ゴング』新装刊4号の表紙が出来上がった。
表紙の人物は、AJスタイルズ、オカダ・カズチカ、中邑真輔…
つまり、新日本プロレスの米国遠征の主役となり、
来たる7・5大阪城ホール大会でも主役を張る男たち。
かつて、ワタクシ金沢が『週刊ゴング』編集長を務めていた期間、
具体的には1999年1月~2004年10月は複数エースの時代と呼ばれていた。
1・4東京ドーム大会、G1 CLIMAXという特別な大会、
あるいは長州力、大仁田厚、闘魂三銃士(橋本真也、武藤敬司、蝶野正洋)、
三沢光晴といった個性的でスペシャルな存在でなければ、
なかなか単独表紙を飾れなかった難しい時代でもある。
そういったときにタイムリーで話題の選手たちを複数名並べ、
ひとつのうねりを表現することが度々あった。
今回のゴングは、昨年9月の復刊0号以来、
初めて複数の選手を表紙の顔としている。
あの時代を意識したわけではないだろうが、
新日本の米国遠征、7・5大阪城ホールを見据えたとき、
間違いなく主役になる3選手であり、
実際に米国遠征でも大いなる支持を集めた男たちである。
本誌・井上崇宏が、5・12&13米国フィラデルフィア遠征に
弾丸ツアー取材として同行。
現地における新日本人気、とくに爆発的な”ナカムラ人気”を目の当たりに、
中邑真輔のインタビューを始め、現地の米国ファンの反応を生取材。
その模様をリアルにお届けする。
以下、ゴング新装刊4号の主なコンテンツ紹介。
Fully Charged!? in PHILADELPHIA
5・12-13フィラデルフィアで新日本旋風を目撃した!
『ゴング』vol. 4
発売日:2015年5月25日(月)
定価:900円(税抜き)
発行:アイビーレコード
発売:徳間書店
【巻頭スペシャルレポート】
YES,Fully Charged!!
5・12-13 ROH&新日本プロレス『WAR OF THE WORLDS '15 NIGHT』
【インタビュー】
■中邑真輔
ロッキーの聖地フィラデルフィアに
熱狂を生み落としたKINGの、
プロレスへの冷静な分析。
「いくらプロレスでエンターテインメントしようとも、
ある種の不安定感を保っていたほうが
本気の生きるか死ぬかが入り込んでくる。
そこのミックスが絶妙におもしろいんじゃないかな」
■ランス・アーチャー
Never Say Never
絶対にないということは絶対にない
■田口隆祐
リング上でやりたい放題の
ファンキーウェポン!!
田口隆祐が“ひと皮剥けた”理由
「中邑真輔の自由な感じが凄く羨ましかった。
『こんなに自由にしていいんだ、自由っていいな』と」
■藤田和之
どうなる全日本vsIGF!? どうなる諏訪魔戦!?
渦中の野獣が本音を咆哮!!
「世の中に当たり前のことなんて何ひとつない!」
■黒潮“イケメン”二郎
TAJIRIが発掘し、船木誠勝が見込んだ天才児
狙うは武藤敬司とのシングルマッチ!!
「前は1年間に4回しか練習してなかったですからね。
それが船木さんと組んだ今では、1日に4回練習する日もありますから」
■グレート・カブキ×武藤敬司(グレート・ムタ代理人)×TAJIRI
ORIENTAL MYSTERY
アメリカを席巻した男たち
夢の毒霧三重奏
■天山広吉
20年変わらぬ髪型が元気の証
かつての世界最高峰のベルトを巻き、
猛牛は健在なり!
●GONG Star Pro Wrestling Super Photo #9(ゴールドバーグ)
●GONG Star Pro Wrestling Super Photo #10(ラヨ・デ・ハリスコJr.&タイガーマスク
&ウルティモ・ドラゴン)
●KUSHIDA 北米遠征記
●5・3 新日本プロレス『レスリングどんたく2015』
●GK劇場 「今年の上半期、プロレス界のMVPは間違いなく鈴木みのる」
●『HUMAN DOCUMENT STORY』Vol.3 杉浦貴 プロレスを楽しむハダカのおじさん
●4・25 全日本プロレス『2015チャンピオン・カーニバル』優勝決定戦
●開戦か? 消滅か? 全日本vsIGF 対抗戦騒動の顛末
●三沢光晴七回忌に捧ぐ エメラルドの夜
●『人類プロレスラー計画 中西ランド』Making Photos大公開!
●Gノンフィクション『会長・菅林直樹』
●DDT・高木社長がW-1のCEOに就任!
●三者三様 高木三四郎CEO就任、藤田・諏訪魔問題、橋本復活祭、阿修羅・原さん逝去
●[新連載!]ゴング時事放談 髙山善廣×斎藤文彦 とっておきのプロレス談義
●5・10 『GREAT VOYAGE in YOKOHAMA』
●4・21 ももクロ試練の七番勝負・番外編『ももクロvs女子プロレス』
●4・27 FMW 再旗揚げ戦
●追悼 阿修羅・原さん ヒットマンよ、永遠なれ
【コラム】
斎藤文彦 / プチ鹿島 / 三田佐代子 / 嶋田隆司(ゆでたまご)/ 柴田勝頼 / KUSHIDA
/ 高木圭介 / 男色ディーノ / 松本真一 / KENSO / 元井美貴 / ターザン山本!
【漫画】
[新連載!] 河口仁『プロレスの光』
須田信太郎『プロレス劇場』
というわけで、お買い逃しのないように、
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あ、オイラですか?
前号で編集長を退任したのだけれど、
なぜか忙しさのほうはあまり変わらずじまい(笑)。
個人的には、諏訪魔(全日本プロレス)との対戦問題で渦中の人となった、
IGFを主戦場とする藤田和之のインタビューにかなりの労力を注いでいる。
”野獣”藤田による心からの咆哮!
こちらも、ぜひ読み解いていただきたいと思う。