昨年１２月、悪性リンパ腫に侵されていることを
自身のFacebookで明かした垣原賢人さん。
全日本プロレス、ノア、新日本プロレス（引退時）と
さまざまなリングで活動してきたが、
彼の原点はやはり新生ＵＷＦであり、
その後のＵＷＦインターナショナルだ。
彼のデビュー戦も引退試合も私は会場で取材し、
しっかり見届けている。
現在、闘病中の垣原さん……いや、カッキ―を応援するために
かつての同志たちが立ち上がった。
Ｕ時代のよき先輩であった山崎一夫さんを中心に、
Ｕインターの後輩に当たる高山善廣らが、
”カッキ―応援隊！”を結成した。
また、カッキ―のよき先輩・兄貴分でもある
鈴木みのる、金原弘光らも支援を呼び掛けている。
以下、カッキ―応援隊！Ｆａｃｅｂｏｏｋより。
皆さんご存知『Uの戦士』垣原賢人選手は、
いま、悪性リンパ腫（血液のがん）と闘っています。
この病気は血液を通じて腫瘍が全身に転移してしまうとても厄介な病です。
現役時代１００キロ近かった体重も７０キロにまで落ちてしまいました。
この病気と闘うには抗がん剤投与や
食事療法（動物性たんぱく質、油脂、砂糖、塩の制限）など
厳しい状況に身を置かなければなりません。
当然、生活の糧を得るための仕事をすることも出来ません。
最終的には『骨髄移植』というリスクの高い莫大な費用のかかる
究極の選択が必要になる可能性もあります。
そんな病魔と闘っている垣原選手を応援したいと考えています。
具体的な方法は治療費等の寄附になります。
ご賛同いただける方は、下記口座に直接募金をお振込いただければ幸いです。
銀行：スルガ銀行 海老名支店(店番号)370
口座番号：普通預金 3474242
口座名義：カッキー応援隊・代表 山崎一夫
※預金通帳は垣原選手の奥様に渡しております。
３月２８日（土）、２９日（日）に新宿中央公園で開催される
『TOKYO outside festival』の会場でも募金箱を設置します。
２９日（日）には高山善廣選手をはじめとする垣原選手ゆかりの選手、
関係者が会場で募金箱を持って立つ予定です。
また会場の募金箱横のメッセージノートにて、
垣原選手への応援メッセージも募集いたします。
皆さまからのご寄附は全額垣原選手（預金通帳は垣原選手の奥様に渡しております）の
治療費と生活費に充てられます。
利用されなかった寄附金は『骨髄バンク』等の機関に寄附する予定です。
皆さまの温かいご支援をよろしくお願いします。
カッキー応援隊 代表 山崎一夫
じつは、垣原さんの病状を知った山崎さんは昨年末からすぐに動き出していた。
１・４東京ドーム大会のテレビ朝日控室で、私も協力を求められたので
二つ返事でＯＫしている。
１月末には、すでにカッキ―応援トークイベントの
概要も出来上がっていた。
日付は、３月１７日。
場所は東京・新宿のイベント会場。
出演は山崎さん、藤原喜明組長、高山善廣選手で、
私がＭＣを務め、もし体調がよければという条件で
カッキ―の来場も期待していた。
ところが、イベント会場側の都合が急に悪くなったことを含め、
もう少し準備（カッキ―グッズの制作など）に時間をかけようということで、
トークイベントは延期とされている。
中止ではなく、延期である。
もちろん、一回きりのイベントではなく、
鈴木みのる、金原弘光、田中稔らカッキ―と縁の深い人たちを
ゲストに呼んでの定期的な開催を考えていた。
正直、イベント開催には準備期間が必要とされてしまう。
だから、とにかく山崎さんが動いてくれた。
みなさん、カッキ―を応援してください。
２０１１年１１月１６日、後楽園ホール。
『金原弘光デビュー20周年記念興行「U-SPIRITS』にて、
引退から６年半のブランクを乗り越え１夜限りの復活マッチを行なったカッキ―。
相手は、バリバリの望月成晃（ドラゴンゲート）。
「負けたまま終われない！」と試合後には、
笑顔でカムバックを示唆するような言葉も飛び出した。
そう、病気に負けて終わるわけにはいかない。
みなさん、カッキ―の完全カムバックのために
ほんの少しでも力を貸してくださいね！
カッキ―応援隊！