GK  今回は大仁田厚は封印でいくよ(苦笑)。

    頭が1・4東京ドームまで突っ走りすぎたから、

    冷静に岡山大会を振り返ろう…反省反省反省!

金沢 おお、反省したようだな(笑)、よろしい。

GK  新日本が初進出したコンベックス岡山というイベント会場だけど、

    これが岡山駅から中庄駅まで電車で10分余、そこからバスで15分ぐらいと

    けっこう遠くて…ええっ、ここまでお客さんが来るのかいな?

    と正直心配していたら心配ご無用、荷造りご無用だった。

金沢 それはアート引越センターだな?

    反省してないだろ!

GK  あ、ばれた? すいません。

金沢 だけど、3600人の札止め人気だった。

    だいたいオイラが会場に着いたのは、

    午後2時50分ぐらいだったんだけど、

    もう正面玄関のグッズ売り場には人がわんさか溢れていた。

    地元の人によると、駐車場も完備されているから決して遠くないと。

GK  首都圏でいうなら、千葉の幕張メッセみたいな感じで

    イベント会場として地元ではもうお馴染みらしいね。

    今後、プロレス会場の定番になってくるかもしれない。

金沢 試合前には片山明選手の来場があったり、けっこう自分もバタバタと

    浮き足立っていたんだけど、サムライTVのディレイ放送(ニアライブ)は

    もう完全にライブ中継と同様に進められたから、ゴングが鳴ったら、

    いい緊張感を持ちながら試合に入り込めた。

GK  まず、いきなり注目は第2試合だったね。

    ヤングバックス(バレットクラブ)vsフォーエバー・フーリガンズ(CHAOS)

    の現ガイジンJrタッグ№1決定戦といっていい対決。

    勝者が次期IWGPジュニアタッグ挑戦権獲得といった趣きのマッチアップだね。

金沢 これ、困ったのが、やっぱりヤングバックスだよ。

    ヤングバックスが王者時代には、みんなようやくニックとマットの区別が

    ついて、兄と弟の区別もつくようになったのに、今回のシリーズ参戦は

    約3ヵ月ぶりだからまた分からなくなってしまった(苦笑)。

GK  あの何でも知っている村田晴郎アナウンサーも「アレッ?」という感じで

    戸惑っていたらしいね。村田アナが戸惑うのにアンタが分かるわけがない(笑)。

金沢 しかも、あいつら(※失礼!)名前をコールされても

    各々勝手にアピールするから始末に終えない。

    双子でもないのに、こんなに悩まされるチームも珍しいよ。

    だけど、実力は保証付きだよね。

GK  最後は、必殺のモア・バング・フォー・ユア・バックスが炸裂。

    やっぱり、ヤングバックスが一枚上手だったことを証明した。

金沢 この流れを受けて、第5試合のIWGPジュニアタッグ選手権へ。

    タイムスプリッターズが鈴木軍コンビ(タイチ&デスぺラード)に大苦戦したねえ。

GK  もう、奇襲から始まって試合の流れは8割以上、鈴木軍が握っていたよ。

    セコンドのTAKAみちのくがまた憎らしいぐらいに上手いんだ。

金沢 ふだんよりオトナシイくせに、ここぞの勝負所でサッと手を出して、

    絶対に王者チームにペースを渡さない。

    完全に2対3だから、タイムスプリッタ―ズはまったくペースを戻せないんだ。

GK  絶体絶命のなか、ここしかないという針の穴ほどのチャンスを逃さず、

    I-94(メイド・イン・デトロイト)でようやく決めた。

    でも、安心するのはまだ早いとばかり、次期挑戦をアピールするために

    ヤングバックスとフーリガンズが上がってきたね。

金沢 ヤングバックスで決まりと思っていたんだけど、フーリガンズも退かない。

    そこでKUSIDAが「みんな、まとめてやってやる!」と。

    かくして、10・13両国のタイトルマッチは3WAYマッチに決定した。

GK  これ、どう考えてもチャンピオンには不利なんだよね!

    フォールを奪ったチームが勝者なんだから。

    だけど、やるしかないでしょ。

    これだけ実力が拮抗していたら。

金沢 それにしても、ジュニアタッグは陣容が充実してきたよ。

    あの8・10西武ドームに来日したROHのなんたらかんたらも

    凄くいいチームだったよ。

GK  ちょっと待って! いま調べるから……カイル・オライリー&ボビー・フィッシュの

    ”レッドラゴン”だな。ヤングバックスからROH世界タッグを奪取したチームだね。

金沢 レッドラゴンも参入してきたら、史上空前、いや空前絶後の

    ジュニアタッグ・ウォーがスタートするんじゃない?

GK  楽しみだねえ。

    楽しみといえば、この直後、一部で絶大な支持を得ている人気スター、

    NWAのブルース・サ―プ社長がVTR出演して、またアジっていたね(笑)。

金沢 今回の登場ぶりにはぶっ飛んだ。

    例の「コンニチハ、ニホンジン!」と挨拶する前に、

    カメラに向かって4回ほど続けざまに振り返るんだけど、

    そのたびにド派手なスーツを着替えているという凄まじい演出!

    あれって、自分で編集して送ってきたのかな?

    ますますブルース・サ―プ幻想が増してきたよ(笑)。

GK  あの胡散臭さ、いかがわしさが最高だよ!

    しかも、次に新日本へ送り込む刺客はNWA世界ジュニアヘビー級王者の

    チェイス・オーエンズで自らキャッチフレーズを”クラウンエンジェル”と言い放った。

    まあ、見たことも聞いたこともない選手だったよ。

    さあ、当たりか外れか…そこもまた楽しみのひとつだね・

金沢 そこで早速、両国大会でのBUSHIの挑戦が決定した。

    BUSHIにとっては満を持してのベルト挑戦だから、

    一丁がんばるどころか、ベルトを獲ってもらいたいね。

    いくら全盛期にほど遠いとはいえ、NWA世界ジュニアは、あのダニー・ホッジ、

    ヒロ・マツダさん、タイガーマスクも保持していた伝統のベルトなんだから。



GK  さて、休憩明けからゲスト解説に真壁刀義が参加してくれたんだけど、

    これはヒットだったねえ。とにかく、しゃべりは天下一品。

    現役プロレスラーのなかでもナンバー1じゃないの?

金沢 ホントに真壁はよかったねえ。

    彼の場合あのキャラだから先輩レスラーに対しても遠慮なしで言える。

    第3世代なんか大先輩になるわけだけど、彼らを「こいつら」と呼べちゃうし、

    「永田」とか「天山」とか呼び捨てにしてもいい。

    ふつは、敵対していようとも先輩レスラーには気を使ってしまうけど、

    真壁にはいっさいそれがないからね。

    となりで聞いていても、おもしろいんだよ。

GK  しかも、なにか言おうとするときに、「これ、金沢さんさぁ…」とか頭に振っていたよね。

    あれって、アナタに振るとか気を使っているわけじゃないんでしょう?

金沢 そう、あれは違うんだよ。

    つまり、一言で言うなら一緒にメシを食ったり、

    飲んだりしているときの真壁のしゃべり方と同じなんだよ。

    真壁もね、プロレスの話をすると止まらないタイプなんだけど、

    彼のいいところはトップに立っても、人の意見に耳を貸すところ。

    むしろ、意見を求めてくるタイプなんだよ。

    レスラーって我が強いから人の意見に耳を貸さないタイプも多いわけ。

    自分がすべて正しいと思いこんでいて…(苦笑)。

    真壁とか棚橋とか永田、内藤なんかは、いまでも人の考えや、

    マスコミはどう見たのか、どう考えているのか?

    そういう意見をしっかり聞いてくるよね。

GK  つまり態度はでかいけど、真壁ほどプロレスに関して謙虚な男はいないと。

    だから、彼は自分のことだけじゃなく、新日本全体が見えている感じがする。

金沢 そこだよね。

    だけど、あんまり褒めるとなんだから次にいこうか?

GK  第7試合のテンコジvs永田&中西のNWA世界タッグ選手権だな。

    これは他の試合とちょっと異質な空気感を出していたね。

    重さを感じるというか歴史を感じさせて…関係者のなかには、

    この試合を岡山のベストマッチに挙げていた人も何人かいたね。

金沢 彼らは4人ともルーツが同じだから。

    ネコさん(故ブラック・キャット)、馳浩、佐々木健介に教わり、

    しごかれてきた世代なんだよ。

    だから、基本的な腕を取る、脚を取る、ストンピングを打つという部分とか

    みんな同じ入り方をするんだけど、やっぱり馳コーチが教えていたから、

    そこはしっかりと基本に忠実で丁寧なんだよ。

    他団体でも見てみれば、わかるよ。

    大谷晋二郎、高岩竜一、ケンド―・カシンも同じだから。

GK  なるほど、基本はもう身体に染み付いているわけだからね。

    そう言えば、解説で真壁はいいことを言っていたよね。

    「こいつら腕だったら腕を攻めて、離れ際ににもそこに蹴り入れるじゃん。

    基本に忠実な攻め方してるんだよな。第3世代は、本来若い選手たちが

    やらなきゃいけない試合をこうやって見せているところが凄いんだよ」って。

金沢 唯一心配だった中西も東金大会とは別人の動きを見せた。

    新合体技のイーストゴールドもズバリと決まったし。

    ところがどっこい、最後に永田が大☆中西ジャーマン、フロントキック、

    延髄斬りからバックドロップ・ホールドで仕上げに入ると思った瞬間に、

    小島が意地の豪腕ラりアットを決めて大逆転勝利。

GK  東金と同じ轍は踏まないという意地だよね。

    あの大逆転のラりアット一撃はまさに”本家”スタン・ハンセンを彷彿させたなあ。

金沢 たしかに、ハンセンばりの一撃必殺だった。

    なにか、ここ最近の新日本のタイトルマッチとは一線を画すような

    異質感がよかったね。1発1発に歴史の重みを感じさせてもらったよ。

GK  そして、真壁も「今日はこの試合がイチバン注目だね!」と言い切った

    NEVER無差別級選手権、高橋裕二郎vsYOSHI-HASIです!

金沢 試合前のインタビューからダンサーのオネエちゃんをはべらかす裕二郎と、

    インタビュー慣れしていないYOSHI‐HASHIでいきなり明暗クッキリだった。

    真壁も「ほら、YOSHI-HASHIは目が泳いでいる。慣れてないからこうなる。

    この時点で差がついちゃってるんだよ」と厳しく指摘していたね。

    入場時もそうで、オネエちゃんをはべらかし自由奔放な裕二郎と、

    表情の固いヨッシ―(以下、ヨッシ―で)。奇襲をかけたところまでは

    よかったけど、すぐさまペースを握られてしまった。

GK  ここでも真壁の言葉が重かったねえ。

    「YOSHI-HASHIの攻撃は点、点で流れが生まれないんだよ。 

    だから、ホラすぐ返された。裕二郎には流れがあるだろう!」って。

金沢 そうそう。こういうのってねえ、なかなか解説者としては表現しずらいんだよね。

    「技が単発に終わるから連続攻撃を見せてほしい」 とかそういう言い方ならできるけど、

    やはりプレイヤーゲストがズバリ言ってくれると、オレたちが言うのと

    説得力が違ってくるわけだよ。 真壁の解説には聞き惚れたね(笑)。

GK  一方で裕二郎は抜群だったなあ。

    ヨッシ―を痛ぶりながら、セコンドにピッタリ付いていた真輔と石井を

    交互に見やりながらニタリと笑う余裕まで見せた。

金沢 オレなんかは裕二郎のベストバウトじゃないかと思ったよ。

    先輩の棚橋なんかと凄い試合をやったことはあるけど、

    今回は裕二郎が王者として先輩としてヨッシ―の魅力を引き出しつつ、

    最後は力の差を見せるという闘いを要求されているわけで、

    それに十二分に応えたと思うな。

GK  最後は、石井の引っ張り出しにも成功したしね。

    もう一度、石井を倒してこそ真のNEVER王者だということをわかっているから。

    ところで、ヨッシ―はどうだった?

金沢 本当に貴重なタイトルマッチ2連戦だったと思う。

    神戸にはパートナーとしてオカダがいた。

    タッグの闘い方はCHAOSとして学んできているからもう大丈夫。

    試練はこのシングルだったよね。

    まして、心強い味方なんだけど、真輔&石井がしっかりとセコンドに付いている。

    息も上がったろうし、目の焦点が合わない場面もあった。

    だけど、最後まで闘い抜いた。

    反省点は山ほどあるけど、しっかり最後まで闘い抜いた。

    この事実を自信に換えてもう一皮剥けてほしいね。

GK  まだまだノビシロはあるってことだよね。

    ヨッシ―、がんばれって、エールを送っておこう!

    さて、セミのタッグマッチは三角関係モロダシのおもしろい試合になった。

    王者AJスタイルズをめぐって、G1でAJに勝っている棚橋弘至と内藤哲也の

    どちらが恋人(IWGPヘビー)を振り向かせるのかというのがテーマ。

    なつかしのバラエティー番組『ねるとん紅鯨団』みたい(笑)。

金沢 それ、懐かしすぎるから(笑)。

    試合前にアピールタイムがあって、試合がフリ―タイムってわけか?

    どっちにしろ、「ちょっと待った!」コールがあるわけだな(笑)。

    知らない人にはなんのことやら、まったく分からないだろうねえ。



GK これはAJ&ドク・ギャローズの入場を待ち受ける恋敵の2人なんだけど、

   先に入場した内藤、棚橋の間でおもしろいシーンがあったんだよ。

   内藤が先にリングインしていたんだけど、あとからリングインした

   棚橋の導線上に突っ立っていたわけ。

   棚橋は必ずコーナーに上がって逸材ポーズを決めるでしょ?

   その導線に内藤がいたものだから、「ちょいとおどきよ」という仕草を見せた。

   あれも内藤はわざとやったんじゃないかなって勘繰ったんだけどね(笑)。



金沢 それにしてもベルトを見せつけたAJに対する会場の大歓声は凄かったなあ。

    完全にG1を通してファンに認知されたね、AJの存在は。

    そうして試合前に向かい合ったとき、AJは内藤に向かってアピールした。

    棚橋を完全に無視していたよね。

    試合の序盤でも、棚橋が入ってくるとやり合うと見せかけて、

    サッとギャローズにタッチを求めて引き下がった。

    新日本のトップ2人がAJにもてあそばれてる感じ。

GK  試合は内藤がギャローズを完全フォールしたけど、そのあとが問題。

    なんとAJは棚橋のほうへ向かっていった。

    内藤が「ちょっと待った!」コールを出す間もないほどタナ一直線で。



金沢 このあと、棚橋がマイクを持って、「AJが言ったぞ!次の挑戦者は棚橋だって!」

    と喜びのあまり絶叫している。これにて1年ぶりのタナのIWGP戦が決定した。

    去年10月、両国でオカダに敗れ、IWGP挑戦を封印してから1年で復活だね。

GK  試合中、棚橋はAJに掟破りの逆スタイルズクラシュを仕掛けようとしたり、

    DDTの8・17両国大会では竹下幸之介を相手にAJが現代に甦らせた

    ”昭和の技”ペンデュラム・バックブリ―カ―を使ったりしている。

金沢 天才vs逸材、どちらが「ベスト・イン・ザ・ワールド」なのか?

    魅せてもらおうじゃないか!

    今年のベストバウト候補はいっぱいあるけど、

    それを吹き飛ばすような超名勝負に期待したいよね。



GK  そしてメインイベントの『東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦』だけど、

    これまた凄まじい試合になったよね? IWGPヘビー級選手権と謳われていても

    納得のいくような好勝負…いや、名勝負だったよ。

金沢 オカダにとっては危険な懸けになるけど、アンダーソンには失うものがない。 

    千載一遇のチャンスにアンダーソンはすべてを懸けてきた感じ。

    最初こそセコンドの裕二郎も手を出さなかったけど、案の定、

    途中からはやりたい放題。

    しかも、オカダの右腕を徹底的に狙って、

    オカダは途中から右腕が利かなくなって大ピンチ…。

GK  ひとつ気が付いたんだけど、アンダーソンは身体がでかくなっていなかった?

金沢 そうなんだよね!

    これってシングルでじっくり見られるから気付くことなんだけど、

    身体が厚みを増していて、パワーも倍増していた。

GK  真壁も言っていたよね。

    アンダーソンはいまオカダとやっているし、普段組んでるやつらが2m級だから

    そんなに目立たないけど、デカイんだよ。腕も太いし、脚も太いし、力も強いって。

金沢 アンダーソンのパワーって、あのランニング式の

    シットダウン・パワーボムを見たときに驚くよね。

    どんな相手でも軽々と持っていくから。

GK  それに、また真壁がいいことを言っていたね。

    みんな気付いていることでも、やっぱり現役バリバリのトップ選手が言うと、

    一層頷けるから。つまり、「あのガン・スタンっていう技はヤバイんだよ。

    なにかをやってから入る技じゃなくて、カウンターとか1発で決まるだろ?」と。

金沢 そうそう、わかっている話でも真壁が言うから説得力を増す。

    岡山大会のMVPは真壁にあげてもいいんじゃないか(笑)。

    オレなんか隣にいて楽しかったもんなあ。

    ついつい、自分が解説者だってことを忘れて聞き入ってしまった(笑)。

GK  そして予想通り、レインメーカーvsガン・スタンの攻防に入った。

金沢 最後の攻防は圧巻だった。

    もうガン・スタンで一巻の終わり…と思った瞬間、

    オカダがなんと前方空中回転してガン・スタンを回避した。

    それからドロップキック、高角度ジャーマン、そのまま手のクラッチを離さずに

    必殺レインメーカーときたもんだい!

GK  シビれるフィニッシュとはこのことを言うんだろうな。

    ガン・スタンのこんな切り返し方は初めて見た。

    やっぱり、レェェェ~ヴェルが違ったよ、オカダ・カズチカは!



金沢 それから次の対戦相手に内藤を指名したよね。

    内藤はAJにはフラれたけど、オカダからはご指名を受けた。

    やっぱり、G1公式戦でAJ、オカダを破った財産はとてつもなく大きいな。

GK  それに応えて、内藤はコスチュームのまま、戦闘態勢のままで入ってきたね。

金沢 ここで、なにか変化に気付かなかった?

    内藤の立ち居振る舞いがじつに堂々としているんだよ。

    客席から若干のブーイングも飛んだんだけど、我れ関せずという感じ。

    以前のようなファンの反応に一喜一憂していた内藤じゃない。

    俺はお客に媚びは売らない、結果で証明してやる――そんな感じに見えた。



GK  こんなショッパイ写真ですいませんが……

    位負けもしていないし、気持ちで負けていないし、

    本来持っている内藤の勝気さを感じるよ。

金沢 ショッパイはよけいだけど(笑)…これでも解説の合間に

    一生懸命デジカメのシャッターを押したんだからさあ。 

GK  さて、10・13両国のカードも出そろって、

    これで1・4東京ドームのIWGPヘビー級選手権に出場する選手は、

    4人に絞られたわけだね。

金沢 そう、両国大会のAJvs棚橋が今年最後のIWGPヘビー級戦と

    アナウンスされているからね。いまのところ4通りのカードが可能性を持っている。

    結果的には、AJvs棚橋の勝者とオカダvs内藤の勝者が激突することになる。

GK  じゃあ、本命と大どんでん返しは?

金沢 本命=AJvsオカダでオカダがベルト奪還!

    大どんでん返し=棚橋vs内藤で内藤が初戴冠ってところかな!?

GK  ああ、もう東京ドームまで待てない!

金沢 だ・か・ら…11・8大阪府立体育会館のビッグマッチもあるって

    なんど言ったらわかるんだよ(苦笑)。

GK  し・しまった…!