18日、調布の竹内宏介さんの自宅におじゃましてきた。

ご自宅を訪ねるのは、あの日(2012年5月3日)以来のこと。

竹内さんが、天に召された日である。


あらかじめ、奥様に連絡を入れておいて、

大川昇クンと一緒に向かった。


もちろん、一番の目的は竹内さんの仏前で、

「ゴング復刊」の報告をすること。


「この怠け者のボクの背中を

また思いっきり押してください!」


そうお願いしてきた。

そのあと、自宅の2階にある竹内さんの書斎を初めて見せていただいた。

おお、ゴングがあるある、月刊から別冊まで…。


書棚には、北島三郎のコンサートビデオが何本もあった。

竹内さん、北島三郎が好きだったんだ!?

あと、映画では渥美清の「寅さんシリーズ」も多かった。


へえー、意外だな。

私も寅さんシリーズは大好きだけど、どちらかというと、

竹内さんは洋画とか現代ものを鑑賞しているイメージだったんだけど…。


もっと驚いたのは、WWEディーバたちのポスターが

ドカ~ンと貼られていたこと。

そういえば、竹内さん、WWEも好きだったよなあ。



帰り際、奥様からめったに手に入らないプレミアム焼酎『魔王』を

おみやげにいただいた。

奥様は、鹿児島出身なので、こういう貴重なお酒が手に入るらしい。


「あらっ、金沢さん、お酒飲まれるの?」


「ハイ、ボクからお酒を取ったら何も残りませんから」


そんな感じで、レストランで夕飯も御馳走になり、

神戸屋の美味しいパンまでいただいてしまった。


なんというか、週刊ファイトからやってきた外様の不良記者を

可愛がってくれたうえに、そのまま不良中年に育っても

今度は奥様がこうして気遣い優しく見守ってくれる。


GKのGは、ゴングのG…

それに恥じぬよう、やってみせます!