明日(25日)に迫った新日本プロレスの横浜アリーナ大会。

『BACK TO THE YOKOHAMA ARENA』大会名が示す通り、

新日本にとっては、約11年ぶりの横浜アリーナ進出となる。


その大会パンフレットで今回、ワタクシ金沢が

1990年9月、新日本が横アリに初進出して以来、

2003年の11・3大会まで過去、12大会開催された

横アリの歴史を振り返る原稿を書かせてもらった。


題して、

『よみがえる横アリ伝説』。


これがまたパンフレット4ページにわたる、

約7000文字の長文原稿。

単行本の書き下ろし、インタビュー原稿などは別として、

ふつうのコラム等でここまで長い文章を書くことじたいが珍しい。


それでも実際に書き始めて気がつくと、

文章は8000文字を軽く超えてしまい、

あとから随分と削っている。


まあ、悪い癖というか、

私らしい話。

当ブログにアクセスしてくれる方々ならお分かりだろう(笑)。

オファーをもらったときは、「なげぇーよ!」と思っていたくせに、

いざ作業に入ると、それ以上の長文になってしまうのだ。


とにかく、私が定義付けした横浜アリーナとは、

1990年代の新日本にとって、

両国国技館、東京ドームと並ぶ三大聖地のひとつであったということ。


メモリアルマッチ、ドリームマッチ、世代闘争、団体対抗戦、

イデオロギー闘争と、ありとあらゆるテーマの試合が実現した

”闘いのワンダーランド”であったということだ。


それを踏まえて、過去に実現した試合からクローズアップしたのは、

アントニオ猪木30周年メモリアルフェスティバル、

蝶野正洋vsスティーブ・オースチン(NWA世界ヘビー級選手権)、

天龍源一郎vs馳浩、ハルク・ホーガン&グレート・ムタvsヘルレイザーズ、

長州力&永田裕志vs安生洋二&中野龍雄、

武藤敬司vsペドロ・オタ―ビオ(異種格闘技戦)、

長州力vs大仁田厚(ノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチ)などなど。


また、11年前の大会で奇しくもイデオロギー闘争を展開していた

棚橋弘至(棚橋vsTOA)、中邑真輔(中邑&ボブ・サップvs中西学&西村修)、

柴田勝頼(柴田vs天田ヒロミ/K-1ルール)の自分自身との闘いもプレイバック。

彼らがまだ新闘魂三銃士と呼称される以前、夜明け前の出来事である。


その他、外敵エース・高山善廣を破り、

初のIWGPヘビー戴冠を達成した天山広吉ストーリー。

高校2年からの宿敵・永田裕志とのシングル初対決で

覚醒した鈴木みのるの本音など、

11年前の2003年11・3横浜『YOKOHAMA DEAD OUT

~死線を越えた闘い~』から現在へとつながるドラマも追ってみた。


新日本の横アリにクギ付けとなった世代も、

横アリを知らない世代のファンの方も、

ぜひ読んでみてね!


■BACK TO THE YOKOHAMA ARENA 大会パンフレットデータ
価格:1,500円(税込)
B4変形、カラー24ページ

 

横アリパンフはB4サイズの特別仕様!!
11年ぶりに開催される横アリ大会を徹底網羅!
全10試合それぞれの見どころ解説をはじめ、メインで対峙するAJスタイルズとオカダ・カズチカ、

そしてセミで12年ぶりに激突する中邑真輔とダニエル・グレイシーの特別インタビューも掲載。
さらに『ワールドプロレスリング』解説者の金沢克彦氏がこれまでの横アリ大会を振り返る

渾身の原稿も必読!


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