阪神タイガースがヤクルトスワローズに敗れた時点で

ペナントレース優勝が決まったとはいえ、

やはり最後は勝って胴上げといかなきゃサマにならない。


いやあ、ドキドキしながらテレビ観戦していたけど、

2-1と僅差ながら読売ジャイアンツが広島カープを破り、

本拠地の東京ドームで歓喜の胴上げを達成!


それにしても、9回表の投手起用ときたら、

勝負というよりファンサービスそのもの。

セットアッパーとして八面六臂の活躍をした

山口、マシソン、さらに絶対的守護神のクロ―ザーである

西村の3投手を一人一殺でマウンドに上げた。


その起用に見事に応えた3投手。

やっぱり、原辰徳監督はプロレス大好き人間。

この大事な場面、しびれるシーンで

勝負云々よりもファン第一の采配を振るうとは……

まるっきりプロレスの世界ではないか。


キャッチャーもしっかりと阿部慎之助に代えていたし。

まさに絵に描いたような、ファンの望むエンディングを

原監督は演出してくれたわけだ。


まあ、そこには前日の不甲斐ない負け方に対する

お詫びの気持ちも含まれていたのかもしれない。


とにかく、この先まだタイトル争いもあるし、

クライマックスシリーズも控えているけど、

今年の日本シリーズでもっとも観たいカードは、

巨人vs東北楽天ゴールデンイーグルス。


そこでもっとも観たい対決シーンが、

ジャイアンツ打線vsマー君(田中将大)。

これは、燃えるぜ、絶対におもしろい!


…と勝手にプロ野球の話題で盛り上がってしまったけれど、

もう子どものころからプロレス同様に野球が大好き。

そして、もの心ついたころから巨人ファン。

だって、当時、北海道では巨人の試合しかテレビ中継してないんだもん(笑)。

Ⅴ9時代だから、それも当然か?


そこで一番のアイドルであり憧れは、やっぱり王貞治さんだった。

周りは、両親、親戚、友人も含めて長嶋ファンばかり。

だから、自然と王さん贔屓になっていったのかもしれない。


大学に進学して、後楽園球場で初めてナマ王さんを観たときは感動したよなあ。

新浦投手の球速にはちびりそうになった(笑)。

ロイ・ホワイトのホームランボールを手に当てながら獲り損ねたときは、

一生の不覚と嘆いたものだ。


原辰徳のサヨナラホームランを神宮球場で目撃したときは、

興奮しすぎて銀座線を乗り越しちゃったぜ!


というわけで、

全国のジャイアンツファンのみなさま、

おめでとうございます!(元ヤクルト若松監督ふうに)。


それ以外の球団のファンのかた、アンチ巨人のみなさま、

正直すまんかった!