この4月からスカパー!『サムライTV』も大幅な番組改編に入るが、

1日からスタートする新番組『俺たちの新日本プロレス』

(毎月第1月曜日、23時~24時)の初回収録に行ってきた。


番組の内容は、1972年に旗揚げされ

今年41周年を迎える新日本プロレスの

歴史に残る名勝負、事件などを

レアな映像で振り返っていくというもの。


ただし、29日に行った初回収録分は

番組煽りの意味もこめたスペシャル編成。


映像はまったくなし。

3人の新日者(!?)による徹底トークという形式で

新日本の41年を語ってみた。


司会はもちろん“小さな闘魂”ことアントニオ小猪木。

小猪木さんは新日本旗揚げの年と同じ72年生まれだと言うから、

まさに新日本と一体化した人生を歩んでいるのだ(※大袈裟!強引?)


さらに論客陣として、柴田惣一さん(東京スポーツ)

ワタクシ金沢克彦が参戦!


番組の1時間枠…

正確には54分30秒の尺など関係ないとばかり、

85分ノンストップでしゃべり倒した感じだった。


カメラの存在を忘れ、カンペも無視して

プロレス論議に夢中になる芸人と記者の3名は

まるっきりプヲタ状態か?()


ただし、そこはやはり現場を知る人間だけが語れる

意外な事実、裏話なども随所に飛び出している。


例えば90年12月、湾岸戦争中に

日本人人質解放を目的にイラクを訪問した

猪木一行に同行取材した柴田記者の裏話はかなり興味深い。


また、95年4月に開催された北朝鮮・平壌での

『平和の祭典』には柴田記者も私も同行取材しているので、

猪木、アリ、フレアー話などでも大いに盛り上がった。


この85分しゃべりまくりの三者激論を

果たしてMディレクターがどうまとめ編集してみせるのか!?


最後はMクンにプレッシャーを掛けてシメテおこう。

いずれにしろ、オモシロイこと請け合いなので、

ぜひご覧くださいね!!


           金沢克彦オフィシャルブログ「プロレス留年生 ときめいたら不整脈!?」Powered by Ameba


◎放送日=4月1日()、23時~24時


ところで番組収録後、小猪木さんから

DVDのプレゼントをいただいた。


西口プロレス10周年記念

アントニオ小猪木

~小闘魂11番勝負~


これが正式なタイトル。

もともと、芸人たちによるお笑いプロレスから

始まった西口プロレスだから、

お笑い系DVDかと思ったら大間違い!


2008年~2010年にかけて、

突如目覚めた小猪木さんが、

本物・本当の超大物レスラーたちを西口Pのリングに招聘し、

本気で挑んでいった試合を11戦ノ―カット収録しているのだ。


対戦相手は、天龍源一郎、藤原喜明、越中詩郎、鈴木みのる、

高山善廣、ウルティモ・ドラゴン、小島聡、曙、ミノワマン、

飯伏幸太&ケニー・オメガら”ホンモノ”ばかり。


たとえ柔らかすぎる西口Pのマットとはいえ、

相手は超一流なのだから、まさに命懸けだろう。


171分の作品。

私もこれから鑑賞、いや観戦するのを楽しみにしている。


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「小猪木さん、こんなメンバーとリングで向かい合って、

どんな気分なんですか? マジで怖くないんですか?」


「一つ分かったことがあるんですよ。

お笑いとか芸人であることを捨て本気で命懸けで向かっていけば、

選手もちゃんと認めてくれるというか、気持ちに応えてくれるって。

中途半端にいくと、たぶん相手にもされないんだろうなって!」


もしかしたら…この日、最後にイチバン

重い言葉を聞いたような気もする。