4月から番組改編されるサムライTVであるが、

3月のレギュラープログラムとしては最後となる26日の

火曜『速報!バトル☆メン 2000万パワーズ』に解説で出演した。


なぜ、2000万パワーズが付くのかというと、

毎週火曜、午後9時からの生放送はBSスカパーでも視聴できるから。

また、CSやBSではノ―スクランブル放送をしているため、

未契約の人も含めて、全国2000万世帯以上で視聴可能となるのだ。


キャスターは、もちろん三田佐代子さん。

もちろん解説のワタクシは「ノ―スクランブル!2000万ジョニー・パワーズ!!」

と挨拶して、冒頭から三田さんに反省を強いられた。


そして、本日のゲストは、

崇高なるYTRこと矢野通。


つい3日前の3・23後楽園ホール大会において、

NJC準決勝で同門CHAOSのオカダ・カズチカと初対戦した矢野。

敗れはしたものの、ホールは大「ヤノ・ト―ル」コール一色に染まり、

改めて、後楽園ホール男の存在感を見せつけている。


「オレの敗戦はノアの負け。

なんでノアからセコンドが来ないんだ?

オカダには外道さんがいるから、そこの差だよ。

だけど、負けてヤケ酒ってことで、

店(エ―ブリエタ―ス)は超満員で儲かったぞ!」


そういう感じで、すべて自分に都合のいい方向へともっていく矢野。

さすがは崇高なる現GHCタッグ王者なのである。

しかも、なぜか矢野はつねに2本のベルトを持参している。

新日本の会場、ノアの会場、さらにサムライTVのスタジオにも2本を持参。


「だって、オレのパートナー(飯塚)はベルトに興味がないんだもん。

あの人は、祠の中に住んでいるから、連絡とるのも大変なんだ」


まずは、パートナーの生活様式に愚痴をこぼしたものの、

あとは崇高なる王者らしく、崇高なコメントを連発する。


私が「ベルト泥棒」と言えば、

「オレは泥棒じゃない、泥棒というのはコッソリ盗むんだから。

オレの場合は強奪犯だから。強奪されるってのは管理に問題がある」

と新日本にとどまらず、ノアのベルト管理の甘さも指摘する。


「オレの管理能力はどこの団体よりも優秀だからな。

”ヤノソック”と言われてるぐらいだから……

アルソック? そんな巨大組織に立ち向かえるわけねぇーだろ!」


まあ、とにかく口八丁手八丁だから、おもしろい。

単純に、隣に座って話を聞いているだけでオモシロイ!


ところで、新日本のコーナーマットとは違って、

ノアのコーナーのターンバックルは三点仕様に分かれている。

さすがの矢野といえども、外すのに時間が掛かってしまう。


「あれは、わざとゆっくりノアの客に見せてやっているだけ。

スローモーションで外し方を見せてやっているんだよ!

オレが(ターンバックルを)外したコーナーは、

”崇コ―ナ―”って呼ばれてるんだけどな!」


アドリブ、きたぁー!

崇高な……いや崇コーナーときたか!?

マイッタ!

矢野通、恐るべし。

おもしろすぎる、頭の回転よすぎ、アドリブ効きすぎ!


一方で、少しばかり真面目な話をすると逆にドキッとさせられる。

三田さんに「(NJC優勝の)オカダ・カズチカの強さとは?」と尋ねられると、

「あの若さがイチバンの強みだろうな!

やっぱりレベルが違うんじゃないか!?」

とアッサリとレインメーカーの強さも認めている。


ところで、この4月は矢野シーズンといっていいほど、

矢野は大忙しとなる。


ホームの新日本では、

4・5後楽園ホールで矢野&飯塚高史vs鈴木みのる&高山善廣、

4・7両国国技館では、因縁の鈴木みのるとの一騎打ちが組まれている。


矢野は昨年のG1公式戦、今年のNJC2回戦と

鈴木とのシングルマッチに2連勝中。


鈴木戦を優位に進めてきた秘訣を聞くと、

「あの男はすぐ怒るからな(笑)。

怒らせてしまえば、こっちのもんだよ!」

と自信満々。


また、4・13後楽園ホールから開幕するノアの

『グローバル・タッグリーグ戦2013』にも

王者チームとしてエントリーされている。


同ブロック(B)には、前王者の丸藤正道&杉浦貴の他に、

佐々木健介&中嶋勝彦という強力な師弟コンビもいる。

矢野本人によると、矢野が新日本に入門した2001年当初、

健介の付人を務めていたことがあるという。


「オレはべつにどうとも思っていないよ。

やりにくいのは向こうの方じゃないの」


健介vs矢野とともに、かつて同期の盟友だった

健介vs飯塚の再会マッチも注目となる。


「向こうはビックリするんじゃないか?

っていうより、あまりの変わりように

飯塚高史だって気付かないかもしれないなあ(笑)。

だから、このタッグリーグ戦は崇高なチャンピオンのオレに挑戦するに相応しい、

崇高な挑戦者がいるかどうかを見極めるリーグ戦だから」


最後に、別ブロック(A)にエントリーしている

マイバッハ谷口&高橋裕二郎に関して。

三田さんが「裕二郎選手はノアでもR指定トークを連発して

お客さんをかなり引かせてますけど…?」と振った。


画面では裕二郎の試合が流れ、

”高橋裕二郎”とテロップが出ている。


「裕二郎の二に立ての棒線を入れてみな?

”ユウエロウ”になるだろ!」


金沢克彦オフィシャルブログ「プロレス留年生 ときめいたら不整脈!?」Powered by Ameba


完全にまいりました。

お後が、よろしすぎるようで…(爆笑)!