11月25日(日)午後4時~6時、大阪ミナミの

プロレスリングBar『カウント2、99』で開催するトークイベント

『金沢克彦ガチンコトーク120分vol.2』まで、

あと2日に迫った。


昨年の11月27日に、同店の旗揚げ(オープン)1周年の

ゲストとして招かれたときは、ほぼノ―プランでトークに臨んでいる。

というのも、テーマを振られたところで、

話の中身が果てしなく脱線していくのが、

私らしいというか、私の持ち味でもあるから。


あまりに脱線しすぎて、当初のテーマを完全に忘れている(笑)。

私もそうだが、我に返ったお客さんも覚えていない。

ほとんどそんな感じでアドリブトークが120分、炸裂した。


ただし、今回は二度目になるし、

すべてアドリブではよくないだろう。

というのも、自分で前回どんな話をしたのか、

いま思い出そうとしても思い出すことができないのだ。


そうなると、また前回と同じ内容のトークを繰り返してしまう

危険性(?)が多分にある。

私の話を初めて聞くファンの方にとっては新鮮でも、

1年前にも来てくれた方にしてみれば、

「それ、去年も聞きましたよ!」となってしまうだろう。


だから、事前にある程度、テーマは決めておきたい。

まず、ブシロード体制に変わった新日本プロレスは、

この1年で劇的変化に見舞われたから

話がかぶることはないだろう。


昨年11月から続く”後楽園ホール満員伝説”は継続中だし、

突如出現した”レインメーカー”オカダ・カズチカに関しても

存分に語れると思う。


異分子たる桜庭和志&柴田勝頼の話題もあるし、

そこは私らしく、ストレートな分析をしつつ、

知られざるエピソードについても語ってみたい。


もともと、なぜこんなトークイベントが必要とされるのかと言えば、

たとえば、テレビ朝日『ワールドプロレスリング』の放送席や、

サムライTV『速報!バトル☆メン』、『NEW JAPAN ROAD』

などに出演したときには、絶対に語ることのできない話をするためである。


ファンの夢を壊す気は毛頭ないが、事実は事実として、

わざわざ集まってくれたプロレスファンのために語ってみたい。

テレビ媒体などではうまく伝わらない話でも、

直接みなさんと対話すれば伝わると思う。


多少、生々しい話題であったにしても、

それによってプロレスに失望感を抱くのではなく、

むしろ、もっともっと以前にも増して、

プロレスの奥深さに触れ、別の見方、楽しみ方などを

知ってもらう結果になれば幸いである。


私も、そういうトークイベントにしたいと願っている。


そこで今回、ひとつの大きなテーマとして掲げたいのが、

藤田和之vs小川直也戦は実現するのか否か?

IGFによる大晦日興行『INOKI BOM‐BA‐YE2012』、

12・31両国国技館大会の開催はすでに決定している。


来週の週明け早々にも、正式な記者会見が催され、

大会概要、参加選手、主要カードの発表などがあることだろう。

ただし、未だにハッキリ見えてこないのが、

IGF王者・藤田と小川の対戦問題。


東京スポーツ紙を通じての舌戦から、

藤田と小川が直接対峙したのは、

10・16東京ドームシティホール(GENOME23)のリング。


メインイベントで澤田敦士を秒殺(79秒)した藤田が、

「今日が締切りだ。小川、出てこい!」とマイクアピールすると

小川直也がリングサイドに駆けこんできた。


ここで、マイクパフォーマンス合戦が展開されたわけだが、

どう見ても、藤田のマイクのほうが立っていた。

小川の痛いところをチクリではなく、グサリと突いていくのだ。


ところが、これにて大晦日のメインカード決定とはいかなかった。

アントニオ猪木が、難色を示したのである。

プロ入り同期でもある藤田vs小川戦は、

16年越しのドリームカードであり、

マット界を見渡してもみても、

最後の日本人ヘビー級大物対決と言っていいだろう。


そこで、なぜ猪木が難色を示したのか?

猪木は「世界に向けて…」という言葉をヒントとして口にした。

実際に小川戦と並行する形で、IGFは元WWEスーパースターであり、

先月(10月)総合格闘技デビュー戦を勝利で飾ったバティスタ招聘を

プランニングしていた。


藤田vsバティスタなら、日米”野獣”対決である。

ただし、やはり私たちの琴線に触れるのは、

野獣vs暴走王の一騎打ちではないのか?


一旦は鶴の(猪木の)一声で消滅と思われていた

藤田vs小川戦にまた火が灯った。

小川が大晦日に向け猛練習(?)を開始したという

情報が入ってきたことにより、猪木が可能性を示唆したのだ。


いま現在、藤田vs小川戦は実現へ向け動いているように映る。

ただし、実際のところはどうなのか?

小川は「猪木さんがレフェリーをやればいい」など、

話題をプロレス的に持っていっているが、

彼の真意はどこにあるのか?


藤田にも聞いてみた。

19日発行の東スポに、小川による猪木レフェリー案の

記事が掲載されいることを伝えると、

藤田は苦笑しながらもハッキリとこう言った。


「逃げは許さない!

IGFル―ル、プロレスルールなら、

小川直也には得意のノ―コンテストがあるじゃないですか?

猪木会長にレフェリーを要請って…

猪木さんに手を出して、反則負けで逃げるつもりじゃないの?

だから簡単に言うなら、逃げ道なしの総合格闘技ルールでやればいい。

KOか、タップ(ギブアップ)か…それでいいじゃないですか!?」


金沢克彦オフィシャルブログ「プロレス留年生 ときめいたら不整脈!?」Powered by Ameba


さらに、21日発行の東スポ紙上では、

小川の猪木レフェリー案に、当の猪木自身が

「彼もいろいろ考えているんでしょう。否定はしないよ。

心には留めておきますよ」と含みを持たせた。


それを踏まえて、翌22日、

藤田にメールでの回答を求めた。

話し言葉ではニュアンスが微妙に違ってくる場合もあるので、

メールという正式文書(?)で回答を求めたのだ。


以下が、藤田からの返信メールである。


「小川直也は業界の粗大ゴミ。

そのココロは……

いてもなんの役にも立たない、

だけど回収にもやたらお金がかかるから、

なかなか引き取ってもらえないと(笑)。

だからここで一丁、大晦日にボクが

年末の大掃除でもしようかな、

と思っているところです。

ファンもマスコミも口に出さないだけで、

みなさん、同じことを思っているんじゃないですか?」


これを掲載していいのかどうか?

もう一度、再確認したところ、「どうぞ!」という返信があった。

念のため電話を入れて直接確認してみたところ、

藤田はいつもの明るい調子でこう言った。


「だって金沢さん、ボクの話を有料の携帯サイトでしか書いていないでしょ?

もっと、みなさんに伝わるように、ブログにも載せてくださいよ」


そう言って笑うのだ。

たしかに藤田の言う通りで、

この藤田vs小川戦の経緯やら、

ゴタゴタした裏舞台の事情やらに関して、

私は携帯サイト『KAMINOGE Move』のコラムでしか書いていない。


こちらの携帯サイトは、kamiproからの流れで続行しているものだが、

私の週イチの連載コラムは、そのタイトルを何度か変えながらも、

2005年12月1日から、なんとまる7年も続いている。

7年間の長寿連載というのも、なかなかないと思う。


それはともかく、携帯サイトのコラムで私が書いた内容が

波紋を呼んで、かなり各方面を賑わせているようだ。


どこだかの猪木信者、IGF妄信者によるファンブログなどでは、

私の書いた原稿の揚げ足を取っては批判を繰り返しているらしい(笑)。


批判するのは勝手だし、

妄信するのも勝手だが、

事実から目を背けてはいけない。


私はキッチリと取材している。

しかし、取材に答えてくれたマスコミ・関係者たちに

いらぬ迷惑がかかると申し訳ないので、

「そういう情報を聞いた」とか、

「噂話かもしれないのだが…」と前置きしてみたり、

断定的に書かないように気を使っているだけ。

それぐらい、察しろよ(笑)。


見た人、聞いた人…

みなさんの答えが

一致しているのだから、事実である。

そう言いきっていいと思うから書いているのだ。


今回の藤田vs小川戦に関する経緯、

実現するかどうかはまだ分からないが、

今日に至るまでの小川直也のドタバタぶりなど、

トークイベントですべて話そうと思っている。


そういう話に興味のある方も、

ぜひ足を運んでほしい。


それでは、トークイベントの概要を

改めて紹介しておきたい。


☆カウント2.99旗揚げ2周年記念イベントⅢ

●金沢克彦 ガチンコトーク120分vol.2


 (日時)11.25(日)16:00~18:00 *開場15:30

 (料金)2500円(1ドリンク付)

 (参加)GK金沢克彦(元週刊ゴング編集長)

 (内容)昨年に引き続きプロレス解説などでおなじみの

   金沢克彦さんのトークイベントを開催!2012年の

   プロレス界を振り返りながら様々なトークを展開!

   終了後は、お客様と、とことんまで呑みます!

    *予約受付中!


場所:大阪市中央区千日前1-7-7 サンプラザビル3F

   ※大阪プロレス:ム―ブオンアリーナ(旧会場)目の前のビルです


御予約&お問合わせ:プロレスリングBar カウント2、99

             TEL=06-6213-2998

             MAIL=count299@ezweb.ne.jp

                        count299@hotmail.co.jp

 HP:http://count299.jimdo.com/

 ブログ:http://ameblo.jp/count299/


2日後の25日(日)、みなさんと楽しい時間を過ごしましょう。

プロレスが好きで本当によかった!

最後にそう思えるトークイベントにしたいと思います。


なお、『カウント2、99』2周年旗揚げシリーズは、

本日(23日)から開幕します。

開幕戦、第2戦の内容も紹介しておきましょう。


ちなみに、3イベントにすべて参加のお客様は、

1000円のキャッシュバックあり!

 (合計7500円→6500円になります)


☆カウント2.99旗揚げ2周年記念イベントⅠ

怪人ハブ男改め、HUB選手の単独イベント!

「呑んでプロレスを語るの巻」

 (日時)11.23(金)18:00~20:00 *開場17:30

 (料金)2500円(1ドリンク付)

 (参加選手)HUB <旧:怪人ハブ男>

 (内容)トークショー、ビンゴ大会、グッズ販売など

   カウント2.99 2周年旗揚げシリーズイベント第1弾!

   怪人ハブ男改め、HUBが当店にて単独イベントを開催!

   新たなスタートをきるHUBが語り尽くします!

    *予約受付中!


☆カウント2.99旗揚げ2周年記念イベントⅡ

紫雷美央選手の単独イベント!

「総選挙11位&チャンピオンになっておめでとうイベ☆」

 (日時)11.24(土)18:00~20:00 *開場17:30

 (料金)2500円(1ドリンク付)

 (参加選手)紫雷美央

 (内容)以下、紫雷美央選手よりコメント。

   「DDT総選挙で18位以内だったので、公約のソフト

   首四の字を体験して頂こうと思います!!

  (首四の字をご希望の方は、撮影料1000円いただきます。

   ご持参いただいたカメラでの撮影になります。)

   イベントはコスチュームで行います。ベルト獲得の感想

   や11位になった感想、そしてくだらない話を交えて、そ

   の場の勢いとノリで行うイベントです!!

    *予約受付中!


それでは、大阪のみなさーん、

待っていま~す!