どうも私は電車が好きらしい。

特に始発電車などに乗ると、長旅をしてしまう。

2年ほど前の早朝、池袋発→森林公園行きの東武東上線に乗ったら、

池袋⇔森林公園を3往復ぐらいしていた。


おかしいなあ…

早朝5時半ぐらいに池袋から乗車すれば、

6時過ぎには帰宅しているはずなのに。

結局、帰宅時間は9時半頃だった。


そして、またやらかした。

11月2日朝の出来事。

経緯を説明すると、前日まで遡らなければいけない。


1日は、新宿ロフトプラスワンでトークライブを開催した。

私がホスト、あべ由紀子さん(以下、あべちゃん)がアシスタントMC、

ゲストが大谷晋二郎&橋本大地のZERO1師弟コンビ。


まだ20歳を迎えたばかりの大ちゃんはともかくとして、

大谷、あべちゃん、私と揃えば、とにかく飲む!

もうイベント開始(午後7時30分)の40分ほど前から

楽屋でカンパイして飲み始めた。


トークライブ中も、とにかく飲む。

晋ちゃんは焼酎、あべちゃんはビール、オイラは赤ワイン。

大ちゃんも無理をしたのか強くなったのか、

レモンサワ―を計5杯も飲んでいた(笑)。


だいたいトークイベントの出演者が、

自分らで焼酎のボトルを用意してくることなんてあるのだろうか?

晋ちゃんはボトルを空けたし、

私もグラスワインを10杯以上も飲んだので、

ボトル1本は空いたと思う。


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イベントがお開きとなったのは、午後10時半過ぎ。

楽屋で飲み始めた時間から換算しても、

4時間近く飲んでいた。


午後11時に、ロフトプラスワンを出て、

打ち上げという名のもとに正式な飲み会に突入。

Mプロデューサー、Kディレクター、

二次会参加を希望したファンの方も2名参戦。


おっと、もうひとり素敵な(?)ゲストがいた。

ちゃんと自分でチケットを購入して観覧に来ていた

入江茂弘(チームでら)選手。


現在、DDTマットで活躍している入江選手について

詳しく知りたい方は、今週号の『週刊プロレス』を参照のこと。

「レスラー ヒューマンストーリー」というコーナーで、

詳細に彼の半生が描かれている。


おお、当ブログで初めて『週プロ』を宣伝しちゃったよ!

とにかく入江選手はイベントにお客さんとして来てくれたので、

ここまでは入江選手と書いておくが、

ロフトプラスワンを出た時点で、入江クンに変えよう(笑)。


ちなみに、大地は寮住まいなので、

イベント終了後、笹崎レフェリーと一緒に帰路についた。


まず入ったお店がロフトの並びにあるエビスコ酒場。

平日なのにお客さんでいっぱい。

なんとか席を作ってもらった。

と、一番奥のテーブルにはライターの鈴木健ちゃんがいた。


まずは腹ごしらえ。

もちろん、ガンガン飲む。

閉店時間になったので、同じビルのドロップキックへ移動。

私はどちらの店にも初めて入る。


ドロップキックには、同日、新宿FACEで試合(KーDOJO)のあった

TAKAみちのくがKーDOJOのお客さんと思われる人たちと一緒にいた。

だから、傍目にもいつものTAKAじゃあない(笑)。

接待の顔、よそ行きの顔なのだ。


そんなTAKAを黙って放っておく我々ではない。

晋ちゃんが強引に誘い込もうとするし、

私も強引に飲ませようとするが、

まったく乗ってこないTAKA。


「あー、やだやだ酔っ払いは!」とTAKAが嘆く。

そんなTAKAだけど、本当は業界同期にあたる

大谷晋二郎のことが大好きなのだ。


「今の自分があるのは若手時代、新日本ジュニアを経験したから。

ライガーさん、大谷晋二郎への感謝は今でも忘れないよ」


たまたま飲み会などで一緒になると、

TAKAは真面目な顔でいつも私にそう言うのだ。


とにかく飲みまくる我々のグループは手に負えない。

晋ちゃんの電話によって、なぜか男色先生が店に現れた。

夜中の3時ごろの事だから、さぞ迷惑な話だったろう。

しかも車でやって来たから、お酒は飲まない。

男色先生は律義な男(ゲイ!?)なのであった。


閉店時間に追い出され(笑)、みんなバラバラに新宿駅に向かったり、

タクシーに乗ったりしたのだが、そこらへんの記憶がじつに怪しい。


そう言えば晋ちゃんも、大谷ブログのなかで、

「どうやって帰ったのか、よく覚えていない…」

と書いていたなあ(笑)。


私の場合、山手線に乗ったことは覚えている。

おそらく、早朝5時半ぐらいだったと思う。

新宿から池袋までは10分余。

それなのに、ふと我に帰ったときには午前9時前だった。


あんなに空いていた電車が通勤のサラリーマンでいっぱい。

爆睡した結果、どうやら山手線を3周ほど回ったらしい。

(※ちなみに、石井智宏は山手線6周という大記録保持者)


やっと池袋で降りて、東上線へ。

下り電車だから空いている。

また眠らないように気をつけて、

ようやく我家のある駅に到着。

急に腹が減ってきたので、吉野家に入り、

旨辛カレー丼を食べた。


そこでバッグをアサってみて気が付いた。

携帯電話が見つからないのだ!


これはヤバイ。

過去、携帯電話を水没させたことは何度かあるけど

(※一度は洗濯機に入れて洗濯してしまった)、

紛失したのは初めてだ。


これはおそらくドロップキックに置き忘れたかなあ。

とにかく帰宅して眠り夕方起きてから、

まずドコモサービスに電話して、

携帯電話にロックを掛けてもらった。

なぜか電源を切ってしまっていたので、

GPSでの捜索は不可能だった。


2日には、新日本の後楽園ホール大会がある。

後楽園ホールへ向かい、ドロップキックの開店時間(午後7時)に

合わせて電話を入れ、確認してみた。

ところが、携帯電話の忘れ物はないという。


ウワ―、これにて一巻の終わりか?

そのとき思わぬ助け舟を出してくれたのが、

新日本プロレス映像班の紅一点であるNさん。


「もし電車に置き忘れたなら、届け出があれば分かりますよ。

その路線ごとに落し物、忘れ物を一括して管理しているから、

サービスセンターに電話すると分かるそうです」


そうか、電車という線も捨てがたい。

なんせ山手線に3時間以上も乗っていたのだから(苦笑)。

Nさん、ありがとう!

そこで帰宅してから、ネットを検索してみると、

確かに24時間のサービスセンターがあった。


問い合わせると、紛失したと思われる時間帯、

携帯電話の番号、特徴、私のフルネームを聞かれた。


「問い合わせます、そのまま少しお待ちください」

と言われてから1分もしないうちに、

「お問い合わせの携帯電話に該当する届け出がありました。

現在、新橋駅の3番・4番ホームの事務所で預かっています。

4日まで保管していますから、取りにいけますか?」との回答。


行けますとも、行きますとも!

翌3日夕方、1時間かけて新橋に向かい、

ドキドキしながら携帯電話と対面。


「おお、オレの携帯だ!

さぞ淋しかったろう?

辛かったろう?

よく帰ってきてくれたなあ…

これぞ奇跡の生還だぁー!!」


私は心のなかで快哉を叫んだのであった。

ちゃんと届け出てくれたどなた様か、本当にありがとう!


ところが、また問題発生!

早く帰宅して『日本シリーズ第6戦』を観たいのに…。

前日深夜、電話サービスでロックを解除したはずなのに、

おまかせロックが掛かっていて電話が使えない。


今度は新橋駅前を歩きまわり、ドコモショップ捜索の旅へ。

20分ほど歩きまわって見つけた。

看板の灯りは消えていたけど、中は明るい。

土曜日は午後7時まで営業と書いてある。


いま、6時半。

セーフ!

15分ほど待つと、番号を呼ばれ窓口へ。

どうも女の子の応対が心もとない。


「だから!」と声を荒げそうになるが、

ネームプレートに実習生と書いてあるし、

顔を見ると女優の須藤理彩が10歳ばかり

若返ったような美人なので、

「だからね…」と口調が優しくなってしまった。


ともかく、おまかせロックも無事解除された。

留守電とメールをチェックしてみると、

やはり凄まじい数の電話とメールの着信があった。


なかでも、嫁さんからの着信電話&メールは怒濤の数!

2日の午前8時頃には、

「無事なの?」「どうしたの?」「大丈夫?」

といった内容。


それが9時過ぎあたりからは、

「連絡しなよ!」「なにやってるの?」「どこかで寝てるんじゃないの?」

とキツクなっていく。


トドメは、「ふざけんなよ!」だった。

ワタクシ、ふざけていたわけではないのですが…。

まあ、そういうわけで一件落着。


みなさんにも、こういう経験ってありませんかね?

それよりなにより、今回はササッとまとめられると思って書き始めたのに、

こんな話題でまたも超大作にしてしまった自分に嫌気がさしている。


本当なら、この話題を短くまとめて、

下の写真を掲載し、こちらをメインに書こうと思っていたのに…。


               金沢克彦オフィシャルブログ「プロレス留年生 ときめいたら不整脈!?」Powered by Ameba


すまない、スイ―ツ真壁どの。

申し訳ない、セクスィー三田さん。

これは6日(火)に出演したサムライTV『速報!バトル☆メン』

生放送終了後の記念撮影。


珍しくジャケットを着用しているワタシ。

しかも、はるか上写真のトークイベントのときと同じジャケット(笑)。

いや、最初はYシャツにネクタイもしようかと思っていたのだ。


というのも、いま毎週火曜、夜9時からの生放送は、

BSスカパーでも観られるし、BS、CSではノ―スクランブル放送中。

サムライTVに未契約でも、全国2000万世帯以上の人たちが観られる。


だから、番組タイトルも『速報!バトル☆メン 2000万パワーズ』ときた。

そこで、APのKさんから出演オファーをもらったとき、

「いつもより少しだけちゃんとした服装で」

「いつものように、果てしなくふざけないように!」

という二つの注文が付いたのだ。


そこでネクタイ案も自分のなかで出てきたのだが、

よく考えたら真壁はチェーンを巻いているんだから、

オイラはべつに普通にしていれば普通に見えるだろうという結論に達した。


最後に、番組の感想。

真壁は本当に弁が立つし、主張にも説得力がある。

それに、控室でも生放送中も、いい表情をしていた。


私は、真壁がまだ練習生のころからよく知っているので、

彼の表情を見たり会話をしてみると、なんとなくわかる。

コンディションの悪いとき、

精神的にシンドイときなどは、

すぐ顔に出るタイプなのだ。


今の真壁は、イキイキしている。

笑顔も輝いている。

この様子なら本業のリング上で、

近々、大仕事をやってのけるのではないだろうか?


この年末から1・4東京ドームにかけて、

ぜひ真壁刀義に注目してもらいたい!