”胃袋掴み”といえば、あのダラスの帝王ことフリッツ・フォン・エリックの

アイアンクロ―(顔面掴み)と並ぶ、2大必殺技。

ストマッククロ―を日本語に訳して胃袋掴みと称していた。


ちなみに、クロ―とは鳥獣類の”カギ爪”のこと。

エリックのキャッチフレーズが”鉄の爪”であったから、そうなった。

忘れもしない、40年前の出来事。

1971年9月6日の札幌中島体育センター。


UNヘビー級王者・アントニオ猪木の3度目の防衛戦の相手が、

当時、ジャイアント馬場のライバルであり、猪木より格上と見られていたエリックだった。


60分3本勝負の1本目。

当然のようにエリックのアイアンクロ―を徹底マークする猪木に対し、

アイアンクロ―のフェイントをかけてから、ストマックを鷲掴みにするエリック。


あぶら汗を流しながら激痛に耐える猪木だったが、

ついにギブアップ。

エリックの恐ろしさをまざまざと見せつけられた格好だった。


そこで奮起した猪木は速攻をかけて、2本目を奪取。

結局、3本目は両者リングアウトに終わり、

猪木が命からがらUNヘビー級王座3度目の防衛に成功している。


当時、小学校4年生の私はテレビの画面に釘付け状態。

オレンジタイツ姿(※記憶が正しければ…)の猪木が、

エリックの胃袋掴みに悶絶する姿が強烈に焼き付いてしまった。


……と、ここまで勿体ぶって前ふりが長いと、

そろそろ帝王の怒りを買いそうなので(笑)、本題に入ろう!


つまり、プロレス界の帝王・高山善廣が焼き鳥屋をオープンするのだ。

その名も、『胃袋掴味』と書いて、『Stomach Hold』である。

「皆様の胃袋を掴ませていただきます」が店名の由来。


無論、いくら帝王が強くて怪力だからといって、

マグロの解体ショ―のごとく、

その場で鶏をしめて料理するわけではない!


あっ、また帝王に怒られるなあ。

宣伝してくれてるのか、営業妨害なのか!?

どっちなんだ、エ―!?


そう言われかねないので、真面目に紹介することにする。

同店は、健康嗜好の鳥肉好きとして知られ、

相当なグルメでもある高山がオーナーを務める。


夜は焼き鳥を中心としたメニューが並び、

今月中にはランチタイムで、鳥ラーメンの営業も開始する予定だという。

とにかく、食、鳥、健康にこだわっているお店なのだ。


金沢克彦オフィシャルブログ「プロレス留年生 ときめいたら不整脈!?」Powered by Ameba


12月10日(土)、代々木上原にてオープン!


場所:東京都渋谷区上原1-35-6 第16菊池ビル1階

   (小田急線 代々木上原駅 南口より徒歩1分)

TEL:03-6314-7605


営業時間:昼11:00~14:00(今月中に営業開始予定)

      夜18:00~23:00Last Order


また、店内には高山がこれまで獲得したベルトのレプリカが陳列される。

食には人一倍のこだわりを持つ帝王が提供する焼き鳥、鳥ラーメン、

是非とも、ご賞味あれ!

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では、もう一丁。


胃袋掴味ーStomach Hold-


明日、12月10日(土)にオープン!!