本日(12月8日)発売の『燃えろ!新日本プロレス』至高の名勝負コレクションVol.5は
まさにタイガ―マスク尽くし、タイガー伝説満載のDVDブックとなっている。
今回の全試合ノ―カット収録(72分)されている闘いは全4戦。
『タイガ―マスク、世界への飛翔!』のタイトル通りに、
すべて初代タイガーマスクにとっては記念に残る名勝負である。
・刺客”暗闇の虎”の魔手を退け2冠達成!!
タイガ―マスクvsブラック・タイガー
(1982年5月26日、大阪府立体育会館)
・本場メキシコのならず者と場外大乱闘!!
タイガ―マスクvsエル・カネック
(1981年12月8日、蔵前国技館)
・アメリカ熱狂!歓喜の殿堂に虎が舞う!!
タイガ―マスクvsダイナマイト・キッド
(1982年8月30日、米国ニューヨーク州マジソン・スクェア・ガーデン)
・タイガーマスク変身以前、素顔の武者修行!!
佐山サトル&グラン浜田vsベビー・フェイス&ぺロ・アグアヨ
(1980年4月3日、メキシコシティ エル・トレオ・デ・クアトロ・カミノス)
1982年4月に出現した初代ブラック・タイガーの正体は、”ローラーボール”マーク・ロコ。
タイガーのイギリス遠征時代(※サミー・リー)の最大のライバルでもあった。
2代目=エディ・ゲレロ、3代目=シルバーキング、4代目=ロッキー・ロメロ、
5代目=?と、タイガ―マスク同様にまるで世襲制のように続くブラックの歴史。
それだけをとっても、いかに初代ブラックのインパクトが強かったのか、
分かってもらえると思う。
まして、この試合の前日(静岡大会)に、タイガーはレス・ソントンを破り、
NWA世界ジュニア・ヘビー級王座を奪取。
NWAジュニア王者として、ブラック・タイガーの手に渡っていた
WWFジュニア・ヘビー級王座へと挑戦する。
これに勝利を収め、文字通り最強の2冠王となった記念すべき試合でもある。
また、カネックの場合、ジュニア時代の藤波辰巳のライバルという印象が強い。
まして体が大きく、すでにヘビー級に近い存在だった。
そのカネックとの乱闘劇にタイガ―らしからぬ魅力を発見できるはず。
米国ニューヨーク、プロレスの殿堂MSGで行なわれた鉄板カード、
キッド戦は、WWFサイドのリクエストによる米国直輸入マッチ。
タイガ―vsキッドの一挙手一投足に観客がどよめき、大爆発する。
まさに、異次元の闘いはアメリカのファンをも完全にタイガ―の虜としてしまった感もある。
のちに、キッドはWWFマットに定着してスター街道を突き進むことになるが,
キッドにとっても記念すべきWWFマット初登場マッチである。
タイガ―マスクが誕生する1年前、メキシコでサトル・サヤマとして活躍していたタイガ―。
サヤマの主戦場はNWAだったが、UWAの重鎮・グラン浜田の存在によって、
売れっ子のサヤマだけは両団体を股に掛けることができた。
対戦相手は、日本でもお馴染みの実力派チーム
ベビー・フェイス&ぺロ・アグアヨ。
素顔でもそのム―ブはタイガ―マスクそのものだ。
タイガ―マスク誕生のまる1年前、若さ溢れる佐山サトルの雄姿を堪能してもらいたい。
・発行元=集英社
・価格=1680円(税込)
なお、燃えプロでは現在、定期購読キャンペーンを実施中。
期間中(2012年2月29日)に定期購読を申し込まれたかた全員に
以下を収録した秘蔵映像集DVDをプレゼント。
①日本プロレス時代のアントニオ猪木vsドリー・ファンクJr.
②アントニオ猪木vsマサ斎藤の巌流島決戦
③藤波辰爾×長州力×初代タイガーマスクの撮り下ろしスペシャル対談
★詳細は『燃えろ!新日本プロレス』特設サイトまで(パソコンのみ)
http://weekly.shueisha.co.jp/moero/
それでは、恒例のアレをアレして、締めてみよう。
隔週木曜日は”燃えプロ”の日!