本日(10日)発売の『燃えろ!新日本プロレス』には、

いよいよ闘魂三銃士が登場する。


昭和から平成へと時代が変遷する最中、

プロレス界にも大きなウネリが生じ始める。


猪木時代から、タイガーマスクの誕生、さらに長州vs藤波の名勝負数え唄、

また、猪木超えを睨んで世代闘争のど真ん中を驀進する長州力。


さらに、新時代のヒーローとして出現した闘魂三銃士…。

プロレス界が変化し、ハッキリと時代が動くさまを、この第3号では網羅している。


金沢克彦オフィシャルブログ「プロレス留年生 ときめいたら不整脈!?」Powered by Ameba


完全ノ―カットのDVD収録試合は次の通り。


☆第3号収録試合


元祖・下剋上!名勝負数え唄の真骨頂!! [1983年4月3日、蔵前国技館〕

藤波辰巳vs長州力(WWFインターナショナル・ヘビー級選手権)


猪木号泣!革命戦士が世代交代達成!〔1989年2月22日、両国国技館〕

アントニオ猪木vs長州力


三銃士結成、幕開けの伝説バウト!! [1988年7月29日、有明コロシアム〕

藤波辰巳&木村健吾&越中詩郎vs武藤敬司&蝶野正洋&橋本真也


第1回G1決勝、新時代にザブトン乱舞!! [1991年8月11日、両国国技館〕

武藤敬司vs蝶野正洋


これまた、凄まじいメニュー。

私的な話になるが、83年の4・3蔵前大会を

私は1ファンとして蔵前国技館の桝席で観戦していた。

長州が初めて藤波を破った瞬間、国技館が揺れた。


客席が揺れるのと同様に、リング上では長州がマサ斉藤と抱擁を交わし、

歓喜のジャンプを繰り返す。

名勝負数え唄のプロローグにして、最高の名シーンである。


猪木vs長州の世代闘争に関しては、前年7月、長州が初の猪木超えを達成。

時代が平成に変わって、またもリキラリアット連打の前に猪木が沈んだ。

リング上で号泣する猪木……事実上、猪木時代の終焉を予感させるドラマである。


闘魂三銃士の記念すべき凱旋マッチ、

さらに第1回『G1クライマックス』での大どんでん返し、

新時代の幕開けに関しては、もう説明不要だろう。


1990年代を駆け抜けた、平成プロレスの申し子である三銃士。

彼らの野望に満ちたファイトの原点を今一度、確認してもらいたい。


さて、メインの冊子(20ページ)のほうでは

今回、私が闘魂三銃士の結成秘話、長州現場監督と三銃士の関係、

また、第1回G1の裏話などを語っている。


多少、辛口というか、単なる試合紹介ではなく、

武藤、蝶野、橋本の当時の本音に迫っているので、ぜひ御一読を。


猪木、長州、藤波闘争を語っているのは、櫻井康雄さん。

恒例の外国人レスラー名鑑には、タイガ―・ジェット・シンが登場。

詳説!新日イズム、

実録!新日本プロレス事件簿(アンドレvs前田戦の真相)、

プロレス秘宝館……と、こちらも充実のメニュー。


ここで、事件発生!?

プロレス雑学王では、私が橋本真也さんのイタズラ・エピソードを語っているのだが、

なんと原田久二信先生によってイラスト化されてしまった。

そこだけ、ちょっと公開すると、こんな感じ(笑)。

  

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どう見ても全盛期の破壊王に、どう見ても今の私が撃たれているサマがスゴイ!

しっかし、オイラってこんな顔なのかなあ…やっぱり似てるかなぁ?

まあ、原田先生に描いてもらったのだから、光栄ですワ(笑)。


DVDでよみがえる闘いのワンダーランド

『燃えろ!新日本プロレス』

至高の名勝負コレクションVol.3


『長州力&三銃士 闘魂を継ぐ者たち!』

11月10日(木)発売

発行=集英社

価格=定価1680円(税込)


さあ、合い言葉はもちろん、隔週木曜日は燃えプロの日!