さて、昨日のブログに掲載した写真を送ってくれた友人から、今日も電話があった。
「いやあ、金沢さん、ありがとうございます! 写真も記事も最高ですよ。だけどね、一点だけ気になるというか、残念なことがありまして……コメント欄の書き込みが少ない!」
「だって、それは読んでくれた人も写真の人物が誰だか分からないから戸惑ったんだと思うよ」
「そんなあ……せっかくカワイイ我が子の写真を初めて公開させてもらったのに」
「そういうのをなんて言うのか、知ってる? 親ばかって言うんだよ(笑)」
「ああ、ヒドイ! たしかに親ばかですよ。でも、せっかく金沢さんのブログ開設祝いに送ったのに。もっとがんばってAKB48のブログぐらいの書き込みがなきゃダメじゃないですか!」
「AKBってね、アンタ……それをなんて言うか知ってる? 逆ギレって言うんだよ」
「アッハッハッハハハ!」
「じゃあ、ちゃんと親子のツーショットを送ってよ。正体が分かるようにさあ」
「ハイ、じゃあ、今から撮って送りますよ!」
ありゃ、カワイイ!
そして、うしろで抱っこしている人物、まるで銅像のように赤銅色に日焼けしたゴッツイ男。
もう、お分かりでしょう! リアルビ―ストこと藤田和之。
この子は藤田家の長男で、2009年10月8日に誕生した藤田親伯(みはく)クン、1歳と9カ月。
実は、この親伯クン、 出生地が米国カリフォルニア州アナハイムなので、日本国籍とアメリカ国籍の
二つを持っている。米国名は『Mihaku ”TIGER” Fujita』で、ミドルネームに”タイガー”が入っている。
パパのニックネームがビーストで、息子がタイガーなのである。
藤田がラグナヒルズの住宅街にマンションを借りたのは、6年前のこと。というのも、そのマンションの
ほど近く、徒歩15分の距離にトレーナーであるマルコ・ファスの道場があるため。最初はホテル泊まりだ
ったが、マルコから「マンションを借りたほうが安くて済むから」というアドバイスを受けて、プールやジム
も完備した集合マンションのひとつを借りることにした。
その近くの病院で生を受けたのが、親伯クン。
ところで、パパのほうは、もう随分と長くリングから遠ざかっている。
「ところで、藤田パパのほうは、体は元気なの?」
「ええ、元気な40歳のオッサンですよ。でも体重は120kgで昔とぜんぜん変わってないんですよね」
「じゃあ、いつでもリングに上がれると。上がればいいのに!」
「だから、開店休業中ですよ。昔から『藤田クンは毎日が夏休みだ』って、金沢さんも冷やかしていたじゃ
ないですか(笑)。今はもうスズメバチとの闘いで大変なんですから。昨日なんか9匹も退治しましたよ」
たしかに、昔は「毎日が夏休み」とか「年中、盆と正月」とか言って、試合数の少ない藤田をよくからか
ったものだ。ただし、今となっては、もう一度、リングで暴れまわる野獣の姿を見てみたいという衝動に駆
られることがたびたびある。
「そうだ、親伯クンが大きくなったら、親子タッグを組めばいい。ビースト&タイガーだよ。本名がタイガー
藤田なんだから、もうリングネームになっているじゃない?」
「もうそのときボクは還暦ですよ、金沢さん(笑)。でもね、永田先輩の息子さん(裕生クン)は親伯と生
まれた日が近いんですよ(※09年10月21日生まれ)。だから、息子同士のタッグならどうですか?」
「それは見たい! ビースト・ジュニアとブルージャスティス・ジュニアだね」
「チームJAPANの復活ということで。ただし、青義軍はダメですよ(笑)。子どもは自由にのびのびと育ってもらいたいけど、そこだけは親として口を出させてもらいます。青義軍だけは絶対ダメです!」
ということで、早くも青義軍入りは拒絶の構え(笑)。
さあ、永田パパのほうは、どう出るか!?
本当は、私が気に入ったほうの写真を載せるという話になっていたが、虎のTシャツを着た”タイガ
ー”親伯クンがあまりにカワイイので、もう一点おまけで掲載させてもらう。
藤田パパとのツーショットは、なんとなく”マルコメ君”コンビという感じもする……。
どうです? 実に微笑ましいショットでしょう!
〈このシリーズ、続くかも!?〉