![ほしのおうじさま [ 福本友美子 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/3969/9784074483969_1_2.jpg)
「ほしのおうじさま」
原作/アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ
文/ルイーズ・グレッグ
絵/サラ・マッシーニ
訳/福本友美子
発行日/2021年11月30日
発行元/主婦の友社
定価1500円(税抜き)
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/590.png)
それで図書館で借りられる絵本版を借りて読み比べしてみたんだけど、個人的にこの「ほしのおうじさま」が一番良かったです。
絵は原作のサン=テグジュペリの絵ではないんだけど、とても美しくて。
この表紙のデザインもとても素敵で、星と金色の文字の部分がキラキラしてるんです。
素敵が詰まってる…
(私が良書だと思う絵本って、ストーリーの良さに加えて表紙のデザインもとても重要だと思っています)
肝心のストーリーは、この絵本には毒蛇は出てきません。
なので毒蛇に噛まれる描写もありません。
星の王子さまが星に帰るシーンはまるまるカットしてあるので、ここは好みが別れると思います。
でも私はこれもアリだなと思って。
個人的に、星の王子さまが毒蛇に噛まれて魂だけ自分の星に帰る、というのがかなりショックだったので、我が子も原作が読めるぐらいの年齢になってから知ればいいかなと。
文を書いたルイーズ・グレッグさんはイギリスの詩人だそうです。
簡潔に文章がまとめられていて読みやすかったです。
低学年の子に読むのに丁度いいボリュームだと思いました。
それもこの絵本を気に入った理由です。
皆様もいろんな出版社から出ている星の王子さまの絵本を読み比べてみて、お気に入りの一冊を見つけて下さいませ
↓その他の絵本版「星の王子さま」
↑集英社版
69ページもあってかなり長いです。一般的な物語絵本が30ページ前後です。
読むのにかなり時間がかかりました。
我が子は途中で興味をなくしていました(|||´Д`)
「ほしのおうじさま(主婦の友社)」に出会わなければ、こちらを購入候補でした。表紙のデザインも素敵だったし。
↑白泉社版
絵本って感じではなかったんだけど、文章が上手くまとまっていて素敵だなと思いました。
こちらも購入候補に考えていました。
↑徳間書店版
パペットアニメの映画版の絵本。
毒蛇にかまれる描写なし。
内容はしっかりしてた印象。
映画版を観てみたいな。
↑ひさかたチャイルド版
パイロット出てこない。かなり中略してある。へびに噛まれる描写なし。最後はハッピーエンド。乳幼児向けかな。私的になし。
↑金の星社版
今年の3月に出たみたい。
どんな感じなのかな?読んでみたいな。