病気と病名はそもそもが違います。

現代人が陥っている1つとして数字が最初で次が状態という捉え方です。

まずほとんどの病気の始まりを指揮しているのが病名です。

病名の破壊力は今何も不都合な症状がない人間に対しても効力を発揮する点にあります。

病名ほど現代人を支配できるツールは類を見ません。

当たり前の話ですが、素人が見てもボロボロの状態の人間であれば、検査所見で悪いと認定されている数字が出ていても病人扱いされても当然だという事です。

しかし、誰が見ても健康にしか見えない人間が検査所見によって悪いと認定されている数字が出た瞬間に医者は勿論の事、本人も自分を病人扱いにしてしまいます。

健康な人間をいかに病気にできるかが医療の本質でもあるわけです。

病名などというものは、はっきり言って誰でも付ける事が可能です。

これほど適当で、これほど主観的で、これほど馬鹿馬鹿しいものはありません。

病名を増やせばリンクした投薬や新薬の数を増やし続ける事ができます。

病名は薬漬けを意味する刻印です。

つまり病名を捨てない限り断薬にはならない事も意味しています。

病気も人類は病名と同じように捉える傾向にあります。

そもそも病気とはその状態を表しているだけであり、絶対に治さなくてはいけないものではありません。

病気という名称すらどうでもよい事です。

例え頻繁に頭痛になろうが咳き込もうが、その症状との付き合い方次第です。

これを無理に消そうと下手なものに手を出し、悪化を招き続けている者が後を絶ちません。

問題というのは実は人によっては問題にならず、問題として受け入れた者だけに問題が起こります。

病気や病名も実は自分達が生み出している事を、多くの人間が考えなくなってしまっていると私は考えます...