友人でもある北の漁師の訃報。
なんとなく憂鬱な気分になったこともあり
気晴らしというか、気を紛らわす感じで
今週も貧果覚悟で千葉方面へ向かった。
なにしろここのところアナゴの姿をほぼ見ていない。
ならばココなら完全”ボ”ということがないだろうと来てみたよ。
仕掛けをセットしてから天国へ旅立った友人との惜別の杯をあげる。
そういえば漁師さんと友人になったきっかけって渓流釣りで
旧ヤフブログでの情報交流だったんだよなあ。
今年は〇ロナも落ち着いたんで、行くからヨロシク~とは伝えたんだけど、、、
アルコ入ってしまったんで
今夜は長丁場になるという覚悟。
その前に情報収集へ周辺の状況を聞いてみた。
週末にもかかわらず人少な目なことの原因はおおむね理解した。
これは今夜も厳しそうだ。
【敵機来襲!】
日が落ちてさあ始めますかと仕掛けを投入すると
いきなりブーーーンと大きな黒い物体(暗くて確認できない)がこちらめがけて
飛んできて、自分の周りをまとわりつく
始めはスズメバチかと思い恐怖したけど、その正体はカナブンだった。
よせばいいのに竿で振り払おうとしたら仕掛けが絡み、いきなりトラブルとなって
暗がりのなかで仕掛けを修正せざるを得なくなる。前途多難な雰囲気。
ここでの現象なのだけど
意外なエサ取りに悩まされるのよね
それはおそらくそこ付近に無数にいると思われる黒バイガイで
仕掛けを放置すると、それらにエサ(サンマ切り身)浸食されてボロボロになってしまう。
なので仕掛けを定期的に動かさないとアナゴのアタリは出にくい。
予想通りアナゴからのアタックは少なく、開始2時間近くでようやく1匹目が掛かった。
これでなんとか完全「ボ」は免れたのだが
その後もアタリは遠かったが、なんとか夜10時過ぎまでやって4本釣ることができた。
せっかくなので炭火でじっくりと美味しくいただきたい。
とりあえず小さめなのを2本だけ焼いてみた。
間違いない、やっぱ白焼きが酒のアテに最高でしょ。
陸っぱり釣り場が立ち入り禁止になっていく昨今
ここ大貫港は貴重な釣り場といえる。
漁師さんの温情というのもあるであろう。
なので釣り場での駐車とかゴミとか迷惑かけないように心がけたい。
この日はかなり厳しい状況だったらしく
ほとんどの釣り人は釣果ナシの人が多かったようだ。