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~前回のブログ~

 

 

今回から、抗がん剤の投薬が開始となります。

 

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<2024年2月21日>

久しぶりの通院。

まずは詳細の病理検査の結果から。

やはり先生のおっしゃったとおり、腸が大本(消化器型(消化管型)リンパ腫/ハイグレード進行が早く悪性度の高い低分化型)でした。

肺の方も転移した可能性とのことです。

 

ローグレードであってほしかったのですが、8歳~11歳くらいまでが一番なりやすいみたいなので、結果はやはりハイグレードでした...。

 

今日からいよいよ抗がん剤の投薬が始まります。

 

抗がん剤投与の日は、朝から病院に行き血液検査を行い、数値に問題がなければ半日かけて投薬してもらい、夕方にお迎えに行くという流れになります。

 

もなかが行うのは猫の抗がん剤治療法は、UW25 プロトコールというものになります。

 

    

~UW25プロトコールとは?~

 

通称UW25という抗がん剤によるプロトコール(治療計画)により治療を行います。

 

リンパ腫の治療では抗がん剤の単剤使用よりも多剤併用で薬剤強度を強くした方が生存期間が長くなる傾向があります。


また抗がん剤開始後、4週目のドキソルビシンの投与が終わると次回の来院が2週間後になることから、寛解した状態で4週目を迎えることができれば飼い主様の通院負担や経済的負担が少し楽になると考えられ、初期導入の4週間の治療経過を良好に安定させることが長期生存を得られる鍵と考えれられます。

 

リンパ腫の抗癌剤プロトコールについて/引用:ふく動物病院HPより

 

この日のもなかの血液検査の数値は、

 

白血球:141.8(28.7~170.2)

赤血球:729(654~1220)
ヘモグロビン:10.8(9.8~16.2)
赤血球容積比:33.4(30.3~52.3)

好中球:12870(1480~10290)

()は正常値

 

 

抗がん剤は骨髄を攻撃するものでもあるため、十分な白血球や好中球の数字が必要とのこと。

特に好中球が2500をきると、抗がん剤を打つことは出来ないとのことでした。

今回数値は問題ありませんでした。

 

そして今日投薬していただくのはビンクリスチンというお薬になります。

 

    

~ビンクリスチンとは?~

 

リンパ腫に対して、中等度の効果がある注射の抗がん剤。微小管と呼ばれる細胞内の器官の働きを阻害します。

もなかの場合、アナフィラキシーや嘔吐・下痢といった副作用が出る場合がある。

 

先生曰く、副作用が出る場合は早くて3~4日後になるとのことでした。正直としては嘔吐や下痢ということです。

 

 

病院いやいやもなか。頑張っていこうね!

 

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一旦もなかをお預けして帰宅。
部屋の片づけなどをしながらも、気になってそわそわしてしまいます。
どうか、もなかがあまり苦しまずに薬が効いてくれますように...。
 
そして夕方のお迎え。
動きはいつも通り(病院のときは動き回ってよく鳴く)の様子で一安心。
先生も「頑張ってくれましたよ」と言ってくださいました。
 

家でご飯を食べない日が続いたり、嘔吐・下痢の症状が出た場合は病院に連れてきてくださいとのことでした(特にデリケートな時期でもあるため)

 

その他は、ご飯なども特に制限はなく(とにかく食べてもらうことが大事なため)、とにかくいつも通りに過ごさせてあげてくださいとのことでした。

 

幸い家に帰って、ご飯も少し食べてくれました。

 

 

ちなみに、ご参考までに今回の費用はこちら。

<2月21日>

半日入院、抗がん剤投薬、血液検査、エコー、お薬etc...  計33,572円

抗がん剤1回につき、おおよそ3万円前後掛かってきます。

 

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ドキドキの初日でしたが、何とか一日を終えることができました。

よく頑張ったね、もなか!

 

次回も、またご覧いただけましたら幸いですニコニコ