趣(おもむき) | ほるすの風

ほるすの風

風の吹くまま、気の向くままに・・・。

満開の桜が雨と風にあおらてハラハラ散っていく

潔い  というのか 残念  というのか

まだ散らないで~

って思う人がたくさんいるよね


そんな桜を眺めながら

昨日の私の思考回路の矢印は なぜか

『蝉』     に向いた

残暑厳しい中、精一杯鳴いている

蝉の声=夏=とにかく暑い   ためなのか

まだまだ 鳴いてて~

って思う人は少ないよね

(私が蝉が苦手だからかな?)


そんな桜を眺めながら

今日の私の思考回路の矢印は なぜか

『チューリップ』     に向いた

絵に描かれるような形のままで咲いてる時間は短い

花びらに包まれてたおしべとめしべが現れてくると

あ~あ、もう終わりだね

って済ませてしまう人が多いんじゃないかなあ


同じように盛りの時間は短いのに

愛でられ方がぜんぜん違う

昔の人の感覚だったら

きっと

同じように『趣』を感じとれたのかな?